読書メモ:マシャード・ジ・アシス『ドン・カズムッホ』

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 ブラジル文学の最高傑作?マシャード・ジ・アシスの『ドン・カズムッホ』を読了。年末に読み始めたものの、さっぱり乗れず中座。それを初めから読み直し。

 前半ははやり面白味を感じられなかったが、中盤過ぎてからは一気。そして読み終えてからジワジワ来る。

 シェークスピアからの影響大なよう。ギリシャ悲劇を連想させ、プルースト的特質も感じさせる。

 二通りの解釈があるらしい。確かに自分も迷いながら読んだ。しかし、「後者」の解釈しかあり得ないのではないだろうか? P.460 を読む限りは。たとえそれが「記憶」だったとしても。

 同じマシャード・ジ・アシスの『ブラス・クーバスの死後の回想』はどうしようかな?


 最近他に読んでいるのは、ガルシア=マルケス『悪い時』、チャールズ・ダーウィン『ビーグル号航海記』、メルヴィル『白鯨』、オリヴァー・サックス『色のない島へ 脳神経外科医のミクロネシア探訪記』などなど。偶然にも南の土地や海を舞台とするものばかり。今月末にカズオ・イシグロの最新長篇『忘れられた巨人』の邦訳が出るまでに全部読み終えたい。(・・・まあ無理か?)






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by desertjazz | 2015-04-05 23:00 | 本 - Readings

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