読書メモ:ボラーニョ『野生の探偵たち』、ほか

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 ロベルト・ボラーニョの『野生の探偵たち』上下巻を読了。これで今年に入って9日間で4冊目。遅読な自分としてはいいペース。ボラーニョの邦訳を最近1年の間に全て読み終えることもできた。

 『野生の探偵たち』を組み上げる掌編/小片のひとつひとつが実に巧みに/独特なスタイルで書かれていて、自然と引き込まれる。ただし、分からなかったことばかりなので、これもまた読み直したい(登場人物が多くて、話も複雑なパズルになっている)。

 物語の舞台は、メキシコ各地、ラテンアメリカのいくつかの国、バルセロナ、マドリード、パリ、ローマ、テルアビブ、アフリカのいくつかの国(タンザニア、アンゴラ、ルワンダ、リベリア)、あと他にもあったかな。読んでいてかつての旅体験もいろいろ思い出してしまった。特に最初のメキシコ旅行のことが懐かしくなったな。(細かいことだが「ザイールのジュジュ」と書かれているのは誤りでは?)

 感想はあれこれあるけれど、一言に集約すれば『2666』とそっくりだな。まともな読書メモは、もしそれを書く時間が取れたときに。


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 今日はル・クレジオの『隔離の島』とローラン・ビネの『HHhH』を買ってきた。両方ともフランス人作家の小説。さて、どちらを先に読もうか。

 『隔離の島』は、『黄金探索者』と『はじまりの時』の間に挟まる3部作中の第2部らしい。『黄金探索者』は初めて読んだル・クレジオで、それで彼が好きになった。長い『はじまりの時』も面白く読めた。なので、『隔離の島』も楽しみ。じっくり味わいたい。

 どうやら今年も海外文学中心の読書になるのだろうか?






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by desertjazz | 2014-01-09 23:00 | 本 - Readings

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