カテゴリ:音 - Music( 244 )

New Discs from Sukiyaki

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 そして本日の極め付きはこれ。Sukiyaki Meets the World がレーベルを再始動し、アルバムを2タイトル、リリース。完成早々、今朝届きました!

 ・ Cuatro Minimal "La Cola del Dragon" (SKYK-003)
 ・ SukiAfrica "Sukiyaki Allstars" Live in Tokyo (SKYK-004)


 "La Cola del Dragon" はサカキマンゴーら日/韓/メキシコの4人によるスキヤキ・レジデンツ・ユニット Cuatro Sukiyaki MInimal 改めクアトロ・ミニマル Cuatro Minimal による初のスタジオ・レコーディング作。サウンドもアートワークもデザインも揃って素晴らしい。こんな素敵なアルバムの解説(グループ紹介)、僭越ながら私が書かせていただきました。しかも、世界配給が決まっているとのことで英訳文つき。なんだか不思議な気分です。

 後者はサカキマンゴー含む日本人3人とアフリカ各国のミュージシャン5人が集結したスキヤキのスペシャル・ユニットによる2010年のライブ録音。録音はご存知、久保田麻琴さん。そして解説は橋本スキヤキ実行委員長による入魂の文章。聴いているといろいろなことが頭に浮かぶ。何よりチウニーソ・マライレ Chiwoniso の歌声が若々しく溌剌としているだけに、何とも悲しい。来日からほどなく37歳でこの世を去ってしまうなんて。もしかすると、これが彼女の最後の作品(レコーディング)になったのだろうか?

 どちらも今夜聴き始めたところなので、詳しい紹介は後日かな?(クアトロ・ミニマルは CD で聴き直すと、また新鮮な音に響いてくる。)Cuatro Minimal は来週 7/12、SukiAfrica は 7/26 の発売です!

 さて、今年のスキヤキまで約1ヶ月半。楽しみですね!


(うーん、今年はスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドについて紹介する時間もさっぱり取れないなぁ。何とかせねば…。)






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by desertjazz | 2015-07-06 23:55 | 音 - Music

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 約2ヶ月振りで渋谷 El Sur Records へ。(ということはレコ店行くのも2ヶ月振りか?)お目当てはエレフセリア・アルヴァにターキ Eleftheria Arvanitaki の新作 "9 + 1 ISTORIES" と里アンナの新作『紡唄』と Madjid Hadj Brahim の最新作? "Lyame Tbayane"。話題のアフロビート・ブラスバンド Gangbe Brass Band も入っていたので、ついでに購入(Femi Kuti 参加)。

 エレフセリア、今回もいいなぁ、最高だなぁ。とにかく凛として清楚で端正で(ちょっと怖いお顔に似合わず)甘みも含んだ彼女の声が大好き。歌い口がストレート過ぎて、往年の大歌手たちに比べると深みを感じない人もいるかも知れない。だけど自分はこの声の響きが好きなのです。

 Madjid Hadj Brahim はハレドの甥っ子だそう。FB友のご紹介で知った。その 2013年作、現地買付け盤が日本に限定初入荷! 正にハレド直系王道のライ。声も笑みを含んだ目元もハレドそっくり。ジャケは2タイプあってどちらにするか迷ったが、1点もののファーストプレス?(多分)のタイプを選択。

 ・・・ということで、今夜はこれらを順に聴いているところです。




 新譜のサンプルなどもあれこれ送られてきていて、中には紹介したいものもいくつかあるのだけれど、じっくり聴く時間がなくて。もうしばらくお待ちを…。






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by desertjazz | 2015-07-02 22:22 | 音 - Music

BEST ALBUMS 2015

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 2015年も今日で半分終了。ということで、今年上半期のベスト・アルバムです。

1. DUPAIN / SORGA
2. FAADA FREDDY / GOSPEL JOURNEY
3. ADIOUZA / LI MA DOON
4. KLO PELGAG / L'ALCHIMIE DES MONSTRES - EDITION DE LUXE -
5. M.ANIFEST / APAE E.P.
6. HINDI ZAHRA / HOMELAND
7. COUMBA GAWLO / L'ALBUM LIVE 23ans de SUCCES
8. SUFJAN STEVENS / CARRIE & LOWELL
9. JALAL ELHAMDAOUI / REGGADIATES 2013
10. E.T.MENSAH & THE TEMPOS / KING OF HIGHLIFE ANTHOLOGY



