カテゴリ:旅 - Abroad( 148 )

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 旅の話をもう少し。


 自分は土産物に興味がないのか、選ぶセンスがないのか、旅の途中で自分のためにも誰かのためにも土産物を買うことがほとんどない。旅先でそうしたことに頭と時間を使うくらいなら、何もせずにのんびりしていたい。だから買うのはせいぜい滞在の記念になりそうな楽器くらいだ(しかし、これも溜まり続けてしまって、弾けもしないカバキーニョやゲンブリもあれば、親指ピアノに至っては30個くらいある)。

 土産物を買わない代わりに、初めて訪れた島や砂漠では、なるべくそこの砂や岩を持ち帰るようにしている。これらはガラス瓶に入れて部屋に飾ってあって、ひとつひとつ眺める度に旅の間の様々なことを思い出せる。懐かしい思い出を簡単に蘇らせてくれるので、自分にとっては最高の土産になっている。

 こうした砂や岩はいくら持ち帰ってもタダだという点がいい。そして自分が長く片道だけの最後の旅に出た後には、文字通り土に還してもらえれば、それで片付けはおしまいというところも気に入っている。




 写真は、奥から順に、タイのピーピー島、インドネシアのバリ島、エチオピアのリフトヴァレー、エチオピアのアファール砂漠、ボツワナのカラハリ砂漠、タイのプーケット島、与論島(星の砂)、モロッコのメルーズガから持ち帰ったもの。与論島に行ったのは3月で観光客は皆無。ビーチに店を開いていた土産売りのおばさん、よっぽど暇だったのか、お茶を飲んでけと声をかけられ、何も買わなかったの星の砂までくれたのだった。






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by desertjazz | 2013-11-24 15:06 | 旅 - Abroad

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 今年の夏にはノルウェーとスウェーデンで、今年生誕150年のムンクを観てきた。

 これも非公開旅日記(帰国直後の7月に書いたもの)から紹介。

(写真は左から、ベルゲン美術館、オスロ国立美術館、マルメ美術館のパンフレット。いずれもムンク作品/ムンク展を表紙にしている。)




北欧ツアー(1): Scandinavian Art Tour


 今年6月28日から7月14日まで北欧を旅してきた。かねてよりそれほど関心もなかった北欧なので行っても退屈するかと思ったら、そのような気分が生まれることもなく案外楽しめた。

 昔からスウェーデン人の知り合いがいたし、スウェーデン出張の打診を受けたこともあった。しかし何故か興味は湧かず、またその都度条件が合わなくて訪れる機会もないままでいたので、縁はないものとばかり思っていたスウェーデン、そして北欧。それが突然スウェーデンに行かなくてはならない理由が生まれて初訪問。巡り合わせとは不思議なものだと改めて思う。

 せっかくスウェーデンまで行くのなら、ついでにデンマーク、ノルウェー、フィンランドにも足を延ばせないだろうか。そう思い、何とか少し長めの休暇を取ったのだった。




 普段だと旅程(トランスポートとホテルのブッキング、食事する場所、等々)はほとんど自分で決めてきた。けれども今回は全てパートナー任せにした。それは、北欧には土地勘がなく、細かく調べている時間もなく、また繰り返すようだが北欧について積極的な興味もなかったから。

 それでもただ行くのでは勿体ない。自分は北欧で何をしたいのだろうと考えてみた。その結果として事前にリクエストしたのは以下の項目。

(1)ムンクを見たい。彼の代表作『叫び』を中心に今年開催される生誕150周年展を見たい。
(2)ノルウェーのフィヨルドの絶景を見たい。

 この2点は必須条件。あとはオマケということで、できれば、

(3)スカンジナビアン・デザインを堪能したい。
(4)現在世界最高のレストランと謳われているコペンハーゲンのノマ noma で食事がしたい。
(5)スウェーデンの移民たちの音楽事情について知りたい(特に在マルメのパレスチナ人やストックホルムなどのアフリカ移民)。

 こうしたことも要望しておいたのだった。




 まずムンク。今回の旅でも美術館巡りをたっぷりできたので、ほぼ100%満足する結果だった。

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 (オスロ空港に降り立った途端に Munch 150 がお出迎え。)


