パリ収穫盤8(番外編):Super Rail Band

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 ちょっとばかり昨日の話の続き。今回のパリでもアナログ盤を扱っているレコード店を数軒だけチェックしてみた。アフリカ音楽やジャズに関しては、探しているブツに出会っても、高いし、コンディションも良くないし、というのは日本と同様。

 それでもまずまずの収穫はあった。例えばこれ。

 ・ Super Rail Band Buffet Hôtel de la Gare de Bamako. Volume 1 & 2


 1983年にリリースされたこの2枚、実は持っていなかった。しかし、コンディションの良いレコードは見たことがなく、そんなレコードを時たま目にしても取り引き価格は100ドル前後と高いて手が出せず。

 ところがパリの某店で、ジャケットもレコード盤もレーベルもほぼピカピカの準未聴盤が2枚で 55ユーロ(約 7000円)。これでもまだ高いと思ったし、それほど珍しいレコードでもないのかも知れないけれど、自分にとってはまあお買い得だったかな。

 Super Rail Band は "Super Rail Band du Bamako"(1995年)が大好きで、その後にフランスで観たライブも堪能した。けれどもこのバンド、個人的にはどうもイメージが良くない。多分最大の理由は Sterns からリイシューされた CD6枚セット(2枚組3セット)の音が「眠い」こと。リマスターされた音が気に入らなくて、それぞれ一度だけ聴いてそれっきりになっている。(Sterns 盤には他にもいくつか問題点があるのだけれど、人によっては些細なことなので、ここには書かない。)

 ところが今回アナログで聴き直して、Rail Band は 80年代も結構良かんだったなと今さらながら感じた。特にギターやオルガン、サックスなどによる揮発なインプロビゼーションがとてもいい。

 やっぱりアフリカ音楽の音も、リマスター/ノイズ・リダクションされた音に比べたら、アナログのオリジナルの方が断然勝る。音楽の聴こえ方が断然違うんだよな、…と毎度のごとく感じた。これは当然の話でもあり、またかなり思い込んでいる部分もある。CD には CD の良さもあるので、たまには聴き比べもして冷静・的確な判断ができるように自分の耳のコンディションを整えよう。






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by desertjazz | 2015-05-12 21:00 | 音 - Africa

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