 今年前半に個人的に楽しんだ 10枚。なので、思いっきり偏ったセレクション。結構豊作な印象だったのだけれど、どうしても 10枚に足りず、Klo Pelgag の曲追加ヴァージョンと E. T. Mensah のリイシュー盤を入れるというやや反則技。

 こうして振り返ってみると、最近も昔から好きなものばかり聴いている。例外は新発掘したセネガルの Aliouza くらいかな。St. Vincent もいまだによく聴いていて、今年ライブを観た Dupain、Klo Pelgag、Faada Freddy、St. Vincent、それに Aliouza さえあれば、もう他の音楽はいらないと言ってしまいたいくらい。

 10枚とも拙ブログで取り上げ済みなので、コメントは割愛。(疲れがピークなもので…。)




(日々忙し過ぎて音楽を楽しむ時間がほとんどなく、レコードを買う金も余りなくなってしまったために、購入枚数はさらに減ってきた。1月のサンフランシスコと4月のパリで買ってきたレコード/CDですらまだ全部を聴き終えていないくらいなので、なおさら買い控えてしまう。昔から好きな音楽を中心に聴いているというのは本当で、最近は Joni Mitchell、Duane Allman、Chris Squire/Yes だとか、昔買い集めたジャズ盤などを聴いている。新鮮な音楽も気になるけれど、自分が心落ち着ける昔からの愛聴盤も聴きたいので、しばらくは少々我慢かな。

 それと最近の日本の危機的状況を見ていると、どうしても頭を空にして音楽を楽しむことができない。2011年以降、それがずっと続いている。)







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by desertjazz | 2015-06-30 00:00 | 音 - Music

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 前言撤回。クロ・ペルガグ Klo Pelgag "L'Alchimie des Monstres" のデラックス・エディションへの追加曲5曲「既発のものに比べると若干弱いかな」と書いたけれど、聴くほどに馴染んできた。おかげで毎晩何度もアルバムをリピート。すっかり寝不足です。

 追加トラックは 2012年にリリースした EP の4曲を再収録したのかと思って聴いてみたら……、違っていました。"Ariane" は未収録、他3曲 "Comme des Rames"、"Les maladies de Coeur"、"Tremblements" も曲の構成は変わらないけれど再録音されている。両者を聴き比べてみると、EPヴァージョンの方が若々しくて弾けた感じがして、これもいいね!

 クロ姫の EP、公式サイトから各種フォーマットで買えます。iTunes (mp3) だと $3.96、Bandcamp(loseless)だと CAD$ 5.00/$4.17。私は後者を買いました(¥518)。

 ・ http://klopelgag.com/en/musique/






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by desertjazz | 2015-05-14 23:00 | 音 - Music

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 レッガーダ・キングことジャラル・エルハムダウイ Jalal Elhamdaoui と、スタイフィー・キングことシェブ・カラス Cheb Khalass、バルベスで探し出した両者の最新録音盤2枚をようやく通し聴き。2大キングはともに健在なり! 超強烈で参りました!

 ・ Jalal Elhamdaoui "Reggadiates 2013"
 ・ Cheb Khalass "Nouvel Album Ete 2014"


 ジャラルの新作はこれまでと同様、「ストトコトン、ストトコトン」といった麻薬的でパルシヴなレッガーダ・ビートが全面展開。濃密なベンディールの重奏、スーパーヘビーな重低音、モデュレーションたっぷりのヴァイオリン、チープなシンセ、時にバングラ・ビートのタブラを連想させる連打、狂ったようなウルレーション(ユーユー)、そしてジャラルのスイートなヴォイス ♡♡♡

 隅から隅まで強烈かつ濃厚な空気感で息苦しいほど。破壊的でトランシーなサウンドが脳髄を強引に揺すり続ける。お約束の巻き舌「レッガァァァーダ」もおなじみ「エビタマ、エビタマ、海老卵」のフレーズも炸裂。トータル32トラック・ノンストップ、定常 BPM という括りがありながらも、各トラックの中でも変化に富んでいて、実にカラフル。昇天必至の 60分34秒。DJ プレイで踊らせるにはこれ1枚で十分でしょ!