 昨年は4月にスペイン、マドリッドの3大美術館と市内の主要な教会を4日間かけて見尽くした。10月にはイタリア、ヴェネチアの美術館と教会群を巡り、ここで見たいと思っていたもののほとんどを目に焼き付け、さらには偶然開催中だった建築ビエンナーレにもどっぷり浸かった。そして11月にはパリのルーブルを再訪問、完成直後のイスラム・コーナーを心行くまで堪能してきたのだった(このイスラム・コーナーは展示作品の質的にも所蔵点数でもレイアウトの点でも実に素晴らしかった…って、まだブログには書いていなかったか?)。

 そうした昨年のアート・ツアーに続いて今回は、デンマークのコペンハーゲン美術館、ノルウェーのオスロ国立美術館とベルゲン美術館、スウェーデンのマルメ美術館を探訪。ムンク Munch やダール Dahl を中心に北欧絵画などをじっくり見て来る願いが叶った。

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 (オスロ国立美術館正門)


 まず最初に訪れたのはオスロ国立美術館。ここではムンク生誕150周年の特別展が開催中で、『思春期』『マドンナ』『接吻』『叫び』などを一度に鑑賞できた。特に『思春期』以外の主要な代表作は一室にまとめらていて、ここだけで彼の生涯を辿ることができるようになっていた。ただこの部屋の展示の仕方が恐ろしく安っぽかったのは残念。それでも、訪れた時にはこの部屋を独り占めできる程度の空きようだったので、ゆったり見て来ることができた。これは海外の美術館で作品鑑賞する際の大きな利点である。

 ムンクの作品の中では『思春期』に惹かれていたので、これを直に見られて良かったな。一方で『叫び』からはさほど特別な印象を受けず。それでもどの作品も不思議な魅力を放っているいて、ムンクの凄さを実感。シンプルなタッチから浮き上がってくる冷えきった心情のようなもの、どこまでも暗い瞳、そうした描写から伝わってくる独特な感覚に惹き付けられて止まない。

 同じオスロ市内のムンク美術館にも行こうかと迷ったが、これは止めておいた。国立美術館のコレクションには及ばない?らしく、雨も降ってきたので、無理はしないことに。1日で美術館を複数廻ると(オスロ滞在は2泊だったので、美術館巡りをできるには実質中日の1日だけだった)印象が薄れてしまうことでもあるし。この後北欧滞在中に他の美術館のムンク・コレクションも見ることができ、また同様なモチーフの作品が多いために重複感が強かったので、ムンク美術館まで行く必要はなかったかもしれない。

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 (マルメの Moderna Museet でもムンク展が開催中。)


 それにしても、直に見たムンクは凄かった。特別な興味を持っている画家ではなかったのに、これほどとは…。




 美術館を巡って名画をじっくり見つめる度に、人間の創造力の深さにひれ伏すような思いにかられる。やっぱりアートは面白い。

 さて、次はどこの美術館に行こうかと、思いが巡り始めている。






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by desertjazz | 2013-11-23 16:00 | 旅 - Abroad

Venice Art Tour (1) - Excerpt

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(Venice, Italy Oct. 2012)


 昨年のヴェニス旅行記(ネット非公開)が出て来た。以下、一部抜粋して紹介。




Venice Art Tour 1日目

・アートを徹底的に見尽くす弾丸ツアーは過去、パリ、ロンドン、ローマ、ニューヨーク、ワシントン、バルセロナ、マドリッドなどに行ってきたが、今度はヴェニスへ。

・12時にマルセイユのホテルをチェックアウト。メトロとシャトルバスを乗り継いで空港へ。12:40に到着。ちょっと早すぎ。Air France便にチェックイン。チケットは3ヶ月前に買ったので往復¥17610という安さ。まだ旅は始まったばかりだというのにスーツケースは21.7kgもある(マルセイユに戻ってから日本に送る資料がたくさんあるので仕方ない)。

