2012年 04月 18日
Madrid Museum Tour (10)
8時起床。今日も快晴。またまたスタバで朝食。無理して他で食べても失敗するだけのような気配しか感じられなかったので。
10:40にホテルをチェックアウト。地下鉄で行くかタクシーにするか迷ったが、結局タクシーに。これが高かった。€35。初めての空港は勝手が分からず、今日も右往左往。とにかく分かりにくい作りだ。それでも搭乗まで2時間以上の余裕ができてしまい。これなら地下鉄(€2)にしてもよかったと後悔。まあ余裕は大切だけれど。
預け入れする荷物の重量は 16.5kgと異常に軽い。今回は洗濯をしない方針で、普段から捨てずに取っておいた古着のみ持参。これらは帰りに全て捨ててきたし、CDや本を買うこともなかったので(美術館のガイドブックのみ購入)、バッグの中はほとんど買った靴が占めている。
ちなみにカンペールの靴は DeTax するとさらに10%以上免税されるらしい。しかしそのためには空港で箱入りの現物を提示する必要がある(つまりスーツケースなどには入れられない)との記載を読んだ。まさか箱をいくつも抱えて機内に乗り込むわけにも行かないしで(しかも今回はトランジットあり)、DeTax は現実的じゃないと思って今回は諦めた。
サンドウィッチとビールのランチ。空港はどこも高いし不味いしで、できることならばこんなところでは飲食などしたくない。昨日までは安くて美味しいものばかりだったのに。
14:20 にマドリッドを離れ、15:40 にロンドン着。ヒースローでは約3時間のトランジットでたっぷり時間があるため、免税店をぶらついたり、軽く飲み直したり。愛飲している Ardbeg の上物2本とマンダリーナダックのキャリーバッグ(新製品)を安く購入。ほとんど衝動買いだったけれど、コンパクトなキャリーバッグはこれまで持っていなかったことでもあり、まあまあ良い買い物をした。
19:15 の成田行きに搭乗。これが悪天により離陸が20時まで遅れる。機内エコノミークラスは半分弱の搭乗率で、3シート使って横になれたのはラッキー。おかげで成田に着く間際まで約8時間たっぷり寝て来られた。最近の JAL にしてはまずまずの味の機内食だったかな(それだけ経営状態が改善してきている?)
[7日目] 4月18日(水)
14:50 に成田着。16:55 の伊丹便までビールを飲んで時間つぶし。その後も順調でバスと地下鉄を乗り継いで、19:30 には帰宅。
2度訪れたメキシコでも、キューバでも、ブラジルでも、前回のスペインでも、結構大きなトラブルばかりに見舞われて、病院に行ったり(日本では行ったことなかったのに)、警察に行ったりの繰り返し。これが今回は全くのノントラブルで不思議な気分だ。スペイン語圏での悪運はようやく抜け落ちたのだろうか?
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9月に入ってから、マドリッド旅行日記の後半をざっと整理してみた。というのは、過去の旅について参照して調べる機会がこのところとても多く(例えば昔宿泊したホテルについて調べなくてはならなかったり)、自分のために最低限のアウトラインだけでもブログに書き並べておくと便利だと考えたから。
(現在、過去の全てに旅行資料の整理を行っている最中で、それと並行してブログの旅日記も書いておく気になった次第。この詳細については後日にでも…。)
本来ならば、じっくり観てきた美術作品のひとつひとつについて綴るべきであり、他の人が読んでも参考になるような感想や印象を書いておきたい、、、とは実は思っていない。観て来た作品の数が尋常ではなく、個々について書いていたらきりがないし、そうしたガイダンスならこんな個人ブログを読むよりもよっぽど優れた出版物がいくらでもある。そして美術に接した感想を文章化するなんてことは自分にはほとんど不可能で、それらはこれからもずっと自身の中で反芻していくしかないのだろうとも思う。
さて、E. H. ゴンブリッジ『美術の物語』を読んで、行こうと改めて決めた先は、マドリッドの他にフィレンツェ、ベニス、そしてプラハ。さて、いつになったら行けるだろうか?
(完)
(2012.09.12 記)
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