カテゴリ:音 - Africa( 228 )

d0010432_17465044.jpg

 今夜は Jazzhole か Fatai Rolling Dollar について少し調べて整理してみようと思ったのだけれど、何となく観始めた日本シリーズが面白くて(終わらなくて)…。代わりに、取りあえずのメモ。

・Fatai の新譜 "Returns" 全12トラック、旧ヴァージョンからは9トラック(リミックス・ヴァージョン2トラックをオミット?)、"Won Kere Si Number" から 'Eko Akete' と 'I'm not a Banker' を収録。残る Tr.9 'Omo Oloye' だけが音源不明(アウトテイクという可能性は低いと思うのだが)。

・ネット検索すると結構資料やインタビューが見つかり読み切れない。アギディボ(Agidigbo ベース用親指ピアノ)でキャリアをスタートさせたことや、Obey との関係などが書かれている。

・Seni Tejuoso の新作タイトル曲 'Easy Motion Tourist' も Fatai の代表曲のひとつ。・・・いや、いきなり訂正。Julius O. Araba の代表曲のカバーだろう(忘れてしまっていることばかりだなぁ)。

・60/70年代頃の音源のベスト盤をチェックすると、 'Saworo'、'Sisi Jaiyejaiye'、'Won Kere Si Number Wa'、'She Go Run Away' などが収録されている。2003年以降の復帰録音アルバムは過去のレパートリー集と考えてよさそう。



 仕事疲れで、今日は読書も進まない(延長14回ウラ、試合もまだ終わらない…)。




[PR]
by desertjazz | 2010-11-06 23:27 | 音 - Africa

New Discs - Jazzhole

d0010432_10191992.jpg

 Lagos の Jazzhole からの新作4枚がついさっき到着。このレーベルには昔から関心があるので、気が向いたら随時 Tweet するか、Blog に追記することにしよう。



・ Fatai Rolling Doller "Returns" (JAHO12CD)

 曲順が違うだけで基本的には旧盤 (JAH006D) 通りのようだが、収録曲が若干異なっている(1曲多い)。

・ Duro Ikujenyo and the Age of Aquarius "Ase" (JAHO09CD)

 Jazzhole らしいフュージョン臭のする緩いアフロビート。Yetoro (2004年) も連想させる。Robert Wyatt を音痴にしたような歌に腰砕け。Kiziah Jones が1曲参加。

・ Sina Ayinde Bakare "Inu Mimo" (JAHO10CD)

 F.R.Dollar や Tunde Nightingale らと世代の近いジュジュ・ギタリスト Ayinde Bakare の息子(とは言ってもすでに65歳らしい)の新作。3本のギター/ベースは彼の多重録音かな?

・ Seni Tejuoso "Easy Motion Tourist" (JAHO11CD)

 確か F.R. Dollar などとも活動していたシンガーだったはず。Ayinde Bakare がギターで参加。すっかり枯れたジュジュも味があって好きだなぁ。ハイライフやアフロキューバンもほどよくブレンドされている。



 今回は4枚ともデジパック仕様で、結構詳しい解説が添えられている。興味深い内容が書かれているよう期待。






[PR]
by desertjazz | 2010-11-05 10:00 | 音 - Africa

Lobi Traoré (4) : Discography

d0010432_23212827.jpg
 - Discography of Lobi Traoré - ( final version ?)

1) "Bambara Blues" (Cobalt 82816-2, 1992)
2) "Bamako" (Cobalt 82893-2, 1994)
3) "Ségou" (Cobalt 09275-2, 1996)
4) "Duga" (Cobalt 09289-2, 1999)
5) "Mali Blue" (Dixiefrog DFGCD 8574, 2004)
6) "The Lobi Traoré Group" (Honest Jons HJRCD 13, 2005)
7) "Barra Coura - Acoustic Bamana Blues" (KSK, 2007)
8) Lobi Traore & Joep Pelt : "I Yougoba" (Diesel Motor MOTORCD 1030, 2009)
9) "Raw Electric Blues From Bamako" (KSK, 2010)
10) "Rainy Seaon Blues" (Guitterhouse Records GRCD 711, 2010)

*) V.A. : "In Griot Time - String Music from Mali" (Sterns STCD 1089, 2000)



