BEST BOOKS 2014

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・矢部宏治『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
・高野秀行『西南シルクロードは密林に消える』
・グレアム・ファーメロ『量子の海、ディラックの深淵 〜天才物理学者の華々しき業績と寡黙なる生涯〜』
・デヴィッド・ルイス=ウィリアムズ『洞窟のなかの心』
・ル・クレジオ『隔離の島』
・ミシェル・ウエルベック『地図と領土』
・オルガ・トカルチュク『逃亡派 (EXLIBRIS) 』
・チヌア・アチェベ『崩れゆく絆』
・J・M・クッツェー『サマータイム』
・トマス・ピンチョン『逆光』


 2014年に読んだ本の中から、様々な理由で堪能した10冊を選んでみた。

 ピンチョン全小説やクロード・シモン『農耕詩』やジャック・アタリ『ノイズ - 音楽/貨幣/雑音』などなど(自分にとっては)やや難解な本を少しづつ読み進めることに時間がかかってしまい、思ったほどの数は読めなかった。なので新刊だけでは10冊に足りず、昨年までに出た本もいくつか混じっている。

 順不同ながら、最初の2冊がダントツ。特に矢部宏治の本は「必読」レベルだと思う。(「長年どうしても分からなかった謎が次々解けて行った。「米軍駐留は昭和天皇の要請によるもの」といったような衝撃的事実の連続。それらが公式文書に基づいてロジカルに語られるので信じるしかない。/日本(と憲法)は変えられるし、本当は変わらなくてはならない。けれども、簡単には変わらないだろう。/謎が解けた知的興奮と日本の現実に対する暗澹たる気分が交錯する。ある意味で、これまでに数多くの本を読んだ中で最高の「面白さ」。その点から、日本人必読の書という評価には同意する。」・・・Facebook より)

 傑作&快作『謎の独立国家ソマリランド』が話題になった高野秀行は、遡って『西南シルクロードは密林に消える』も読んでみた。これまた大傑作。こんな旅なんて誰ももう二度と出来ないことだろう。


 数分の暇があれば海外小説を中心に読書にふける毎日。そんな中、日本の作品もと思い、河出書房新社から刊行が始まった「池澤夏樹個人編集 日本文学全集」の第1巻『風土記』もつらつら読み始めている。






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by desertjazz | 2014-12-26 20:02 | 本 - Readings

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