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Indonesian Textiles

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 先にアップした写真はコントラストが強すぎて布がよく見えないかと思い、別の写真もアップしてみます。

 写真の布はどちらもスマトラのもの。イカットやバティックは実用的なサイズであるの対して、スマトラのこうした布は幅が狭いので(所有しているものの幅は約25cm)、壁にかけたり、飾り棚に敷いたりして、室内のアクセントとして使うことが多い。よく見るとシミだらけなことが分かる通り、いずれも安物です(本当に価値のあるものだと、数千ドルもする)。



 このところ何故か古くからの友人や知人からの連絡や案内が相次いでいる。自分の生活にわずかながらゆとりのようなものが、やっと生まれかけていることを覗いていたかのようだ。以前と変わらずインターネットに対して心地悪さのようなものを感じ続けていて、このブログも終了しようかと時々思うのも相変わらず。しかし私のことを忘れずにいてくれる人がいるのならば、一度作ったパイプはもうしばらく維持し続けた方がいいのだろうか、などといったことも考える。そのような考えもあって、今月は少しあれこれ書いてみた。布に対する興味が復活してきたこともあって、何となく布を取り上げることが多かったが、まあ誰も関心は持たないだろうな、、、とは思いつつも。しかし、関心ゼロではなかったらしい。いずれにしても、布の話も本の話も音楽の話も、気の向くままに綴っているものなので、悪しからず。



 来月はまたいろいろなことを計画していて、音楽やインターネットからは今以上に遠ざかる暮らし方になりそう。ですので、更新はまた暫く休みがちになると思います。
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by desertjazz | 2009-10-30 23:37

Gamelan / Springsteen

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 アオラさんが "BALI 1928 GAMELAN GONG KEBYAR : BELALUAN - PANGKUNG - BUSUNGBIU" の国内盤サンプルを送ってきて下さったので、早速繰り返し聴いている。古のガムランの音は本当にいいなぁ。今夜は余計なことを語る気が起こりません。



 久しぶりに Bruce Springsteen の公式サイトを見て驚いた。現在進行中のツアーで、"Born To Run" などのアルバム全曲演奏を続けている。しかも事前予告して(昨年一度だけ、"Born To Run" と "Darkness On The Edge Of Town" の全曲演奏を行ったことが伏線になっているように思う)。70年代のアルバムを通して演奏されても、そこに同時代性は感じられるはずもなく、間違いなく冷めてしまうだろうと危惧するし、続出する「懐メロバンド」とある部分で同列視してしまう危険性も感じる。とは言いながら、来月1泊3日か0泊3日でどこかに飛べないものかと調べている(が、ちょっと無理みたいだ)。



 写真の布はスマトラのアンティークもの。王家で使用されていたものだと思う。スマトラの布は紅と金糸の組み合わせの見事さにため息が漏れる。バリ・ガムランの話なので、バリの布を、と思ったのだけれど、バリのアンティークの布はほとんど買っていないのではないだろうか。良質で大きなダブルイカットなどは、とてもじゃないが手が出ない。

 ライトスタンドはバリのN氏がバナナペーパーなどによって製作したもので、4年前に転居祝いとして彼からいただいた(彼の工房の作品は、丁寧に作られた職人芸のかたまりのような素晴らしいものばかり。実際、超高級ホテルのスイートルームなどでも使われている)。心を温めてくれるような暖かい明かりがとても気に入っている。

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 最近は、CDは買わずに送られて来たサンプルを聴くくらいだし、食器も食材もあまり買わずにもらうことが多い。それで予算を捻出して毎月旅行に出かけているような暮らしです。

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 22日の夜に "My Mondo Mix" の後に綴った3本も軽く整理してアップしました。まだきちんと読み直していないので、ケアレスミスなどがあればあとで修正します。
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by desertjazz | 2009-10-29 02:31

メモランダム

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 このところ妙に忙しく、ブログの続きを書く余裕が全くない。変な疲れも全然取れないし。しかし、それなりにアクセスをいただいているようなので、申し訳程度に/ツナギ的に、最近のネタを少しメモしてみます。

 …音楽を楽しんでいる方、ゆっくり飲みに行っている方が、正直羨ましい。。。



・私のサイトやブログに度々登場するバリの友人Nがブログをいよいよスタート。ご存知の方が多い通り、彼はもともと文章のプロなので、今後に期待!

