パリ収穫盤3:Coumba Gawlo の近作

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 アフリカの女性シンガーの中でダントツで好きなのが、マリのロキア・トラオレ Rokia Traore とセネガルのクンバ・ガウロ Coumba Gawlo。ロキアは世界的スターの座まで登り詰めたので、彼女に関する情報は随時届く。対してクンバの方はアルバムのリリース状況もよく分からない。なので、彼女の2013年作 "L'album Live - 23ans de Succes" をパリで入手できたのは嬉しいことだった。

 それにしても、『ライブ・アルバム - 成功の23年間』と題された?このアルバム(もちろんライブ録音ではない)、尋常ではないクオリティーだ。ンバラ・ラヴァーにとっては聴いていて卒倒しそうなほど素晴らしい。

 まずはトラックリストをご覧あれ。

 (1) DJessy   8:07
 (2) Kouy Feug   7:40
 (3) Bidew Bi   8:10
 (4) Dieureudieuf Forever   7:49
 (5) Dagouléne Ma DJinn   7:39
 (6) Diami Sénégal   7:30
 (7) Weuy Wallu   5:37
 (8) Wax Nay Leer   8:51
 (9) Sister Kheuthieul   6:46
 (10) Yobaléma   5:17
 (11) Lamb DJi   9:07
 (12) Ndyaye Mbissane   5:16


 一見して気がつくのは長尺曲の多さ。全12曲なのにも関わらず、トータル約1時間半、CD2枚組という大作になっている。伝統楽器ハラム Xalam の音色が印象的な冒頭曲は Fatou Kine Mbaye との掛け合いで、クンバ・ガウロへのプレイズ・ソングかのように聞こえる。もうこれが凄過ぎて、身体が震えてくるほど。続くトラックも、煽り立てるサバールの響き、男性シンガーとの丁々発止の掛け合い、伝統色とモダンさのブレンド、とにかく隅々までが素晴らしい最高のンバラ。彼女が 1998年にリリースした "Yo Male" はアフロ・ポップ史上の大傑作だと思っているのだけれど、このアルバムはそれに匹敵するくらいのクオリティーだ。

 私が彼女に惚れ込んでいる一番の理由はその声の美しさ。名曲揃いの "Yo Male" で出会った彼女の伸びやかな歌声はいまだ全く変わっていない。かなり金属質で、絶叫調でもあるのだけれど、時にはストレス感じさせるワスルの歌い手とは違ってとても心地よい。その肉声と対面した時、どのように響くのだろう。一度直に会って聴いてみたいし、ライブも観てみたいものだ。

 最初の2曲の PV があったのでリンク。ご試聴の価値ありです(セレブ感たっぷりな "Kouy Feug" がちと残念。いやガウロ姫、美しくなったな。気取り具合も様になっている)。




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 2015年リリースの最新作 "Sen Gawlo Yeksina" もパリ、シャトールージュでゲット。これも充実作です。





 これら2タイトル、高かったけれど見つけられただけ買い集めて El Sur Records に届けた。でもさっさと売り切れたかな?





 このディスコグラフィーもリニューアル/情報追加したい。

 ・ DISCOGRAPHY OF COUMBA GAWLO SECK

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 ディスコグラフィーに掲載していないものなど、他にこんな作品もリリースしている。クンバ・ガウロも全部聴きたいと思って見つければ買っているのだけれど、きっとまだまだありそうだ。






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by desertjazz | 2015-05-05 00:00 | 音 - Africa

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