◆ Omara "Bombino" Moctar

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 毎日24時間、震災関連の情報を追ってばかりいる訳にもいかないので、そろそろ音楽を聴く時間や読書する時間も取り戻しつつある。



 今日はオマーラ“ボンビーノ”モクタール Omara "Bombino" Moctar の新作CD "Agadez" (Cumbancha CMB-CD-20) がアメリカから届いたので早速聴いてみた。ボンビーノはニジェール北部アガデス出身のシンガー/ギタリスト(1980年生まれ)で、最近注目を集めているデザートブルースのミュージシャンのひとり。ゆる〜いティナリウェン、淡々としたアリ・ファルカ・トゥーレ、ゴリゴリしたロビ・トラオレなどと比較したら割合中庸なスタイル。同じトゥアレグであり、ヴォーカルのなよっとしたところなどは、やはりティナリウェンに一番近いポジションにいるかと思う(実際、彼らのフォロワーらしい)。

 こう書くと全然褒め言葉になっていないが、今年の来日公演は間違いなく盛り上がるだろうと断言する。気楽に楽しめるアフリカン・ポップで、断然ライブ向きのサウンドだ。そして、やっぱり 'Iyat Idounia Ayasahen (Another Life) ' がいい。シンプルなリフ一発のトラックなのだけれど、ライブのラストにこれを持って来て大盛り上がりになることを想像してしまう。

 今日届いた CD は、月末のリリースを前に100枚限定で発売された「CD+Dwonload」版のうちの実際のCDの方なのだけれど、この特別仕様のデジパック自体は、全然特別なものではなかった。もしかしたら関係者用のものを一般向けに先行発売しただけなのかも知れない。



 これで、まだ発売前の "Agadez" が3ヴァージョンも手元に揃ったことになる。それらの違いを簡単に整理しておこう。

(1) 昨年送られて来たラフミックス版

 全9トラック。'Tigrawahi Tikma' が 13分04秒、'Tar Hani' が11分21秒というロング・ヴァージョン。

(2) ダウンロード版

 全13トラック。(1) の9曲に 'Kammou Taliat' を追加。さらにボーナストラックとして 'Mahegagh (What Shall I Do?) 11分29秒、'Adinet (Tuareg People)' 4分02秒、'Tigrawahi Tikma (Live Version)' 13分02秒 と「DigitalBooklet」が加えられている。

(3) CD版

 全10トラック。(2) と同内容。ただしボーナストラックは未収録。



 Omara "Bombino" Moctar について詳しく書いてもいいかと思ったのだけれど、今夏の SUKIYAKI MEETS THE WORLD への出演も決定したので、そろそろあちこちで紹介されるはず。興味のある人にはまずはそちらを読んでいただくとして、自分は重複を避けて次のことに取りかかろう。





 気がつかないうちに、好きなアーティストの新譜がリリースされたり発売予告されたりしていた。

・ Watcha Clan の7作目 "Radio Babel" - 2月11日に発売済み(早速試聴)。
・ Adriana Calcanhotto "O Microbio Do Samba" - 次作はサンバ、4月発売。
・ Kate Bush "Director's Cut" - これは5月。
・ Robbie Robertson "How To Become Clairvoyant" - 発売済み?

 どれも楽しみだ。





 読書の方は2日で1冊ペースまで復帰。今日は村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第2部 予言する鳥編を読み終えたのだけれど、途中であれっ?と思うことがひとつ。一カ所だけ「ねじまき鳥」ではなく「ネジマキドリ」と書かれている(新潮文庫の190ページ)。これって何か意味があるのかな。それとも単なるトリビアなのかな。取りあえず第3部に進もう。





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by desertjazz | 2011-03-24 21:30 | 音 - Africa

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