カテゴリ:音 - Festivals( 94 )

 今年の7月13日に南仏アルルで行われた Moussu T e lei Jovents と Lo Cor de la Plana との合体ライブ。この夏をマルセイユで過ごしていた友人が観て来たと聞いて、とても羨ましく思っていた。そのライブがなんと 58分フルにネットにアップされた。しかも地元テレビ局によるマルチカメラ/プロショット! 思わず繰り返し観入ってしまっている。


Sur Un Air de Trenet : Moussu T e lei Jovents & Lo Cor de la Plana


 以下、雑感。

・Moussu T が主導するステージに時折 Lo Cor de la Plana が加わるといった進行。
・Moussu T たちは普段のレパートリーとは違った「シャンソン」を聞かせる。
・Tatou は魅力あるな。眼が澄んでいて、キレイ。
・やっぱりマルセイユ最高の声の持ち主は Manu Théron かも(歯はどうしたの?)
・ユーモラスさに先の日本公演を思い出す。"A La Ciotat" の導入部で、Tatou からの「もっと盛大なイントロを!」というリクエストに応じて大仰なフラメンコを演奏したのには毎度大笑いしたな。
・Manu は相変わらず音叉を持ち歩いている。台湾公演では1曲ごとに音叉で音程を確かめてから歌い始めていた。
・Lo Cor de la Plana、マルセイユで会った時には6人組だったが、台湾では5人。それがとうとう4人に減ってしまった(メンバーの脱退理由はそれぞれ病気によるものだった?と聞いている)。とても残念。

・36:50 あたりで Manue さんがスウィングしているのはご愛嬌。


 これは保存版だなぁ。どうやったら、それができるのだろう?






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by desertjazz | 2013-10-11 21:30 | 音 - Festivals

If you want autographs ...

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 音楽フェスやコンサートに行くときには、油性ペンを持ち歩くようにしている。それも、黒と銀の2本。これはミュージシャンたちからサインをもらうための準備。もし CD のジャケットが明るい色ならば黒ペンで、暗ければ銀ペンでお願いする。

 スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドでは、会場でお会いしたオリヴァー・ムトゥクジさんにサインをいただいた。セカンド LP には銀ペンで、最新作 CD には黒ペンで。

 振り返ってみたら、今年サインをもらったのは彼以外は思い浮かばない。スキヤキでもたくさんのアーティストたちと言葉を交わしたのに、ムトゥクジさんの他には誰からもサインをもらわなかった(それでもサインを求める人を見つけるごとに、ペンをお貸しできたので、持ち歩いていたことは結果として都合が良かった)。

 レコードなどの物へのこだわりが年々薄れて行くのに伴って、どうもサインをもらうとう行為が億劫になってしまっているようである。それと同時に、良い音楽を生で聴いて、ミュージシャンたちと一緒に飲んで、彼らと雑談を楽しんでいると、もうそれだけで十分満足してしまう。サインをもらうというファン心理からほんの数ミリ先に進んだことで、もうサインを欲しいと思わなくなっているようにも思う。

 逆の言い方をすると、オリヴァー・ムトゥクジさんは、これからもずっと天上人/憧れの存在であり続けるように感じたからこそ、サインをいただく気持ちになったのだと思う。




 ムトゥクジさんは質問を投げかけられない限りは、自ら口を開くことのない寡黙な人。初めて会った彼に対してそんな印象を受けた。

 それが、スキヤキの会場で紹介する機会があるかと思って私が持って行った彼のレコードの中にあったセカンド LP "Chokwadi Chichabuda" を目にした瞬間、彼が突然話しかけてきた。「こんなレコード、どうして持っているんだい?」「このジャケットのスキャンが欲しい。私のメールアドレスはこれ(と言ってメモ書きする)。ここに送ってくれるかい?」驚いて「持っていないんですか?」と訊ねると、あるけれどすでにボロボロになってしまっているそう。ジンバブウェでも、こんなにピカピカのミント盤など既に存在しないのかも知れない。なので、彼はよっぽどこれのコピーが欲しかったんだろうな。思わず LP ジャケットをそのまま「差し上げます」と言いそうになってしまったのでした。






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by desertjazz | 2013-10-10 10:00 | 音 - Festivals

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 ムッスーTたちは母国へ帰っていってしまったけれど、その後も彼らとは主に Facebook を通じたやりとりが続いている。今日は Tatou と Blu の家族たちが日本土産の酒や食べ物などをテーブルに並べて帰国パーティーを開いている様子を写真で伝えてきた。日本酒は日本のファンからのプレゼントだし、よくみると渋谷で手に入れたホッピーも置かれている。私は前回マルセイユで彼らに会ったとき日本手ぬぐいの他に日本酒なども贈ったので、今回は別のものをとひと思案。北海道経由で大阪入りしたので、北の珍味がいいかと思って、乾干しコマイ、鮭トバ、干しカレイなどの珍味をひと山プレゼントしてみた。どうやらそれらも味わってくれたようだ。