・ SWP からの新作 "Batonga Vol.1" の日本盤ライナーは、期待通りサカキマンゴーさんが執筆することになった。バリのガムランの方もアオラによる配給が決定。計画通り5巻まで出るようだ。

・このところ海外文学熱が止まない。昨晩はガルシア・マルケスの『族長の秋』をようやく読了。文体が予想しなかったものだったので、結構疲れた。新作、近作も粒ぞろい。原書で読んだ "The White Tiger" も読み応えがあったが、もし今年の新人賞を選ぶとすれば、『素数たちの孤独』で決定。これについては『1Q84』との、主人公ふたりの相似性も指摘を受けた。続けて読めば、そこに思いつく人は多いだろう。それにしても、イタリアからとんでもない新人が登場したものだ。あまりに感銘を受けて、「読んでみて」と周囲に語るほど。成り行きでその本は友人のひとりにあげてしまったので、買い直さねばならないはめに(?)。



 他にも諸々あるけれど、書き直し予定。ちょっと飲み過ぎで、まともな文章をまとめられない。なので、整理後にここは消去するだろうと思います(??)。



 写真は昨年泊まった、バリ、ウブドのプライベートプールつきの部屋。海外のサイトで評価1位になったホテル(だから欧州からの客が多い)の中で、主観評価して一番良い部屋だった。そろそろどこかに行きたいなぁ。
(という訳で、現在、次の海外旅行と、その次の海外旅行についてプランニング中。しかし考えてみると、今年ほど短期旅行を繰り返すはめになった年も珍しい。毎月遠出している。先日もまた北海道へ帰ったばかりだし、新幹線に1年で20回近く乗るなんてことも今後まずないだろう。)

 とにかく、、、バリの音空間が懐かしい。もしかしたら、バリの村に家を建てるのが正解なのかもしれな、と、ふと、思う。

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 オマケ。

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 今年観たライブからの4枚。これらを見ながら、写真も全然整理できていないことを反省。ところで、誰のライブかわかりますか? 正解は後日追記??

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by desertjazz | 2009-10-26 02:00

Kamalan N'goni / Dozon N'goni

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 先日、友人からドゾ・ンゴニについてメールで質問を受けた。それで思い出して、昔買ったドゾ・ンゴニやカマレ・ンゴニのカセットやCDを聴き返してみたらなかなか面白かった。

 ドゾ・ンゴニは、マリの南西部、ワスルの音楽であり、その主要楽器の名前でもある。また、カマレ・ンゴニは、ドゾ・ンゴニから派生した音楽であり、やはりその楽器の名前でもある。6弦の太くふくよかな音色と、カリニャン(鉄製のパーカッションでこすりつけて音を出す)の錆びた音色が魅力的だ。

 この音楽に興味を覚えて、マリのバマコやパリのバルベス周辺で現地カセットをいろいろ探し歩いたことがある。代表的演奏家としてヨロ・ジャロ Yoro Diallo やサンバ・ジャロ Samba Diallo などがいるのだが、彼らの作品を改めて聴くと案外物足りない。コーラスやキーボードの音からスタジオ内の空疎な空気が伝わってくるからだ。つまりは欧州的なサウンドプロダクションのフィルターが強すぎるように感じられる(大胆なプロダクションで、思いっきりスペイシー&トランシーにして大成功したのが、イッサ・バガヨゴ Issa Bagayogo だとも言える)。

 反対に、恐らく無名と言っていいだろう他の演奏者たちの作品は、ンゴニやカリニャンだけによる演奏で、その土着的な音にグッと引き寄せられる。現在の視点で語るならば、ここにもコミュニティー・ミュージックの強さ、ローカル・ミュージックの永続性のようなものを感じる。

 そうした意味では、数年前にリリースされた Yoro Diallo の "Pekos" (Yaala Yaala Records 001) というCDはかなり興味深いアルバムだった。これもンゴニの弾き語りにカリニャンが加わる程度の単純さであり、これほど泥臭いドゾ・ンゴニはこれまでほとんど聴いた記憶がない(ただ残念なことにこのCDは、マリで売られている海賊版カセットをまたコピーした海賊版のようだ)。



 写真背景に使ったのは、マリの泥染(風)の布。ンゴニ奏者たちも、沢山のお守りを括りつけたこの布の服をまとう。マリの泥染の布は日本で買うとそこそこの値段がするのだが、アフリカで買うとずっと安い。自分もアフリカのどこかで買った黒や茶や黄色のものをどっさりもっていて、家の中の各所で使っている。ただし痛みが早いので、所詮は消耗品である。
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by desertjazz | 2009-10-22 23:52

Sam Karpienia

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 (Dupain at Angouleme, 2003. >>> Please click it.)

