読書メモ:今年読む本(5)

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 2010年に京都大学学術出版会から出た『森棲みの生態誌 アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 I 』と『森棲みの社会誌 アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 II 』は、近年日本におけるアフリカ熱帯林研究の集大成であり、ピグミーに関する文献としても圧巻の内容。ここ数年間に出たアフリカ関連書籍の中でも最高レベルの2冊だ。最初の「ワイルドヤム・クエッション」という概念からもうワクワクしっぱなしだった。

 なのにまだ読み終わらない。

 一文一文丹念に読み込んでいるために時間がかかってしかたがないこともある。昨年は引越作業と転居に伴う雑務と3度の海外旅行などにたっぷり時間を費やすこととなり、ついに1ページも読めなかった。そうしたことより、長年避けていた小説読書を解禁した途端読みふける毎日が続いていることが、なにより影響している。

 これじゃあいけない。なんとか今年中に読み切る!(…と、弱気に、宣言。)


 ロベルト・ボラーニョの『2666』はとても読み終える自信がなかったので、「読書メモ:今年読む本(4)」に挙げて自分を追いつめたのだった。『音楽の学校 (schola) 』の「アフリカの伝統音楽」について書いていて思い出した『森棲みの生態誌』と『森棲みの社会誌』の2冊も同じように自分にプレッシャーをかけないと読み終えられそうにないのかも?

 クロード シモン『農耕詩』も読み始めたし、ダニー・ラフェリエール『ニグロと疲れないでセックスする方法』、『ランボー全詩集』新訳版、ジャック・アタリ『ノイズ―― 音楽/貨幣/雑音』新装版などなど、他にもいろいろ読んでいるのだけれど、なかなか進まない。何冊かはさじを投げてしまいそう。。。




 今年の目標は「長い小説をたくさん読むこと」。そして「森に行くこと」。今年はいくつかの森に行って、森の音を楽しみ、森の音を録音してきたいと思っている。そのために現在、日本と世界の森のいくつか(5カ所ほど)について下調べし、それぞれの関係者と打ち合わせを進めている。全部を実現させることは困難だけれど、1カ所でも2カ所でもまずは訪ねてみたい(と、ここでも自分にプレッシャーをかけてみる)。


 今年の目標や計画は他にもあるけれど、それらはまだ秘密…。






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by desertjazz | 2013-02-24 19:00 | 本 - Readings

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