 Lobi Traoré (1961 – 2010.6.1) のリーダー作品/リーダー録音について再度整理してみた。もしかすると見落としているアルバムがあるかも知れない。まだ新作が出るという情報もあり、コバルト Cobalt 時代以前にローカル・カセットが出ていてもおかしくないようにも思う。また、ゲスト参加作品等は全く未整理。

 90年代にメタ・カンパニーが配給したコバルト盤やマリのバマコで買ったカセットを聴いて好きになったロビ・トラオレ。コバルト・レーベルが活動休止した以降はやや散漫な印象の作品が続いたように思う。しかし、今年リリースした "Raw Electric Blues From Bamako" はエネルギッシュで緊張感と機知に富んだサウンドで、彼の最高傑作とさえ言える仕上がりだったし、"Rainy Seaon Blues" からも創造意欲が継続していることが伝わってきた。今後にも期待が膨らんだだけに、突然世を去ったことが大変悔やまれる。R.I.P.






[PR]
by desertjazz | 2010-10-30 23:59 | 音 - Africa

Lobi Traoré (3)

d0010432_2342040.jpg

・ Lobi Traore "Raw Electric Blues From Bamako" (KSK, 2010)
・ Lobi Traoré "Rainy Seaon Blues" (Guitterhouse Records, 2010)

 昨晩の予告通り、今夜はマリのバンバラ・ブルース・ギタリスト、ロビ・トラオレ Lobi Traoré について。

 夏頃に彼の音源を整理してページをアップ時点では、まさかこうした展開になるとは予想もしなかった。簡単なアルバム・リストを作成してから数ヶ月間で新作を3タイトル入手し、そして今年6月に急逝。大好きなミュージシャンだったのに、結局ライブを体験することも直接会うこともできなかった。

 現時点でのラスト・アルバム(遺作?)"Rainy Season Blues" を何度か聴いてみた。アコギ弾き語りのみで構成された完全なソロ作(ライナーには、このアルバムが誕生するまでの経緯が詳細に語られているが、さして面白い話は出てこない)。淡々とした印象の中、彼らしい歌い口には親しみを感じ、中盤の気合い漲るギター・プレイにも聴きごたえあり。決して悪い作品ではない。しかし、私が好きだったのはもっと違った姿のロビだった。エレキをアグレッシブにゴリゴリ掻きむしるロビが好きだったのだ。

 だから、今年リリースしたもう1枚、"Raw Electric Blues From Bamako" の方が断然好き。エレクトリック・アルバムとしては前作に当たる"The Lobi Traoré Group" (Honest Jons HJRCD 13, 2005) よりも、ずっとタイトで集中力の感じられる完成度の高い作品だと思う。かつて "In Griot Time : String Music From Mali" (Strens STCD 1089, 2000) 収録のライブ録音 'Maby Djoudou Don' のぶち切れた演奏を聴いて感じた、もっとこんなサウンドを浴びたいという欲求がよやく満たされた気持ちでさえある。

・2010.6.8 : Lobi Traore (1)
・2010.7.15 : Lobi Traore (2)



 ロビも含めて西アフリカのブルース系音楽で好ましく感じるのは、ギターとパーカッションのバランスが良いこと。伝統楽器のアーシーで重いビートがとても魅力的だ。こうした特質は、仏 Cobalt からの一連の作品群に共通していたことだとも思う。ロビにしても、たとえドラム・キットをバンドに入れていたとしても、それが前面には出てこない。エッジの立ったスネアの固い音が支配的なサウンドはアフリカン・ブルースとの相性が良くないのかも知れない。

 そんなことを考えるのは、今年リリースされたもうひとつのアフリカン・ブルースのアルバム Vieux Farka Touré "Live (Dig)" を聴いた際の印象を思い出したからでもある。このアルバム、実に熱い演奏が繰り広げられていると感じたのだが、冒頭からスネアの音が支配的で、途中まで試聴して自分の好みではないと判断し、買わなかった。ライブ・ミックスだからという理由もありそうなのだが、やはりジェンベやバラフォンなどのリズムに牽引されるブルースの方がはるかに気持ちよく響いてくる。



 ブログへのアクセス数が最近多いキーワード、もうひとつは「Bucu View Bungalow」。これは私がバリ島ウブドで定宿にしている小さなロスメン。こうした個人的な旅の情報も、もう少し整理しておいた方が良いのかなと思うこともある。