 「サム・カルピエニアとアペロを共にする」を拝読。このところサムに対する関心が高まっているだけに、実に興味深い内容だった。たまたま私も彼に会ったばかりなので、若干補足的に綴ってみる。

 彼やその周辺の音楽が好きな方にとっての一番の関心事は、デュパン Dupain がどうなったかということだろう。このグループの活動がすでに終了していることを知っていたものの、一応彼に再確認させてもらった。トリオでの新作を出して2週間ほどというタイミングなので、過去のバンドのことを尋ねるのは悪いなとは思いながら。やはり案の定、最初は苦笑するばかりで、何も語ってくれなかった。
 しかし、打ち上げの席では「デュパンは finish した。ふたつのバンドを比べてどう思う?」と逆に質問されることに。

 對馬さんへの回答を読んで意外に感じたのは、「デュパンは "L'Usina"がすべてだった」と語っていること。デュパンの作品を何度も繰り返し聴いて、ファーストはこのバンドのサウンドのテンプレートを形成した作品、セカンドはそのスタイルを繰り返した作品、そしてサードはそうしたテンプレートをベースにしてそれを2ステップも3ステップも高めた傑作を考えていたからだ。サードアルバムで遂に異次元の高みに到達しており、そのため今後のデュパンの活動がさらに期待できる、誰だってそう考えたのではないだろうか。
 しかしサムにとっては、ファーストで極めてオリジナルなサウンドを作り上げたことの方が一層重要だったのであり、それは他者からの評価云々よりも重要だったのかも知れない(まあ、レーベルの経営状態や方針、グループ内の都合などの影響があったのかどうかまでは分からないのだが)。

 Gacha Empega の最活動については、パリ経由の情報で、新作をレコーディングするかも知れないから質問してごらん、と入れ知恵(?)を受けていたことでもあり、訊いてみた。これにはマニュ・テロン Manu Theron が答えてくれたのだが、「昨年15回一緒にライブをやった。だけど、アルバムを出すかどうかは、サムが考えること」とのこと。そう聞いて不思議な感じがした。というのも、音楽性を考えると、Gacha Empega のサウンドはサムよりもマニュの方に近く、Gacha Empega はてっきりマニュが主導しているものと思っていたからだ。ところが、彼らと話していると、マニュがサムをリスペクトしている印象が強かった。
 また、Gacha Empega だけでなく、現在いくつものプロジェクトを試していることも語ってくれた。マニュがサムのことを「とにかく深く考える男だ」と語っていた言葉も印象的だったのだが、Gacha Empega や Dupain の継続といったことを超えて、一つ所に止まらずに次の斬新な音を模索することへの関心が強いように受けとめられた。

 そのことを改めて感じたのは、對馬さんに対して日本の伝統音楽への関心までも語っていること。実にブロードな男だ。しかし、サムからは「日本の音楽の音源を送って欲しい」と頼まれているのだが、「日本の音楽では雅楽と声明をよく聞くと言います。」なんて人物に一体何を紹介すればいいのだろう。悩む。

 こうした求道者然としたところは、これまで彼に対して抱いていた印象と重なる。Dupain として演奏しているときの姿などを思い浮かべても、どこか人を寄せ付けない孤高でクールな人物を連想させる。ところが、実際に会ってみると至ってフレンドリーで楽しい男。對馬さんの文章を読んでも、彼の人柄が蘇ってきた。「サムと話すことに対しては、とてもナーバスになってしまい怖かった」と話すと、「どうして?」とサムにもマニュにもとても驚かれてしまった。サムってどこまでも陽気でマイペースな人物なんだなぁと、考えを改めた。そのことの証拠のひとつが、コンサートのグランドフィナーレでのこと。出演者全員がステージに揃って挨拶をしている中、彼は会場に目を向けることもなく、ずっと自分のケータイをいじっていた(先日アップした写真をよくよく見るとわかります)。全くどこまでもマイペースな男だ。



 写真は2003年にフランスのアングレームで観た、第28回 Festival Musique Metisses に出演した Dupain。しかしこの時は、Orchestra Baobab、Tiken Jah Fakoly、Daara J など、そして何より 解散 活動停止直前の Zebda !!! と、素晴らしいステージが目白押しで、実は彼らの演奏についてはあまり記憶がない。"Les Vivants" もまだリリースする前だったので、仕方ないかな?
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by desertjazz | 2009-10-22 23:51

