Mali Music : Sorry Bamba & Rail Band

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・ Sorry Bamba "Dogon Blues" (Universal)

 フランスの "Mondomix" 昨年号(何月号だったか?)で知ったマリの大ベテラン、ソリ・バンバ Sorry Bamba の2010年11月リリースの新作 "Dogon Blues" については春先(正月前後?)にちらっと書いた記憶がある。このCD、日本に入ってきた気配もないのでフランスから取り寄せたのだが、実際聴いてみるとどうもピンと来ない。マンデ・ポップ、伝統楽器/音楽、ホーンズ、さらにはジャズっぽいプレイやトリッキーなものも含めた様々なシンセの音の取り合わせ。それらが互いに分離していて節操ない取り合わせ、空中分解してしまっている印象があった。

 結局聴き通せず何ヶ月も放置しておいたのだが、昨日しばらくぶりに聴き返してみるうちにその印象が少し変化してきた。'Tiogo Wo Tiogo (De Toutes Les Façons...)' 〜 'Indjèliyama (La Pluie Bienfaitrice)' あたりはノリの良いポップで、結構カッコいい。多要素ぶりには統合感も認めるべきなのかも知れない。ただ中庸なフュージョンから脱し切れていない部分もあって、少なくとも今自分が積極的に聴く必然性を感じない音ではあるのだが。




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"Sorry Bamba Vol.1 1970-1979" (Thrill Jockey)

 そうは言うものの、ソリ・バンバは昔から結構気に入っている(90年前後のソロ作はよく聴いた)。なので、彼のリイシュー・シリーズが始まることは歓迎事。今月まず最初の1枚が出る。これはソロに移行する前の録音も多く含まれるのではないだろうか(詳細についてはまだ確認していない)。




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"Rail Band - Buffet Hotel de la Gare (Production Dessinee)

 マリのリイシューでもう1枚チェックしておきたいのは、レイル・バンド Rail Band の73年作。これは日本独自でのリイシューらしい。何年か前に英 Sterns から出た彼らの6枚(CD 2枚組3セット)はいろいろな意味で期待外れのリイシューだった(10ポンドほどと安かったので Amazon.uk から買ってはみたものの、退屈してしまっていまだに聴き通せずにいる)。けれど今回のこのアルバムは事前に試聴してみた感じでは、耳を惹くファンクをやっているので、案外面白そうだ。




 すでに持っている音源が多いのかも知れないし、不安もあるけれど、プレオーダーだと安いのでどちらもオーダーしてしまった。まずは届くのを楽しみに待つことにしよう。





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by desertjazz | 2011-06-02 07:00 | 音 - Africa

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