 最近は渋谷某店にジャラル様を買い付けても売り切れないことがあったようで、今回は控え目に最低限の枚数にした。けれどこれは失敗。ジャラル教の日本一番の信者?としては、これは某店にとって嫌がらせになるくらいあるだけ買い占めてくるんだった。


 対してカラス(自唱では「カラッサ」と聞こえる)はより凄いかも。これはロボ声歌唱の快作! シャアビをエレクトリック/スペイシーにしたようなペナペナ・サウンドの中から、大衆性と下世話さがそそり立つ? ジャラルと同様、いつまでも歌い止まない暑苦しさ。遊び心たっぷりな小技も効きまくり。ダサダサなスティービー・ワンダーのカバー "Part Time Lover" もギリギリ許すよ! 何たってジャケットの面構えがもう最高でしょ !!

 こちらはあるだけ全部くれと言ったのだけれど、3枚しかなかった。(日本に何人いるのか不明だけれど)、カラス・ファンの方々、ゴメンよ! また探してくるか…。


 マルセイユのストリートでジャラルとカラスに偶然出会ってから、かれこれ10年近く。それ以来「ジャラルは凄い! 」「カラスは凄い!」と言い続けている自分は全然進歩していない? いやいや、国内盤リリース、まだ諦めていないです。




 この2枚、パリ・バルベスの Evasion Souss Music(Fassiphone の左隣)の若者に頼めば探してきてくれるはず。誰か買い付けて来て!(連絡先、お教えします。)






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by desertjazz | 2015-05-08 22:00 | 音 - Music

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 昨年、個人ベストの2位に選んだ Klo Pelgag "L'Alchimie des Monstres"、そのデラックス・エディションがパリに飛ぶ直前にリリースされた。通常盤に5曲追加した全16トラックで、可愛いイラストが満載のブックレット付き。追加曲は既発のものに比べると若干弱いかな。

 Souad Massi は新作 "El Mutakallimun (Masters Of The Word)" をリリース。通常盤のイラスト画のジャケットが全然好きじゃないので、44ページあるブックレットの付いたデラックス・エディションを購入。今のところ音的にもあまり惹かれるところがない(残念)。

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 クロちゃんには早速サインをいただいた。フランス語と英語のどちらがいいか訊かれたのだけれど、フランス語でとお願い。「私の心は日本にあります、刺身とともに」大体そんな意味らしい。


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 4/14 に fnac で Hindi Zahra の新作 "Homeland" をゲット。たまたま前日に発売になったばかりで、これはグッドタイミング。ジャケットの写真がとてもいいので、同内容の CD 付きの LP 2枚組にした。くすんだ色彩感が美しいサウンド、全体をおおう独特なムード、どことなくエキゾティシズムを感じさせるモロッコ生まれのインディの歌、一聴派手さはないが細やかなプロダクションのなされていることが分かる。前作 "Handmade" (2011) も気に入ったが、今作の方がはるかにいいのではなだろうか。これも今年を代表する1枚になりそうな予感。


 ところで、これらのアルバム、もう日本に入ってきているのだろうか?






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by desertjazz | 2015-05-07 12:00 | 音 - Music

 マルセイユのデュパン Dupain が遂に本格的に再始動し、ニュー・アルバム "Sorga" を10年振りにリリース。絶好のタイミングと思って、デュパンやサム・カルピエニアのこれまでの作品も聴き直している。折角なので、彼のバイオグラフィーについても整理してみたくなっていろいろ調べ始めた。


 まずサム・カルピエニアの初期を含めた経歴については、この「カストール爺の生活と意見 - ソルガ男の生きる道」にまとめられている。ちょっと引用。

「サム・カルピエニアは謎の人です。マルセイユ生れではなくノルマンディー出身で、ポーランドの血も引いています。1989年マルセイユ近郊の港町ポール・ド・ブークで結成された(ファンク、レゲエ、オルタナティヴ系)ロックバンド KANJAR'OC(カンジャロック。4半世紀にわたって、マッシリアなどと混じり合いながら南仏シーンの名物バンドになっているものの、私はよく知らない)のギタリストでした。」


 カンジャロックのことは以前より頭にありながらも、カストール爺さんと同様、私もよく知らない。いまだ CD は1枚も持っておらず、YouTube 等で彼らの作品を試聴できるものの、サムが参加した作品の有無も不明。


