民博『特別展|アイヌのくらし』(2)OKI + Marewrew

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 14時からは講堂で「研究公演:アイヌ音楽ライブ トンコリ x ウポポ」、と言うよりか、OKI と Marewrew のコンサート。まず公演のポスターが最高に美しい!保存版だな!これが効いたのか、無料だからなのか、450人収容の会場がほぼ満席に(この講堂のシートがゆったりしていて、とても座り心地が良かった)。

 今日は後方でゆっくり聴くつもりだったのだが、真ん前でかぶりつき体制のサカキマンゴーさん御一行に呼ばれて、彼らの後ろに。うーん、やっぱりステージ近くの方が観やすい。

 前半は OKI さんのソロ。「研究公演」らしく、トンコリの歴史と奏者についてのちょっと長めの解説から始める。西平ウメさん、クルパルマハ(最後の「ハ」は弱音/無声化する)の演奏の再現を挟みながら。これがトンコリを知るのを助けるとても良い内容だったと思う。トンコリのソロ演奏だったので、リズムの揺るがせ方も耳で捉えやすかった。サハリンを旅した話を続けて、'Sakhalin Rock' のソロ・ヴァージョンを披露。この辺りからトンコリにもヴォーカルにもエフェクトが深くかかり始め、特にトンコリの音色変化が面白かった。そうした音に合わせるように話題も変化。東電批判しながら「阿寒のマリモ祭りは日本で最初の環境保護運動だった」といったように説明したり、「日本に原子力発電所はいらない」と語ったり。OKI さん、ロックしている!

 後半は Marewrew + OKI という豪華で嬉しいセット(それぞれ単独でやると思い込んでいたので)。マレウレウのリーダー Rekpo さんは黒いトンコリを構えて登場!彼女たちのコンサートは今年だけでも3回目なので、すでにライブでも聴き馴染んだ曲が続く(けど、短い新曲もひとつ初お披露目)。いつものごとく心地よいウポポ4声輪唱なのだけれど、そこに OKI さんひとりが加わっただけで、ぐっと音の立体感が増したのは驚き。足を踏み鳴らしたり、トンコリをベース的に単音を鳴らしているだけなのに。特に面白かったのは、アンコールの最後で、ダブっぽく歌ったこと。マレウレウのメンバーたちにそうした感想を話したら、「アイヌ向けのライブではいつもよ。バンドが入ったらもっと凄いんだから」(Rekpo)とのこと。

 考えてみたら、OKI Dub Ainu Band と Marewrew が一緒のライブって、昨年暮れに大阪で数曲聴いただけ。OKI + Marewrew の組み合わせって(当然ながら)最高。またどこかで一緒のライブをやって欲しいと思う(「OKI も Marewrew もお互い忙しすぎて(難しい)」と話していたが…)。是非!

 それにしても、OKI さんもマユンさんも話が上手いなぁ。それが今日は OKI vs Rekpo vs Mayun のトリプル口撃?トリオ漫談?なものだから、何とも強烈だった。

 1時間半の予定が結局2時間。OKI + Marewrew のセットの素晴らしさを体験して、とても得した気分のライブだった。


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 OKI さんの衣装がカッコ良かったので、お願いして写真を撮らせていただいた。樺太で買ったものなどのミックスだそう。




 さくっと帰ろうとしたら、誘われて打ち上げへ。爆笑続きの楽しい会で、思わず呑み過ぎてしまったなぁ〜。(面白い情報がたくさん聞けたのだけれど、そうした話はまあいいか?)





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by desertjazz | 2011-10-16 23:02 | 音 - Music

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