Toko Blaze "Urban Griot"

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 トコ・ブラーズの作品のうち、何年もの間探して実際の CD が見つからなかった "Urban Griot" も iTunes でダウンロード購入してしまった。フランスのサイトをあちこち検索してもなかったので、始めからダウンロード販売だけだったのかも知れない。愛らしいヴォイスで呟くトコの声と、マルセイユ風アーバン・レゲエに惹かれるのだけれど、マリのギタリスト、セク・クヤテ Sékou Kouyaté のゲスト参加がアフリカ音楽ファンにとっては要チェックかも知れない。

 人によっては口当たりが良すぎると感じられることだろう。だけど個人的にはただただ心地よいサウンドだ。一時期テテ Tete が占めたポジションに座っているとも言える。ここ数日は朝晩、"L'homme qu'on appelle..." と "Urban Griot" を聴いている時が気持ちよい。自分が本当に好きな音楽さえあればそれで十分なのだと、改めて感じたりもする。

 これら2枚の収録トラックを軽く眺めて分かったのは、"Urban Griot" (2009) が新録主体であるのに対して、"L'homme qu'on appelle..." (2010) の方は半数ほどが過去の楽曲の再録あるいは Dub / Remix Version らしいこと。それらは主に"Rythm' n Tchache" (2006) と "Ruff Tuff" (2006) の曲で、多くは Short Version になっている。

 その "Ruff Tuff" なのだが、店頭でもネットでも見た記憶がまったくない。そんな CD をなぜ持っているかというと、マルセイユでトコに会ってインタビューした際、Africa Fete のマネージャーの Cécile Rata さんから買ったから。持ち帰った10枚のうちの9枚は El Sur へ。完売後なぜかバックオーダーができなかったそうであり、ダウンロードでも入手不可能。もしかしたらこの10枚は貴重なマルセイユ音源になってしまったのかも知れない。




 フランスのトゥールーズでは今 FESTIVAL RIO LOCO の真っ最中。今年も参加アーティストがなかなかいいね。機会があれば、このフェスにも行ってみたい。

 それより気になっているのは、毎年10月にマルセイユで開催される Fiesta des Suds について、日程のアナウンスすらなされていないこと。果たして今年も来年通り開催されるのか少し心配になってきた。観たいアーティストが多ければ(大本命は再結成される Zebda)数年振りにマルセイユに行き、トコにも会ってまた話をしてきたいと考えているので…。




(続く)





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by desertjazz | 2011-06-17 22:40 | 音 - Music

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