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 次いでサムは、後にロ・コール・デ・ラ・プラーニャ Lo Cor de la Plana を率いて南仏ポリフォニー・シーンの中心人物となるマニュ・テロン Manu Theron とガチャ・エンペガ Gacha Empega を結成。女性シンガーのバルバラ・ウーゴ Barbara Ugo を加えた3人でアルバム "Polyphonies Marseillaises" をリリース。1998年に録音されたこの作品は、3人の声とベンディールとタンバリンを主体(ほとんどそれだけ)とするポリフォニー・コーラス。一部でマッシリア・サウンド・システム Massilia Sound System の Moussu T(Tatou はすでにこう表記されている)と Janvie D と Gari Greu がゲスト参加し、Janvie D によってエレクトロ化したサウンドにもなる。

 まだまだ試験的/過渡期的ではあるが、マルセイユにおけるオック・ミュージックを牽引する2人の実質的出発点として重要な作品だ。実際2人は近年も時々ガシャ・エンペガとしてステージに立っている。

 幸運なことに 2009年10月に台湾・台北のフェスにロ・コール・デ・ラ・プラーニャとサム・カルピエニアのトリオを観に行った時、ロ・コールのステージにサムが飛び入りし、とても楽しいパフォーマンスを披露してくれたのだった。ガシャ・エンペガのライブもあのような雰囲気だったのだろうか。

 ポリフォニー・コーラスという音楽性からガシャ・エンペガは(年上でもあろう)マニュが主導しているものと思っていた。ところが、台北で久し振りに会ったマニュに「またガシャ・エンペガをやることはないの?」と訊ねたら「それはサムが決めること」と意外な回答。音楽面でサムの方がイニシアチブをとっているようだ(風貌に反して実はマニュの方が年下であることも知った)。

 ところでこの2人はどうやって出会い意気投合したのだろう。マッシリアの3人も共演していることから、マルセイユのミュージシャンたちの間の絆は早くから結ばれていたのだろう。


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 続いてサムはデュパンを結成し 2000年にファースト・アルバム "L'Usina" をリリースすることになる。だがその直前にトンでもない作品 "Port de Bocan All Stars 22/01/00" を制作している。これはマルセイユのオクシタン・ミュージックの聖地 Le Balthazar で 2000年1月22日に録音されたライブ・アルバム。

 まずメンバーのクレジットを見ただけで気絶しそうになる。Sam Karpenia(綴りはママ)とヴィエラ・ア・ル(ハーディガーディ)の Piero Bertolino はデュパンの両輪。Noel Baille はセカンド・アルバムからデュパンに加入するベーシスト。そこに、Manu が、マッシリアの Lux B. と Gari と Tatou が、最愛のレゲエ・シンガー Toko Blaze が、女性4人組 Les Mounines が、インド洋と南仏を繋ぐ Jagdish が加わる。そしてそして、トロンボーンは親愛なる Olivier Rey(現在 Babel Med Music と Fiesta des Suds の広報トップ)。

 総勢20名からなるこのユニットは正にマルセイユ・オールスターズといった趣。前半はインストゥルメンタリストたちによるナンバーが続き(実際インスト曲が多い)、後半次々にゲストシンガーを迎えて進行する全19トラック(+シークレット・トラック)。全般にベースを強調したダブ調トッラクが目立つ。

 そんな盛り沢山なライブなのだが、その中心はあくまでもサム・カルピエニア。ほどなくしてデュパンのサウンドを強く印象づけることになるヴィエラ・ア・ルの音も通奏する。つまりこれはデュパン誕生前夜を記録した貴重な録音なのだ。(次回以降で書く予定なのだが)サムはデュパンのファーストではマンドールを弾いていないが、ここではバリバリ掻きむしっている。実質的に Pre-Dupain のライブと言っていいだろう。

 同時に2000年当時のマルセイユを今に伝える活き活きとしたドキュメントともなっている。一見音楽性が異なるような、ロックのサムとポリフォニーのマニュとレゲエ/ラガのマッシリア&トコとインド洋のジャグディッシュとが一同に会して、こんな素晴らしいライブを展開するのだから。(「bonsoir, bonsoir, bonsoir..」と登場するところのマニュだとか、サムのマンドールの伴奏で歌うトコ・ブラーズの "Marseille" なんかは雰囲気最高!)デュパンのファンに限らずマルセイユ音楽のファンの多くに聴いてもらいたいし、誰もが気になるアルバムなんじゃないかな? しかし現在入手することは絶望的。そんな音楽を紹介するだけでは心苦しい。なんとかリイシューできないものだろうか?