Sam Karpienia

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 「サム・カルピエニアとアペロを共にする」を読んで刺激を受けて、Dupain の4枚を聴き返している。

 この春に手に入れた、Sam のマネージメント DFragment が作成した資料をもとに、整理・追記して彼のバイオの概略をまとめてみた。

1989年 Kanjar'Oc に参加。エレキギター担当。
1994年 Kanjar'Oc 脱退。
1996年 Manu Theron らと Gacha Empega を結成。
1998年 "Polyphonies Marseillaises" をリリース。
1999年 Gacha Empega 解散(?)。
1999年 Dupain 結成。
2000年 ファーストアルバム "L'Usina" をリリース。
2001年 リミックスアルバム "Remix L'Usina" をリリース。
2002年 セカンドアルバム "Camina" をリリース。
2002年 イタリアの Mascarimiri と南イタリアの La Notte de la Taranta で活動。
2003年 コンピレーションアルバム "Victor Gelu, Poeta dau pople Marselhes" に参加。
2005年 サードアルバム "Les Vivants" をリリース。
2006年 Rodolphe Burger、Erik Marchand と活動。
2007年 Dupain 解散(?)。
2007年 Manu Theron と Troba Nova で、続いて Gacha Empega として活動。
2008年 トリオ Sam Karpeinia を結成。
2009年 "Extatic Malanconi" をリリース。

 ところで、對馬さんの記述によると、Sam はまだ38歳(1971年生まれ?)。Manu も Sam も自分より年上に見えるので、ちょっと意外だ。



 写真は Sam Karpienia の参加作品。代表的なもの(リーダー作)はこれで全部かな。実は "Remix" が大好きだったりする。
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by desertjazz | 2009-10-22 23:50

My Mondo Mix

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 フランスのレコード店などに行くと、"Mondo Mix" という隔月刊のフリーペーパーが手に入る。ワールドミュージック関連の記事が満載で、フランス滞在中の情報源としてだけでなく、日本いてめくっても有益な雑誌だ。有り難いことに、パリのHさんが、たまにしかフランスに行けない私のために毎号とっておいてくれ、時々まとめて送ってくれる。先日も数冊受け取ったので、その中から話題を拾ってみようかとも思ったのだが、残念ながら大した情報は見つからなかった。

 他に書きたいことが溜まってきたので、やはりそちらの方を片付けるべきなのだろう。しかし、今年はひたすら読書三昧の日々なので、ちょっとでも時間ができると、音楽も聴かずに本に没頭してしまう。なので、ブログを書くことなどは当然後回し。そのうちに、頭の中のネタがどんどん鮮度を失っていくということの繰り返しとなっている。

 そんなことを徒然と考えていたら、全く知らない人物から "My Mondo Mix" への招待メールが届いた。これ何?、と思って "Mondo Mix" を読み直してみたら、しっかり紹介されていた。フランス語なのでよくは分からないのだが、My Space みたいなものなのだろうか? そういえば、My Space くらいは設定してみようかと思ったこともあったのだけれど、面倒でやっていない。



 下に敷いた布は、パリの、、、ではなくてバリのもの。まるで刺子のようなデザインが奇麗だ。ただし、プレゼントされたものなので、詳しいことは分からない。
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by desertjazz | 2009-10-22 21:02

Moussu T

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(Moussu T aka Tatou, Marseille 2009)

 先週末、マルセイユの映画制作会社から突然メールが届いた。「Moussu T e Lei Jouvents のドキュメンタリー映画を制作しており、協力して欲しい」というのがその内容。52分尺というので、テレビでも放送できる長編ドキュメンタリーの国際的な標準長の本格的なもののようだ。制作サイドとしては「彼らのようなローカル・ミュージックがなぜ外国でも認められるのか」といった点に関心があるそうで、会ってインタビューをしたいと依頼してきた。

 残念ながらしばらくはフランスに行く予定がないので、彼らの期待には応えられそうにない(だから、ここで隠さず明かしてしまうのだが)。そもそも私は英語も仏語も話せないし、、、。

 しかし、Moussu T の音楽などを聴いて近年感じていることついて、数点まとめて返答してみた。まずはオクシタニアの音楽、そして Moussu T たちの音楽の特殊性と、それが魅力的に映るいつくかの理由について。次に、自分も含めた日本人の一部が海外の「ローカル・ミュージック」に惹かれる理由のひとつについて。
 後者についてごく簡単に言ってしまうと、、、日本のポップミュージックの大半は、自国の伝統音楽やフォークミュージック(民謡)とは断絶しており、ルーツの希薄さに繋がっている。対してワールド・ミュージックの多くには、強い民族性やそのルーツが認められ、そこに魅力を感じる日本の音楽ファンが多いのではないだろうか。近年はワールド・ミュージック全般が低調なために、コミュニティー性、言い換えればその音楽が持つルーツとの繋がりがより強力に感じられる、「ローカル・ミュージック」へと関心を移すリスナーが増えているのだと思う。そういったことを伝えてみた。