・16:38にヴェニスの空港着。空港でバスチケットを買うが、カウンターのおばさん、思いっきり愛想が悪い。17:30のバスに乗ってローマ広場まで。降りたら観光客だらけ。ヴァポレット(周遊船)に乗り換えようとするが、ここも分かりにくい。これでも本当に観光地か? 18:15のボートに乗って5番目のカ・ドーロ Ca d'Oro で下船。

・ここから歩いてすぐの場所のホテル、パラッツォ アバデッサ Hotel Palazzo Abadessa にチェックイン。荷物を置いて近所のレストランでやっと夕食。周辺を散歩してからホテルに戻る。10数年振りのイタリア。ともかく無事にヴェニスに着いた。


(以下、略)




(2日目以降は、これだけ巡っている。)

(2日目)リアルト橋〜サン・マルコ広場〜グッゲンハイム美術館(ポロックの一室も!)〜安藤忠雄建築、プンタ・デッラ・トガーナ〜S.M.G.d.フラーリ教会〜サン・ロッコ教会〜サン・ロッコ大信者会(ティントレットの天井画が圧倒的スケール)〜カ・ドーロ

(3日目)サン・マルコ広場〜ドゥカーレ(ボッシュも!)〜サン・マルコ寺院〜サン・ザッカリア寺院(ベッリーニ『玉座と聖母と諸聖人』!! )〜アカデミア美術館(ボッシュ2作)〜 Istituto Veneto(スウェーデンのガラス作家 Bertil Vallien の展覧会)〜カ・ドーロ + フランケッティ美術館

(4日目)サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会〜スクオーラ・ダルマータ・サン・ジョルジョ・デッリ・スキアヴォーニ〜造船所/アーセナルで開催中の建築ビエンナーレ〜別会場でのビエンナーレ〜夕日に輝くサン・マルコ

(5日目)水上タクシーで空港まで移動。マルセイユに戻る間、Antibalas 取材&インタビューの準備




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 ジョヴァンニ・ベッリーニ『玉座と聖母と諸聖人』これが観たくてヴェニスに来たんだ !!


#

(追記)

 読み返すと「ヴェニス」「ベネチア」「ヴェネチア」などが混在していますね。統一して直すのも面倒なので、このままにします。悪しからず。

 同様に「マドリッド」「マドリード」「マドリー」だとか、「ウブド」「ウブドゥ」「ウブッ」だとかも、迷います。






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by desertjazz | 2013-11-23 15:00 | 旅 - Abroad

Balestrand, Norway 2013/07/07

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 奈良の原生林の話のつづき。


 先月、奈良 春日大社からその裏手に伸びる奥の院道の、そのまた最奥に建つ紀伊神社を訪れ、森の中で腰を下ろして周囲の音をじっくり堪能していたときのこと。静かな響きに心がどんどん穏やかになっていき、ここからもうどこへも動きたくないとさえ思い始めた頃、なぜか同時に、今年初夏に旅したノルウェーの光景が頭に浮かんできた。それも旅の途中で飽きるほど観た数々の絶景ではなくて、深夜の曇天の景色だった。

 先の北欧旅行では、デンマークのコペンハーゲン、スウェーデンのマルメ、ノルウェーのオスロといった街歩きを楽しんだ後、北上してソグネフィヨルドへ向かった。世界遺産にも登録された見事な景観も、快晴の下でのトレッキングも申し分なかった。けれども、思い出すことが多いのは、日本のガイドブックには載っていないような街バレストランド Balestrand のホテルからの眺めだ。

 7月7日、夜遅くになっても白夜の明かりが残る中、目の前のソグネフィヨルドの一角の上には一面の雲。まるで杉本博司の写真かのような「モノクロ映像」で、そこを流れる雲をじっと見つめていた(写真は24時頃に撮影)。そして聴こえてくるのは、ゆったりした波音ばかり(時おり海鳥の叫びが邪魔になったが)。この景色を眺め、音に身を預けていると、もう何もいらなくなる。いくら見続けていても全く飽きない。気持ちが安らぐばかり。今ここに居られることに感謝する。こうしたように、空間に対して目と耳が釘づけになり、どんどん心が静まっていく感覚というのは、奈良の原生林にいるときの感覚とほとんど一緒である。それでバレストランドの夜を自然と思い出したのだろう。