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 サム・カルピエニアについてはまだ知らないことばかり。そもそも生年も不明。台北で質問したような気もするのだが、メモには記載が見当たらない。多分 50歳手前なのではないだろうか(それよりマニュ・テロンが自分より年下だと知ってショックを受けたのだった)。

 台湾旅行の資料を開くと、サムからもらった名刺や本人の電話番号なども出て来たけれど、このブログを書くためにわざわざ問い合わせるほどのことではないだろうなぁ。


(続く)




(追記)

 "Port de Bocan All Stars" について少々加筆。途中シタール?の音でインドっぽくもなるのだが、誰が演奏しているのだろう? 2015/04/08






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by desertjazz | 2015-04-07 20:00 | 音 - Music

Joni Mitchell "Blue"

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 今夜は Joni Mitchell の "Blue" を聴き続けている。

 彼女が意識不明の状態で発見されたと聞いてビックリしたが、今のところ大事には至っていないようだ(そう願いたい)。

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-32142332

 自分が Joni と出会ったのは今から35年前の1980年に発表された "Shadows and Light" を聴いてのこと。Jaco Pastorius や Pat Metheny が参加したこのライブを聴いて心底圧倒された。それで遡って全アルバムを買い集め、夢中になって聴き狂った(ビデオ作品も買いそろえ、ブートも見つけると今でも買ってしまう)。

 なので "Wild Thing Run Fast" までは全てアナログ盤で持っている。実は10作目までは CD-Box で買い直したのだけれど、一度も聴いていなかった。それはアナログの音のイメージを壊してしまうような気がして。

 今夜気まぐれに "Blue" を初めて CD で聴いてみたのだけれど、やっぱり相当違和感がある。1曲目のギターからもうダメ。Joni の歌もクリアなんだけれど、温かみがまるでない。慣れの問題なのかも知れないと思って我慢して最後の10曲目まで聴いてから、今レコードで聴き直している。うーん、これでようやく落ち着いてきた。例えば、The Band だとか、James Taylor だとか、80年代までのジャズだとかはアナログ盤でしか聴く気が起こらない。それには何か理由があるのだろうな。

 Joni Mitchell は自分が心の底から好きだと言えるほとんど唯一の女性アーティストだと思う。好きな作品は多いが、中でも "Blue" は究極の1枚。もう30年以上もの間、生涯のベストアルバムの10枚に入り続けている。

 世界のあらゆる音楽を聴いてみたい気持ちもあるけれど、自分に残された時間を考えると、本当に愛している音楽を繰り返し聴き続けたい気持ちの方が強い。新しい音との出会いを求めて時間を無駄にし失望するくらいなら、"Kind of Blue"、"Good Old Boys"、"Sheik Yerbouti"、"Jamm La Paix" をずっと聴いていたいと思う。(生涯のベスト10の半分を明かしてしまった!)




 Joni Mitchell も一度も生で聴いていないなぁ。





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by desertjazz | 2015-04-01 23:00 | 音 - Music

New Discs : Bjork & Cassandra

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 ここ数日聴いているのは、ビョークの新作 "Vulnicura" とカサンドラ・ウイルソンの新作 "Coming Forth by Day"。時々は話題作も聴きます。

 前者は恋人マシュー・バーニーとの離別から生まれたアルバム(8作目)、後者は今年生誕100周年のビリー・ホリデイのソング集。亡くした母と義父を追憶するスフィアン・スティーブンスの "Carrie & Lowell" も合わせて内省的な作品ばかり聴いていて、あまり春らしくないか?

 ビョークはファーストの "Debut" を聴いて衝撃に近いものを感じ、それ以来全アルバムを聴き続けているが、どこか本気で好きにはなりきれないでいる。でも今度の作品はナチュラルに心に染みてくるような音になっているように感じる。音作り自体は相変らず面白い。

 カサンドラもほぼ毎作買っているけれど、この新作はちょっとバランスが悪いかな(ストリングスの明るさにも違和感がある)。テーマのハードルが高過ぎたのだろうか? マイルス集の "Traveling Miles" は大傑作だったのだけれど。

 2人とも好きな女性アーティストなのに、いまだにライブを観ていないというのがひとつの共通点。積極的にならないのはどうしてなのかな?