[PR]
by desertjazz | 2010-10-29 23:59 | 音 - Africa

Movie : "Benda Bilili"

d0010432_040217.jpg
 映画『ベンダ・ビリリ! ~もうひとつのキンシャサの奇跡~』をやっと観ることができた(ホント、暇なんだか忙しいんだかよくわからない毎日だ)。

 取りあえずの感想は Tweet した通り。Twitter を読まない方もいると思うので、一部を転記。

・「映画『ベンダ・ビリリ! もうひとつのキンシャサの奇跡』、やっと観て来た。明晩が最終日、ギリギリ間に合った。確かに絶賛が頷ける良いドキュメンタリーだった。」

・「話が出来過ぎている感もあったが、それだけ丹念に撮影したということなのだろう。裏話も面白そう。」

・「やはり、ロジェとベンダ・ビリリは偶然出会った訳ではなかったか。まあこれも運命(白人の思いつき、という点では、ケチャの誕生なども連想)。」

・「ツアーに出てからの編集が辛そう。終わり方の難しい映画で、成功の後の困難ばかり想像して観てしまった。エンディングはそうした危惧も含めてのことか?」

・「最も印象に残ったシーンのひとつは、弦1本しか残っていないギターとスリッパ(のパーカッション)での演奏が見事な音楽になっていた情景。生きるための音楽の力、ただただそのことを実感する。」

 と、言葉足らずな感想ばかりなのだが。

 他に感じたことのメモ。

・ロジェのサントゲ、自分でも作ってみようかと思ったのだが、映画を観ただけでは構造が掴めず。あれだけ幅広い音階を出せる仕組みがまだ分からない。

・ライブで感じたことはドラムの音の弱さ。もっとパシッ!とした音が欲しかった。手作り楽器の限界なのだろうが、同じことを映画でも感じた。もう少しだけエッジの立った音になれば、リズムがタイトになり、より踊れると思うのだが。

(しかしこれは、例えばドラム・キットを導入すればいいということではない。そんなことすると多分失敗する。それは、Lobi Traore と他のアフリカン・ブルースを比較すれば諒解できることだと思う。このブログのアクセスワードに多いのは「Lobi Traore」なので、彼の新譜(ラスト・アルバム?)について書く時に補足したい。)

・重要なのは現場を観ることだと痛感。自分は、ダカール、バマコ、ナイロビ、アジス、ハラレ、ヨハネスブルグ、そしてレゴスにも、キンシャサにも行ったけれど、ただ行っただけで現場を全然観ていないことを思い知らされる。

(録音作品/録音芸術に耽溺することは、素晴らしい趣味であったり探求であったりすることは間違いない。また、ライブ音楽に触れることも同様。しかし、それだけで全て分かったと思うのは間違いで、肝心なことが沢山こぼれてしまっている。そのようなことをここ数年考え続けてる。詳細後述 …原稿を何度も書きかけたて、結局完成していないが。)

・やっぱりコンゴとナイジェリアは面白い。だけど再度行くなら、キンシャサよりも、レゴスとポートハーコート周辺(特にデルタ域)だろうな。






[PR]
by desertjazz | 2010-10-28 23:59 | 音 - Africa

d0010432_1285628.jpg
 ナイジェリアのファタイ・ローリング・ダラーが昨日10月26日に新譜をリリース(いや、イギリス配給と書く方が正確か)。とは言っても、2003年に突如復活して発表したアルバムと同タイトルであり、レーベルも同じレゴスの Jazzhole、ジャケットの写真も当時のポートレイトが使われているので、その03年盤を再リリースしただけなのではないだろうか(まだ内容が掴めないのだけれど、きっとエル・スールが確認してくれるだろう、と勝手なお願い)。

 ファタイは 2000年頃に何度か訪れたニューヨークの Sterns 支店(World Trade Center 直下にあった)で買った、超マイナーなレーベルからのリイシューCDを聴いて好きになり、その後、今度はようやく初めてナイジェリアを旅した際に、レゴスの Jazzhole の店で彼の復活アルバム "Returns" を見つけて、言葉が出てこないほど驚いた記憶がある。アフリカには枯れてから味の深まったシンガーが多いけれど、オールドタイミーなジュジュを奏でるファタイもそんな一人。大好きなアーティストです。