 考えて見ると、例えばバリ島ウブドゥの森の音空間でも似た感覚が浮かぶ。虫や鳥や水音が騒々しいので、音の質的には奈良の森などとは対極にある。それでもバリの音には、うるさいんだけれど感覚的には静かだという不思議さがある。自分がウブドゥで常宿にしているボチュヴュー Bucu View Banglows に求めているのもそんな音空間だ。


 昔は旅している最中に旅日記を毎日ノートに何ページも書いていた。その分量が年々少なくなったし、帰国後に旅行記をまとめることも無理にはしなくなってきた。それは、こうした特別に落ち着ける空間を見つけた時、そこに自らをただただ浸し、それによる快楽を満喫するだけでいいと感じているからなのかも知れない。至福の空間と出会った時点で、旅はいったん完結しており、何かを語るなど、それ以上のことは蛇足なのではないか。旅の記録を整理する作業が進まないのをもどかしく思いながら、最近はそんなことも感じている。






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by desertjazz | 2013-10-29 00:00 | 旅 - Abroad

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 9月27日、2泊3日で大阪滞在した中日のこと。福岡からやってくるムッスーT御一行を待つ間、さてどう過ごそうかと迷った。もし天気が悪ければ、心斎橋の光悦か空堀の蕎麦屋で昼ご飯をいただこうと思っていたのだけれど、起きて外を観たら見事な快晴。これは京都か奈良に行かないと勿体ない。しかし時間が半日もないので、自分が一番好きなところだけ訪れるのがいいだろう。京都なら法然院、奈良なら春日大社の周辺に広がる原生林。どちらにするかと再び迷ったが、時計を見るとすでに9時(昨晩は明け方4時頃まで飲んでいた分寝坊してしまった)。京都に行くにはもう遅すぎる。そういう訳で奈良行きを選択。


d0010432_19174541.jpg 今回も春日大社の本殿は通り過ぎて、奥の院道と、3本並行する禰宜(ねぎ)の道を歩く。

d0010432_19174296.jpg ここの原生林は手入れもされずに無造作に放置されているよう。それは、この一帯が歩道を除いて立ち入り禁止の「聖地」であるからだと、最近某雑誌を読んで知った。

d0010432_19174075.jpg この森の中でも特に好きな場所は、奥の院道の最奥にある紀伊神社。春日大社から先に進む人は少なく、ここまで足を運ぶ人となるとほとんどいないようだ。


 奈良の原生林が好きな理由は、音環境が素晴らしいこと。アンビエンスノイズの響きに至福を感じる、なんて風に語るより、とにかく音が気持ちいいとだけ言って済ませてしまいたい。今回気がついたことがひとつ。紀伊神社に辿り着いた途端、森の外から鳴っていた様々な雑音がすっと消えたように感じた。静寂の中で聴こえてくるのは美しい鳥の声のみ。この音の変化はなんとも不思議な感じで、もしかしたらそうした独特なポイントであることを知った昔の人たちが、ここに神社を建てたのだろうかといったことも頭に浮かんだ。

 京都の哲学の道の近くにある法然院が好きな理由も同じで、朝方ここの裏手に進むとすっと音が静まっていき、鳥たちの囁きだけに包まれる(だから京都には毎度早朝に行って昼には帰ってくる)。

 こうした感覚には多分に主観や偶然も含まれることだろう。それでも自分が特別に好きな空間をもっているといのは、とても幸せで贅沢なことだと思う。今回も3時間近く、森の中を歩き、神社で佇んでしまった。

 奈良の森は何度訪れても飽きないです。

週末旅行 IX:奈良 〜 原始林の奥へ 2010/04/30
Last Day in Osaka / Final 'Weekend Trip' 2012/06/10



 (つづく)





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by desertjazz | 2013-10-28 19:00 | 旅 - Abroad

Wearing Zimbabwe ...?

