Baobab in 1978 : "UNE NUIT AU JANDEER"

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 蒸し暑い夏の夜にはオルケストレ・バオバブのこの2枚も聴きたくなる。

・ORCHESTRE DU BAOBAB / "NDELENG NDELENG"
・ORCHESTRE DU BAOBAB / "UNE NUIT AU JANDEER"

 (→ DISCOGRAPHY OF ORCHESTRE BAOBAB

 どちらも 1978年に MUSICAFRIQUE からリリースしたアルバム。前者の "NDELENG NDELENG" には再結成後に再録音したナンバーも多くて愛聴しているが、後者の "UNE NUIT AU JANDEER" はもっと好き。「ジャンデールの夜」というタイトルもダンサブルなジャケットも最高だよな。今ではラテン/アフロキューバンのイメージが強いバオバブだけれど、70年代にはサイケなギターを押し出したロック/ソウル調のナンバーも魅力だった。 "UNE NUIT AU JANDEER" でも、バルテレミ・アティッソ Barthelemy Attisso のリード・ギター、それをバッキングするベンジェルーン Latfi Benjeloun のリズム・ギターが聴きどころ。2人のコンビネーションはいつでも最高だ!(ここだけの話、仲は xx なんだけれど)サックスやコーラスまでサウンド全体が実に活き活きしている名盤だ。

 これらも 1999年と 2002年にダカール(とバマコ)に行ってレア盤800枚発掘した時のもの。ダカール郊外のとある民家に案内され、そこの押し入れみたいな場所にそれぞれ50枚くらいが山積みになっていた(大部分がシールド盤)。「これもバオバブのLPだよ」と教えられたものの、バオバブの名前も写真もメンバーのクレジットも全くなし。「ホント?」と念押しすると「そうだ」と自信を持って答える。なので半信半疑で数枚ずつ買い取ってきたのだったが、これは大正解でもあり大失敗でもあった。だって帰国してから聴いてみたら、内容が最高じゃない!

 後で調べてみたところ、この頃のバオバブは契約移行期で、どうも前の契約が完了していなかったか、すでに別契約を済ませていたらしく、MUSICAFRIQUE からレコードを出すことは不可能だった。そこでアーティスト名の表記すらない形でのリリースとなったようだ(まるで、Miles Davis が "Somethin' Else" を "Cannonball" Adderley 名義で出した時のような話)。

 そうと知っていたら、見つけたレコードを全部買ってきたのに! 各タイトルとも1枚は自分が聴くために、1枚は保存用にシールド盤のままで残して、あと数枚は El Sur に委託した。それらのアルバム、買って下さった方が今でも楽しんで下さっていると嬉しいな。


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by desertjazz | 2014-07-20 00:00 | 音 - Africa

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