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 Ukan Danz (Sukiyaki Meets the World 2013/08/24)

 スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド/スキヤキ・トーキョーも、音楽を楽しむばかりでなく、来日したミュージシャンたちと直に触れ合うことが可能な特別なフェスだ。今年はユーカンダンツのメンバーたちから彼らのレコード狂い振りを再三聞かされたし、いろいろな音楽関係者と乾杯しながらメディアに載らないような話まで伺うことができた(そういえば、ムッスーTのライトエンジニアのチチさんとは無料パスティスで何度も乾杯して盛り上がったなぁ)。気がつけば海外からやって来た彼らの方から声をかけてくれるようになった。音楽を好む同士は感じ合い分かり合えるということなのだろう。おかげでずいぶんと毎日賑やかに過ごせた。

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 Mariana Baraj (Sukiyaki Meets the World 2013/08/24)

 遠い存在だったはずのミュージシャンたちと(短い時間ながらも)こうして自然に交流し合えるのは、ひとりの音楽ファンとしてとても嬉しいこと。日本でも海外でも、会った相手の音楽が好きだし理解しようとしていることさえ伝われば、その気持ちを受け入れてくれる音楽関係者は多かったし、そうしたアプローチは誰にとっても特別難しいことではないと思う。(でも、さすがにムッスーT一派ほど寛容に受け入れてくれる人たちは特別かな?)






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by desertjazz | 2013-10-09 22:00 | 音 - Festivals

SUKIYAKI 2013 - Antonio Loureiro

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 今年のスキヤキについて思い返す度に、なぜかアントニオ・ロウレイロのことばかり頭に浮かんでくる。どうにか都合をつけて東京から富山県の福野にまで行ったのは、オリヴァー・ムトゥクジとユーカンダンツのライブを観たかったからであり、もちろんそれらは堪能できた。ただ両者が概ね期待通りだったのに対して(予想を超える点もいくつかあった)、アントニオ・ロウレイロの方はいろいろ未知数だった分、かえって印象に残ったのかも知れない。

 SUKIYAKI MEETS THE WORLD の最終日に登場した彼のステージはピアノの弾き語り。いかにもミナス風でありながら独特な美しさを持ったメロディー、変幻自在なピアノプレイ、繊細さにの中に荒削りなところも混じったパッショナブルな歌。静謐さと力強さを兼ね備えた独特な世界観を展開していく。夜ごと小音量で聴いていた CD の音とはかなり違った印象を受けた。ヘリオスという響き良いホールのフロアに足を投げ出し、時には横になりながら(入りがさほどでもなかったので)、アントニオの足元で、彼の歌とピアノにのんびり耳を傾けていたのだった。

 あー、なんという贅沢な時間だったことか。

(直前の仕事の忙しさもあって、ほとんど眠れないままに福野入り。今年はスキヤキへゲストとして招いていただいたものの、ほとんど何もできず仕舞。ステージ写真も毎度「頭撮り」だけして、あとは後方で休んでいることが多かった。そんな体調だったこともあって、まったり聴けた彼の演奏へますます好印象を持ったのかも知れない。アントニオをスキヤキに呼ぶのはミスマッチじゃないかと言っていた自分が、結局一番楽しんだ?)

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 翌朝、ホテルのレストランでたまたまアントニオたちと一緒の席になり、朝食を食べながら話の輪に加わわる。「ヨシガキは日本で一番のドラマーのひとりだよ」と話かけると、アントニオは「誰?」って顔をする。この時点では、東京でどんなアーティストと共演するのかよく分かっていなかったようだ。

 ところが、SUKIYAKI TOKYO の幕が開けてみると、日本人3人のサポートを得たスペシャルユニットの紡ぎ出すサウンドが何とも素晴らしいこと。アントニオの演奏はさらに集中度を増し、実に美しい。そして、あくまでもサウンドの中心にアントニオが居ながらも、それを芳垣安洋(dr)/鈴木正人(b)/佐藤芳明(accordion)の3人がそのフレームをぐっと拡げていく。とりわけ芳垣のプレイが凄すぎる(毎度のことだが)。アントニオもそれをよく感じ取ったようで、中盤に芳垣が絶妙艶やかなスティック捌きを繰り出した瞬間、「いいね! そうだよ!」と声をかけるかのように彼を指差し、幸せそうな笑みを浮かべた一瞬が忘れられない。このユニット、もし世界ツアーをして回ったら、どこでも絶賛されるだろうな。