 男性アーティストで今一番心待ちにしているのはセウ・ジョルジの新作。iTunes 版は明日 3/31に買えるようなのだが、CD の方の発売は5月になるみたい。

 そして同じブラジルからは、ヴィニシウス・カントゥアリアも新作 "Vinicius canta Antonio Carlos Jobim" をリリースするとのこと!

 ・ Song x Jazz | ヴィニシウス・カントゥアリア『Vinicius canta Antonio Carlos Jobim』


 今年は春先から、大好きになった作品や楽しみな作品ばかり。嬉しいリリースラッシュが続く。そう感じるのは、自分がかなり自然体で音楽を楽しめるまでに回復してきたからなのかもしれない…。






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by desertjazz | 2015-03-30 22:00 | 音 - Music

New Disc : "Bali 1928, Vol.II"

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 何年も待ち続けた CD がようやく完成し、アオラから国内配給になった。早速エル・スールに飛んで買いに行き、じっくり聴いている。

Bali 1928, Vol.II : Tembang Kuna, Songs From an Earlier Time, Tembang - Kidung - Kakawin


 1928年(と29年)にインドネシアのバリ島で初めての音楽録音が行われ、100枚強?の SP盤が現地で発売されたという。その音源の CD化がドイツ World Arbiter によって初めてなされたのは 1999年のこと(18トラックの現地録音に、後述するコリン・マクフィー Colin McPhee のピアノによるガムランのデモ演奏を抱き合わせた変則的なもの)。続いて CD5枚の完全版シリーズが計画され、その1枚目 "Bali 1928 : Gmalan Gong Kebyar, Belaluan - Pangkung - Busungbiu" が2009年にリリースされた。

 しかしそのプロジェクトは中断。プロデューサーが大病を患いシリーズ続行が危ぶまれていると聞いていたのだった。

 さて、突然届けられた第2集。繰り返し聴いているのだけれど、歌(独唱が多く、2人での掛け合いもある)のみの録音が中心で思いっきり地味。とにかく地味過ぎる。録音のせいなのか、SP盤に付随するものなのか、ノイズもたっぷり。でも期待に違わぬもので、その歌声に聴き惚れる。ノイズリダクションはギリギリに留めたようで、その分音が生々しいところがいい。ゆったりした歌声からは当時のバリの空気が伝わってくるかのようだ。(ただし録音自体には密室感が強い。)

 このCDには116ページもあるデジタルブックレットがついていて、各トラックの詳細の他、SP盤のラベルや当時の写真も楽しめる。またアオラの国内盤解説はかつてないほどの長さ。活字のポイントを大きくした英断も大歓迎だ。その解説によると、リリースが遅れたのは「調査プロジェクト」に時間を要したからだとのこと。大病説とどちらが本当なのだろう? いずれにしても長年待った甲斐があった。

 これでプロジェクトは無事再開ということなのだろうか? Vol.3 〜 Vol.5 も早く聴きたい!(あくまで個人的感想。本シリーズの録音はどれも大好きですが、"Vol.II" はさすがに万人向けではありません。)



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 1928年バリ最初期録音のリイシュー最初の1枚 "The Roots of Gamelan" は、発売直後にその情報を掴み、1999年12月14日にシンガポールのHMVで購入(自宅のデータベースで確認した)。それを日本の雑誌でレビューしたのが、恐らく日本での初紹介のはず。ちょっと懐かしく、その分このシリーズには愛着もある。



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 "Bali 1928" と深い繋がりのある Colin McPhee の著書 "A House in Bali" は、大竹昭子さんの訳書『熱帯の旅人 バリ島音楽紀行』でもちろん持っているし、英語版もバリで買って持っている。今度は英語版で読んでみようかな?

 それより、この本の写真を眺めていると、またバリでまったりしたくなる。それは古の空気感へのノスタルジーなのかも知れないけれど…。






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by desertjazz | 2015-03-29 00:00 | 音 - Music

DJ
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