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 18年前のジンバブウェ旅行の時に買ったTシャツを発掘。デザインが面白いと思って(ハラレかブラワヨで)数枚買ったのだけれど、まだ1枚残っていた。Oliver Mtukudzi のコンサートにはこれを着てこうかな?

(値札を見ると 47ジンバブウェドル、っていくらだ?)





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by desertjazz | 2013-08-15 01:41 | 旅 - Abroad

Zimbabwe 1995 / 2013

 アフリカが好きで時々行っていると話すと、「どこが一番良かったですか?」「私も行きたいのですが、どこがお薦めですか?」としばしば訊かれます。でもこれは、音楽やダンスに興味があるのか、動物を見たいのか、大自然を堪能したいのか、食や美術に関心があるのか、現地の人々と触れ合いたいのか、人によってその目的が違うはずなので答えにくい。私自身も毎度旅の目的は異なります。

 気がつけば、アフリカに10回(だったよな?)渡り、主要国には一通り足を運べました。そんな過去を思い出しつつ、個人旅行を振り返って真っ先に頭に蘇るのは、1995年にジンバブウェ、ボツワナ、ザンビア、南アを巡ったときのこと。中でもジンバブウェのヴィクトリアフォールズに1週間滞在し、その合間に一旦抜け出して訪れた近郊のワンゲ Hwange 国立公園は忘れがたい。ヴィクトリアの滝は毎日見ていても全然飽きなかったけれど、それとともにワンゲの自然は本当に素晴らしかった。動物好きの方には、ジンバブウェの政情さえ安定しているなら、ここのロッジに数泊しての野生動物ウォンチング、お薦めです。

 北欧の雄大な景色も見事だったけれど、アフリカの大自然も感動的。ワンゲはボツワナのオカバンゴに匹敵する素晴らしさだった!

(ノルウェーもそうだったけれど、アフリカ南部諸国はキャンプ場が整っていて、安く滞在できることも魅力。95年はヴィクトリアフォールズ、ブラワヨ、それにボツワナのチョベのキャンプエリアにテントを張って寝ました。料金はそれぞれ数ドルで、共同シャワーも使えたように記憶しています。ワンゲやボツワナのロッジも、充実したサファリと食事、飲み放題のアルコールといった内容から考えたら結構安いと思います。)




 そのジンバブウェ、現在、大統領選挙と議員選挙の真っ最中。先日「200歳まで大統領職に留まる」と宣ったムベキ、さて今回は?

Zimbabwe election 2013: Voting around the country


 そして、今夏初来日するジンバブウェのオリヴァー・ムトゥクジの最新作 "Sarawoga" が国内盤でも来日記念盤としてようやく発売になるようです。これもいいアルバムです!




 残念ながら 1995年の旅ではジンバブウェ遺跡まで行く時間がなかった(トーマス・マプフーモのライブにニアミスして、オリヴァー・ムトゥクジのレコードを探して、親指ピアノを買い集めたくらいで、ジンバブウェは時間切れ。ボツワナのチョベ Chobe までバスで行って象の大群を見て、南アのジョハネスバーグではソウェト探訪したりもしたのでした)。ジンバブウェにもまた行ってみたいけれど、恐らく無理だろうなぁ。


(何か写真もと思ったけれど、出発前夜で準備中につき選べなかった。悪しからず…。)






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by desertjazz | 2013-07-31 23:00 | 旅 - Abroad

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 やっぱり絶景だなぁ〜。眺めているだけで涼しくなります。






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by desertjazz | 2013-07-31 21:00 | 旅 - Abroad

Remembering a Trip to Scandinavia

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 東京、そして日本は暑いですね。今年の夏もエアコンを全く使っていないのでなおさら(あの人工的な風がすっかり苦手になってしまった)。たっぷり汗を流しながら、生ビールやよく冷やした白ワインなんかを飲んでいると、バリかバンコクあたりに舞い戻った気分になる。

 でも北欧の涼しさが恋しいな。初めて訪れた北欧、予想外に良かった。今回目を通したガイドブックなどをまためくりながら、早くも懐かしんでいるところです。BGM も北欧ものばかり。Bugge Wesseltoft などのジャズや、北欧諸国に移住したアフリカンの作品をあれこれひっぱり出しながら。