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 福野でのソロと東京でのクァルテット、その両方を聴けたというのはかなり貴重な体験だったんじゃないかな? 熱心なブラジル音楽ファンでも2つのステージとも観たって人はほとんどいないでしょう。喩えて言うなら、両者には水墨画と油彩画くらいの違いがあった。その2つを堪能できた幸運。

 でも、アントニオはすぐに再来日することでしょう。きっとそうなると思う。それにしても "Lu Da Terra" は名曲だなぁ。まるでミナスの風がそよいで来るようで、そんな彼のサウンドにもう一度包まれたい。


(写真は全て 2013年8月25日に SUKIYAKI MEETS THE WORLD の会場で撮影。SUKIYAKI TOKYO は Photo Pass をもらわなかったので写真はありません。東京にはオフィシャルが入るだろうから素人カメラマンは邪魔と思って Pass は申請しなかった。実際素晴らしい写真がネット上でいくつも披露されています。)





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by desertjazz | 2013-10-09 02:00 | 音 - Festivals

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 昨年10月にマルセイユで開催された第21回 Fiesta des Suds とそれに続くフランス+イタリア+モロッコ旅行、年が明けて初夏に北欧旅行(スウェーデン+ノルウェー+デンマーク)、夏にはSUKIYAKI MEETS THE WORLD 3日間と SUKIYAKI TOKYO 3日間、そして Moussu T e Lei Jovents の日本ツアー4夜、などなど。北海道、福島、群馬、奈良、鹿児島などへの短期旅行も含めて、この1年間も結構飛び歩いた。

 さて次は再びマルセイユの Fiesta des Suds へ! …と言いたいところだが、残念ながら今年のフランス行きは断念。その代わり、昨年このフェスの広報チーフ Olivier Ray がプレゼントしてくれた「20回記念ブックレット」を眺めて我慢している。このブックレット、フルカラー/全100ページある大判の豪華本。2005年に発生した Dock(フェスの会場)での大火災を始め、フランス最大級のフェスの歴史が詰め込まれている。


(来年以降の旅に向けて、模索/調査/相談しているところなのだけれど、ここ1年間の記録についてももっと整理しておきたいとも思う。)






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by desertjazz | 2013-10-05 00:00 | 音 - Festivals

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 今私が世界で一番好きなバンド、ムッスー・テ & レイ・ジューヴァン Moussu T e Lei Jovents の初来日ツアーまで、いよいよ2週間。地中海の風に乗ってマルセイユ/ラ・シオタから最高の男たちがやってくる!

・9/26(木)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 福岡公演

 → 福岡 Rooms
 → アンスティチュ・フランセ Institut Français 九州


・9/27(金)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 大阪公演

 → 大阪 conpass


・9/28(土)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 東京公演
・9/29(日)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 東京公演


 → アンスティチュ・フランセ Institut Français 東京


・9/30(月)After Party - Apéro Tokyo アペロ・トーキョー

 → 東京・渋谷 7th Floor

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 彼らの作品全7枚を引っ張り出して1枚目から聴き直している。全作レビューも書きたいけれど、どれもが甲乙付けがたい良さなので、そんな必要などないかな?(何となく Facebook では先行してレビューを開始した。)

 それにしても、どうしてこんなに気持ちがいいんだろう。どうしてこんなに彼らのことが好きなんだろう。彼らのサウンドは CD で聴いても最高! でも実際のライブはもっと楽しいんだよなぁ! 目前に迫った日本でのライブが本当に楽しみ!


 今年の Sukiyaki Meets the World と Sukiyaki Tokyo のことも書いておかなくていけないのだけれど、Moussu T e Lei Jovents の来日公演まではこちらを優先。

(Oliver Mtukudzi &the Black Spirits の初来日公演が無事に終わった後は、サカキマンゴーの新作と Moussu T の音楽さえあればもう何もいらないという毎日です。他の音楽を聴く時間もないので、とうとう CD を買うことも止めてしまいました。)

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「日本のみんな、待ってろよ!!」by Tatou ?






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by desertjazz | 2013-09-12 22:42 | 音 - Festivals

[Day 3]

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 三者三様の素晴らしさ。
 今年もスキヤキに感謝。

 そして、トーキョーへ。






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by desertjazz | 2013-08-26 05:00 | 音 - Festivals

[Day 2]

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 Danz!Dance! ダンス!






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by desertjazz | 2013-08-25 09:00 | 音 - Festivals

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 スキヤキの会場で Oliver Mtukudzi の来日記念盤と Sakaki Mango の新作(全編鹿児島弁!)をいち早くゲット!

 これからスキヤキ2日目です。






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by desertjazz | 2013-08-24 08:00 | 音 - Festivals

Sukiyaki Meets the World 2013 (1)

[Day 1]

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 スキヤキ、いよいよ始まりました!
 今年はさらに楽しい!






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by desertjazz | 2013-08-24 01:00 | 音 - Festivals

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