パリ滞在記 2015(1)

〈1日目〉4月11日(土)


■モンマルトルの丘のもとへ


 「デュパン Dupain とクロ・ペルガグ Klo Pelgag のライブを観に来ませんか?」

 甘くて嬉しい誘いに乗せられてパリへ。フランス行きはこれが11回目。パリはずいぶん長いことご無沙汰だなぁ、と思って調べてみたら、わずか2年半振りだった。もっと縁遠くなった印象だったので、これは意外。そして今回の旅行は区切りよい 60回目の海外滞在。

 実は発売即完売になったストロマエ Stromae のオークランド公演(4/10)のチケットを確保してもらっていたので、今年正月に続いてまたサンフランシスコに行くことも考えていた。SFとパリとどちらにするかさんざん迷って、SF - Paris 便も検討(過去3回世界一周旅行をしているので、そういったノウハウは持っている)。しかしそのチケットが高過ぎで、今回はパリ滞在に絞ることにした。



 午前5時半に起床。機内ではしっかり休めないだろうからゆっくり寝ていればいいものの、歳をとったせいか目覚めが早い。今回はインタビュー取材なども入れておらず、滞在先も都市1カ所だけなので、パッキングが楽。土産の品も、ボロくなった下着類も前日までにパッキング済み(穴の空いたTシャツや靴下、裂けかけたパンツなどは、日頃からストックしておいて、滞在日数分持って行って着た順に捨ててくる。これが自分の短期旅行のスタイル。洗濯をしなくて済むし、帰りの荷物も軽くなるので、お薦め!)。読書する時間はあまりないだろうと見越して、持っていく本も最低限に(重い単行本は止めにして文庫4冊)。

 自分が空港に行く日は「特異日」。ほぼ100%の確率で快晴になる。ところが今朝は雨。これは良くないことが起こる予兆なのか?

 10:14 発の成田エキスプレスで渋谷から成田空港へ。NEX 車内は外国人だらけ。スペイン語と英語と中国語が飛び交っていた。車両内にいる日本人は自分だけ? こんなの初めてだ。外国人観光客が増えていることをここでも実感。

 11:24 着。成田第2ターミナル内はガラガラ。これは午後発という中途半端な時刻のフライトだからなのだろうか。チェックインもイミグレも並ばなくていいのは有り難い。しかし、それにしてもフライトまで時間がありすぎる。

 東京ーパリ間のフライトはなるべく JAL のビジネスクラスを利用するようにしている(勿論マイレージ特典の無料航空券でね!)が、今回は空き席なし。かと言ってマイレージでエコノミーに乗る気もしないので、試しにプレミアムエコノミーを初体験してみることにした。

 プレミアムでもサクララウンジが使えるので、ここで時間つぶし。成田のラウンジは久し振りだけれど、こんなにゆったりしていたかな? いや、これもフライト時刻のためだろう。

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 ちっとも幸せな気分にさせてくれない料理を口にいれて、昼食とする。シャンパン好きなので、昼間から飲めるのは嬉しい。生ビールから始めて、ブランデーを飲んでいる頃に搭乗時間に。

 JAL 415 便で一路パリへ。

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 プレミアムエコノミーの食事はエコノミークラスと一緒。最近の JAL のビジネスクラスの食事はかなり満足できるレベルだと思うし(相変らずワインは全然ダメだが)、エコノミーもひと頃に比べるとずいぶん改善されてきた印象だったのだけれど、このフライトの食事は正直美味しくなかった。なので無理に完食はせず。

 機内では映画3本を連続鑑賞。

 (1)『エニグマ』 The Imitation Game
 (2)『バードマン』 Birdman
 (3)『セッション』 Whiplash

 一番楽しめたのは『エニグマ』。理系人間だからだろうか。個々の感想は Twitter などにメモ書きした通り。(『エニグマ』は女優さんも好み! 『バードマン』はワンカメ長回し的に見せようとしたことが敗因と書いたけれど、そこに演劇的に見せる効果があったのかも? 『セッション』は「バカとバカ」の話で残ったのは不快感だけだった。)

 初めて乗ってみたプレミアムエコノミーのシート、想像していたよりもずっと楽チンだった。シートピッチと幅に余裕があるせいなのかな? リクライニングがもう少し傾いて欲しいとは思ったけれど。自分はエコノミーシートでの長時間フライトも全然苦にしないが(それで何度もアフリカに行っている)、このプレミアムも場合によっては使いようがあるかもしれない。

 ただ今回、最後列の席を選んだことは大失敗。ここ最近、飛行機不慣れな人?に後ろから背を蹴られて気分悪くすることが続いたので、一番後の席にした。ところがシートの背後と頭上が物置にされていて、客室乗務員がフライト中ずっとガサゴソを繰り替えす。席を移ろうにも満席。苦情言っても改善しようがないだろうと思って、ぐっと我慢。




「TGV の車窓から山の頂きに白亜の大聖堂が見えてくるとマルセイユに帰って来たなと思うように、PER B ラインの窓からモンマルトルの丘の上のサクレクール寺院が見えてくるとパリに帰ってきたことを感じる。

 ということでパリに無事に到着しました。実に久し振りだなぁと思って確認するとパリ滞在は2年半振りでした。何だかもっと久しく来ていないような印象だったのだけれど。

 22時にようやくホテルにチェックイン。今夜は Tony Allen のライブも、Thierry Fanfant のライブもあるので、早いフライトに変更できたらどちらかに行きたいと考えていたのだけれど、それどころではなくなってしまった(今日は他に Yael Naïm も Brad Mehldau Trio も Mayra Andrade もパリでライブ。1日早いパリ入りも考えたのだけれど、そうしたところでどの会場に行くか迷ってしまったことだろう)。

 23時を過ぎたのに晩飯はまだ。ホテル周辺の素敵な店々を横目に取りあえずビールとつまみだけ買ってきた。いろいろな人たちからご連絡いただいていますが、返事はしばしお待ちを。

 気がつけばこれが11回目のパリ。これから1週間滞在する予定です。あれこれ盛り沢山ですでにオーバーフロー気味だというのに、明日の具体的な予定は全て未定。まあ、朝起きた時の気分で動こうかな?」(当日夜の Facebook から引用)


 19:20 にパリ到着。外の気温は13℃。1時間かかって CDG を抜け出し、PER 線で北駅 Gare du Nord へ。ここで地下鉄に乗り換えて(北駅からだと Barbes での乗り換えが面倒なので、La Chapelle まで歩いて乗り換え。PER 線のチケットもそのまま使える)Pigalle まで。そして St. Geroge 駅手前までテクテク歩いて Hotel George Opera にチェックイン。(先に書いてしまうと、初めて宿泊したこのホテル、何から何までが最高だった! 今後はここがパリでの常宿になること間違いなし!)

 25:30 にベッドへ。外は小雨が降り止んできたところだ。


(続く)






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by desertjazz | 2015-04-11 23:01 | 旅 - Abroad

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