 またまたブログの更新が進まなくなっている。それは、やりたいことが次々生じると同時に、今度は書きたいことが多すぎて書けなくなっているから。その背景には、もうひとつ大きな "Returns" があるのだけれど。



 追記:

 Ayinde Bakare の息子のアルバムなど Jazzhole の4タイトル、まとめてオーダーしてみた。(10/28)





[PR]
by desertjazz | 2010-10-27 23:59 | 音 - Africa

Staff Benda Bilili(大阪)

d0010432_20214330.jpg
 スタッフ・ベンダ・ビリリ公演(大阪・堂島リバーフォーラム)雑感

More
[PR]
by desertjazz | 2010-09-29 22:50 | 音 - Africa

OK JAZZ & AFRISA

 最近さっぱりアフリカ音楽の紹介をしない、といった声がかすかに聞こえてくる。いや、ネタが全然ないわけではないのだが、面白そうなものほど、事情あって取り上げにくいのだ。例えばこれ。(ということで、入手超困難アイテム?なのだが、もう紹介してしまおう。)

d0010432_23423128.jpg 昨年マルセイユの街を散策しているとき、「まさかアフロ・ミュージックの専門店はないだろう」と思っていたら、やはり探せばあるもので、そこで強烈に凄いブツを見つけてしまった。『Les Vieux Orchestres OK JAZZ & AFRISA LIVE』というタイトルのDVDで、コンゴの2大巨匠のスタジオライブが収録されている。

d0010432_2343154.jpg 最初に観たのは後半のフランコ & OK JAZZ(全5トラック)の方。そして、ぶっ飛んでしまった。白黒映像!!! フランコがやせている!!! リードヴォーカルがサム・マングワナなので、1972〜75年の期間のOK JAZZの演奏ということになる。こんな古い時代の動く映像が残されていたなんて、私にとってはかなり衝撃的だ。

d0010432_23434636.jpg そして、、、前半のタブー・レイ率いるアフリザ(全10トラック)の方を観て、さらにさらにぶっ飛んでしまった(ちょっと違う意味で)。
 まずは3曲目、痛快なファンクナンバーなのだが、いかんせん照明が暗過ぎて、何をやっているのか全然わからない。しかもこの状態が何分間も続く。たしかに演奏はカッコいいのだが。

d0010432_23442070.jpg ようやくフラッシュライトが激しく点滅を始めたと思ったら、白く怪しい影が踊り出す。やっと明転したら、そこに立っているのは、、、中年太りしたタイツスーツ姿?のセニュール・タブー・レイ。かつてのダンディーな面影など一切ない。うーん、一度はJBになってみたかったんだろう。

d0010432_23444987.jpg と、解釈してあげた矢先、今度はサム・マングワナとお揃いの宇宙服!?でデュオ。もう爆笑するしかない。

 いやいや、それでも演奏そのものは全編完璧。フランコもタブー・レイも、芳醇なルンバからファンクまで、ヒット曲の連続。豪快なホーンアンサンブル、豪放なサックスソロ、艶やかなギター、ダイナミックなリズム、ボーカルも男女のコーラスも心地いいし、バンド全員の気合いの入った振りの揃ったパフーマンスも見応えたっぷりだ。

 旅の最中で買ったDVDなんて、普通帰国するまで観もしない。昨秋のマルセイユでは、加えて、インタビューの準備したり、サウンドチェックを観に行ったり、メールで打ち合わせしたりと、日中もやるべきことはたっぷりあったのだが、それら全て放り投げて、ホテルの部屋で一気に通し観してしまった。一度観始めたら、もう目が釘付け。

 それほどまでに凄い作品だったので、昨年のアフリカの個人ベスト(リイシュー)の中にこっそり入れてしまった(だけれど、誰からも問い合わせ、なかったね)。もちろん、マルセイユでストック全部買ってしまおうと、その店にもう一度行ったけれど、「今週末入る」との返事。「OK!」と言葉を残して帰ってきたけれど、その頃はもう日本なんだよな。残念。帰国後、ネットで調べても見つからない。リンガラ専門店のバオバブですら扱いがない。そんな幻の1本なのだが、アフリカン・ポップ・ファンには一度是非観てもらいたい作品だ。






[PR]
by desertjazz | 2007-02-21 00:05 | 音 - Africa

DJ
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31