 先の北欧旅行については、関連資料を整理してファイル化まで終了。次は Facebook や Twitter にメモしておいた断片的文章や旅行記を再構成して整理し直せないかと考えているところ。しかし明日1日からしばらく南の島へ(ホテルにはネットがなさそうなので、1週間くらいネットから離脱する予定)。それから戻ったら、今度は富山のスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドへ。続いてスキヤキ・トーキョーにも参加予定。北欧の素晴らしさをうまく伝える方法については、もうひと思案かな。

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 ということで明日から8月。今年はレコードを買う量がさらに減っていて、7月に買った CD は実質これ1枚のみ。話題沸騰中の Kanye West の新作なのだけれど、前作と比較するとかなり物足りないなぁ。

 今のところ秋か冬にまたヨーロッパに行く計画なので、今年後半もレコードはあまり買えそうにない(聴く時間もなさそうだし)。その分、手元の北欧ジャズ盤などを聴き直そうかとも思っているところ。

 ジャズを聴きに、冬の北欧も訪れてみたいものです。






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by desertjazz | 2013-07-31 00:00 | 旅 - Abroad

病の話2:ムシ

病の話2:ムシ


2000年夏、アメリカとメキシコを旅した後、キューバにしばらく滞在した。
その終わり頃、左胸、ちょうど心臓の上あたりに小さなシコリができているのに気がついた。
帰国してもそれは消えず、1cmか2cmくらいの細長い豆粒が肌の下に入っているよう。
それは微かに熱も帯びている。
そして、少しずつ移動しているような気もする。

何とも気持ちがよくないので、医者に相談したところ、慶応大学病院のA氏を紹介された。
A氏は、マラリアに関する文献もある長崎大学のB氏とともに、当時(今も?)日本に数少ない熱帯病の専門医だった。

A氏いわく、私の胸を見るなり、
「これは XXXXXX だなあ」
(と、確か漢字6文字くらいの、難しい寄生虫?の名前を挙げた。)
「生きている鶏の体の中に住んでいて、犬には移ることがある。幼虫から成虫になりたくても、寄生先の体の中にいてはそれができないので、この虫は放っておけば、いつか死ぬよ」
「胸を切開して取り出せないのですか?」
「虫のいる正確な位置が分からないので、無理してメスを入れると、筋肉組織をズタズタにしてしまうから出来ない」
「そうなんですか」
「それにしても、人間の体の中にこの虫が入っているのを初めて見た。ハッ、ハッ、ハッ、、、」

ちょっと怖くなって、その虫についてインターネットで調べてみた。
確かに慶応の医師が言ったことに近いことが書かれている。
そして「犬の心臓や脳に入ると死に至る」とも。

ハバナでは有名な鶏料理店で3度食事をした。
しっかり熱が通っていて、寄生虫の類が生きていたとは考えられない。
(余談になるが、この店の料理はとても美味しかった。反対に他は全滅だった。ハバナではこれまで世界中で最も不味い中華料理も食べた。)
本来人間の体には入らないはずの虫が自分には入り込んでしまった。
全く謎だらけだ。

いずれにしても措置なしという。
ならば、この虫くんを飼ってやるしかなさそうだ。

虫くん、その後もなかなか元気。
次第に左肩に上がっていって、数ヶ月後には背中の方まで引越してきた。
しばらくすると、今度はまた胸の方に戻ってくる。
やがては、変わったペットを飼っているような気分にさえなっていた。

そんなことが6ヶ月ほど続いた頃のこと。
虫くん、いつの間にか、消えていた。
なぜか一抹の寂しさを覚えた。

今ではその虫の名前すら忘れてしまったけれど、心臓の上に留まり続けた怪しい「熱」と、「いや〜、珍しいものを見た!」と語ったA氏の高笑いは、はっきりと憶えている。




 先日『Ice Cube』を綴っていて、今度はこの記憶が蘇ったのでした。
 (Facebook より部分転載。)






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by desertjazz | 2013-07-21 03:00 | 旅 - Abroad

DJ
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