Readings

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 近況を少々。

 現在、読書はペースダウンしていてほとんど休止中。このところ、調べなくてはいけない件、決めなくてはならない案件が多くて、本を読む時間が確保できない。ついついオリンピック中継やツイッターをながら見してもしまうし。入浴中くらいしか本を読んでいないのではないだろうか。

 それでも、今日は新刊をチェックにジュンク堂へ。他数冊についても迷いつつ、決定的に読みたい本がなかったので、6冊に止めた。『虐殺器官』(伊藤計劃、ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)は 今年 昨年若くして亡くなったSF作家の長編デビュー作。以前から気になっていたものの、なぜかいつも店頭になく、今回文庫化されたのを機に購入。『楽楽 奈良・大和路』は単なるガイドブック。今年は奈良も歩こうと考えていて、『京都』編が良かったこのシリーズを選択。本当は今一番読みたいのは、和辻哲郎の『古寺巡礼』なのだが、およそ30年前に読んで今は押し入れにしまったまま。探し出すのが大変なので、書店に行く度にこの本を買い直したくなってしまう。

(ジュンク堂って、これだけ買うと、ポリ袋ではなく、ちょっと作りの良さげな手提げ袋に入れてくれるんだね。使わないと思うけれど、無料コーヒー券もくれた。)



 ツイッター、始めてみると、それ以前に抱いていたのとは違った役割や使い方にあれこれ気がつく。また、とてもお手軽なので、ちょっとしたネタや日記の断片などはそちらに綴っている。もうブログに書くのが面倒くさいという感覚が助長されるだけ。多少なりとも役立ちそうな情報は先にツイッターの方に上げることもあろうかと思うので、興味のある方はたまにチェックしてみてください。



 そのツイッターの中で、「間章は、音楽をしばらく聞かないと耳が研ぎすまされて、いろいろな音が聞こえるようになる、と書いていた」といったような文章を見つけた(コピーしておかなかったので、正確な引用からは遠い)。ここ数年、自分が抱いている感覚の一面と通じているように感じた。
by desertjazz | 2010-02-21 23:57 | 本 - Readings

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