 ところで、その映画会社に私のことを紹介したのは、タトゥ Tatou 本人だとのこと。彼は日本公演を熱望しており、彼とその関係者たちが日本にいるファンに関心を持ち続けてくれているのは、とても光栄なことだと思う。これからも彼らのために役立つことを考えたい。



 余談。

 Massilia Sound System 一派の作品やウェブサイトを眺めて感じるのは、彼らが大変な記録魔であるということ。様々なアイディアが込められたビデオ作品の数が夥しい。数年前に Tatou と Blu にインタビューした際にも、そうした一端を体験した。インタビューの最中、取り巻きたちが「撮影してもいいかい?」と訊いてくるので「構わないよ」と応えると、ずっとビデオを回しっぱなしで、終わった途端には逆にインタビューされてしまった。英語が苦手なくせに、彼らの答えを聞き取ることと、次の質問を考えることと、写真を撮ることとを同時にやっていただけに、インタビューを終えた時にはもうヘロヘロ。そんな時に質問されたものだから、答えがしどろもどろして恥ずかしい思いをしてしまった。まあ、この映像がどこかで使われることは絶対にないとは思うのだが、、、。
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by desertjazz | 2009-10-20 01:42

秋の味

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 今年も北海道の実家から野菜や果物などがどっさり送られてきた。近所の農家からの頂き物がありすぎて困ってしまうというので、そうした物を譲り受けている(実際に送られてきたのは、写真に映っている量の3〜4倍ほど)。先日も昆布やニンニクなどを沢山もらったばかりなのだが、こうした贈り物は実に有り難い。

 ここ数ヶ月ほどは週末ごとに、小旅行に出かけたり、遠方から来客があってその接待に外で贅沢な食事をしたりするのを除くと、ほぼ 100%自炊生活を送っている(昼は弁当持参を継続中)。夜に外で飲むこともなくなってしまった。なので、こうした食事の基本となる食材がタダで手に入るというのは、本当に助かる。

 そうした生活を楽しむべく、最近面白みを感じているのが、あちこちの市場やデパ地下などを廻り歩くこと。乾物屋で試し買いしたり、漬け物屋で味見したり、そのついでに和菓子屋に立ち寄っては上品な甘味に舌と心が喜んだり。美味しい食材を見つけると、周囲に配ってもいるのだが、こちらも大好評。また、知らない魚を目にする度に、捌いて何か作ってみたくなるものの、生憎まだそこまでのゆとりは持てないでいるのが残念だ。

 こんな廻り歩きを続けていると、新しい味に出会うことによって、生活がもっと豊かになっていくことが期待できそうだ(その分、レコード屋にも書店にも行く機会がいよいよ激減しているのだが)。例えば、、、気に入っていた雑穀ミックスを食べ切ってしまったので、同じものを探したが見つからず。諦めて、別の商品2種を試してみたものの、満足できなかった。そこで気分転換にキヌアのベジタブルミックス(南米アンデスの雑穀キヌアに乾燥野菜やスパイスを混ぜたもの)を米に混ぜて炊いてみたら、何とも美味なこと。くせになりそうな味で、今度弁当にも使ってみることにしよう。



 写真の皿は、先月、自由が丘の J-PERIOD でまとめ買いした食器のうちのひとつ。下に敷いた布は、アンティークもののキサール・イカット Kisar Ikat。鮮明な赤色の数々、極めて細やかなデザイン、ユーモラスな人型たちの連なり、そして大胆に配された黒色と、ミスマッチなようで面白いアクセントを生み出している黄色と緑色がとても気に入っている(いろいろ書きましたが、お気に入りの器と布を紹介したかっただけです)。
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by desertjazz | 2009-10-18 23:00

Moussu T

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(Show case for press, Babel Med Music, Marseille 2009)

 この週末、フランスの映画会社とメールでやりとりした。この会社 Moussu T の映画を制作しているとのこと(2010年9月公開予定)。完成が楽しみ。

(この話、後で追記します。)
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by desertjazz | 2009-10-18 22:00

DJ