Fatai Rolling Dollar (4) : Agidigbo

d0010432_22501465.jpg


 またか、と思われるかも知れないが、今夜もファタイ・ローリング・ダラーの話。最近何かと忙しくて、音楽は時々ファタイを聴く程度になっている。今回再発になった "Returns" も実にいいアルバムだった。

 だけど、やっぱり最高なのは 60年代。"Sisi Jaiyejaiye" のイントロや "Saworo" のギターのカッティングを聴く度にゾクゾクしてしまう(両トラックとも 2007年に "Papa Rise Again" でリイシューされた)。彼がクリエイティビティに富んだ優れたギタリストであったことを伝える録音だと思う。

d0010432_22502933.jpg

 そんなこと考えながら、Jazzhole のグループが出している雑誌 "Glendora Review" に10ページにわたって掲載されたファタイのインタビュー記事を読み返したりもしている。この号(Vol.3 No.2, 2001)では他にパームワイン・ミュージックも特集していて、その中に抜群にかっこいいアギディボの写真があった。折角なのでトップに転載(↑)。同じナイジェリア系の大型親指ピアノでも、カリブ圏のマリンブラ Marimbula の跨ぐのとは違ったホールディング・スタイルだ。

 ファタイのデビューも、このアギディボのプレイヤーとしてだった(1953年以降、Queen Mary Orchestra、Willie Payne のバンドを経て、J.O.Araba, Olaseni Tejuoso (Seni 'Teje' Tejuoso) らと Rhythm Blues Band を結成した頃まで?)。"Returns" の 'Eko Akete' や "Papa Rise Again" の 'Baba Wa' などの曲は、ファタイのそうしたアギディボ・プレイヤーとしての一面を紹介するナンバーと言えるのかも知れない。



d0010432_22515995.jpg

 10月30日にリリースされた Bantu の新作 "No Man Stands Alone" (Faluma Africa) の1曲にファタイがフィーチャーされている。多分これが彼の最新録音だろう。

 'Ni Bo L'Anlo' (feat. Fatai Rolling Dollar, Oranmiyan & Wurasamba)





 このところ誰と会っても「忘年会やってよ」とばかり言われる。今年はどうしよう。




[PR]
by desertjazz | 2010-11-14 23:59 | 音 - Africa

DJ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31