d0010432_0201621.jpg

 ムッスーT 東京公演、アンスティチュ・フランセでの2夜も大盛り上がり。「楽しかった!」「思っていたよりずっと良かった!」そんな感想ばかり。そしてバンドメンバーとスタッフ全員が日本滞在と日本のファンたちとの交流を心から楽しんでいます。

 そんな至福なひと時もいよいよ今日が最終日。渋谷 7th Floor にて、打ち上げ兼ねてサヨナラパーティーを開催。入場料1000円でアコースティックのスペシャルセットがたっぷり楽しめます。もちろんメンバーたちとの乾杯も。マルセイユから 30km の港町ラ・シオタからやってきた彼らと語り会えるラスト・チャンスです。みんな待ってますよー!!

渋谷 7th-floor.net/
Apéro Tokyo アペロ・トーキョー






[PR]
by desertjazz | 2013-09-30 00:00 | 音 - Music

d0010432_1439252.jpg

d0010432_14392896.jpg

d0010432_14393123.jpg

d0010432_14393443.jpg

d0010432_14393740.jpg

d0010432_14393928.jpg

d0010432_14394286.jpg


 初来日ツアー中のムッスーT、昨夜の大阪心斎橋 conpass でのライブはこんな感じでした。
 いやー、最高だった!

 詳しいリポートは後日。(その前に今日から東京3Days !!)






[PR]
by desertjazz | 2013-09-28 14:00 | 音 - Music

d0010432_2330411.jpg

d0010432_23304530.jpg

d0010432_23304848.jpg

d0010432_23305053.jpg

d0010432_23305327.jpg

d0010432_23305643.jpg

d0010432_23305838.jpg

d0010432_2331223.jpg

d0010432_2331425.jpg

d0010432_2331799.jpg

d0010432_23311185.jpg

d0010432_23311389.jpg

d0010432_23311658.jpg

d0010432_23312153.jpg

d0010432_233125100.jpg

d0010432_23313637.jpg

d0010432_23314595.jpg

d0010432_23315422.jpg

d0010432_2332255.jpg

d0010432_23321144.jpg

d0010432_23322119.jpg

d0010432_23323099.jpg

d0010432_23323856.jpg

d0010432_23324651.jpg





 またまたムッスーTばかりで失礼。

 この年だけはなぜかフォトエリアに入れてもらえなくて(例年と同じ Press Pass を持っていたのだけれど…)素直に客席からステージを楽しむことに。それも、じっと動かず定点観察してみた。なので、安いデジタル一眼レフで離れて撮った分、ブレブレなのはお許しを。でも、こんな写真でもタトゥーはホント絵になるなぁ〜。






[PR]
by desertjazz | 2013-09-18 00:00 | 音 - Music

d0010432_20203315.jpg


 遂に来週に迫ったムッスーT & レイ・ジューヴァンの日本公演、福岡と大阪だけで行われるライブハウスでの「通常ヴァージョン」のライブが日本人ファンの前でどうなるか楽しみだし、東京のアンスティチュ・フランセでの2夜(なんと無料!)もきっと盛り上がることだろう。それとともに(個人的に密かに?)楽しみにしているのが、最終夜に渋谷で開かれる打ち上げ兼ねた(?)アペロ・トーキョー。と言うのも「アコースティック・ヴァージョン」での演奏が予告されているから。彼らのオール・アコースティックでのステージなんて、なかなか観られないでしょう。

 そう思っていたら、そんな彼らの贅沢なセットを観たことがあったのを思い出した。4年半前の 2009年3月、マルセイユ Babel Med Music でのこと。この音楽フェスは一般向けのライブも3日間にわたってたっぷり披露されるけれど、主目的は「見本市」としての役割の方。その点では WOMEX などと性格が近い。ライブ会場とは別に、レーベルやプロダクション、臨時FM局などのブースが100くらい並ぶセクションがあって、参加料を払ってここに入場すれば情報収集/情報交換できる。この年は Moussu T のプロダクションの口利きがあって入れていただいた。フランスの音楽関係者たちとの再会も嬉しかったけれど、日本人が歩いているというだけで珍しがられて、かなり情報を集めることも出来たのだった。

 このエリアの一角で関係者向けに特別に行われたのが、ムッスーTのアコースティック・ライブ(この時は土産に日本酒と日本手ぬぐいを持ってバックステージにお邪魔したところ、メンバーたち早速日本手ぬぐいを首に巻き、そのままの姿で演奏してくれた。なんとも心優しい男たち)。そして、30日渋谷の「アペロ・トーキョー」でも彼らのプレイをこんな風に間近で楽しめることだろう。マルセイユでのこのショーケースは時間が短かったけれど、今度のアペロ・トーキョーではたっぷり聴けるはず。そのことにも期待大!

d0010432_20205114.jpg

d0010432_20204678.jpg

d0010432_20204173.jpg
 ワイン片手に歌うタトゥーはホントにいい男!



d0010432_07253.jpg

d0010432_071384.jpg
 よく見ると Manue さんも写っているネ!(タトゥーの奥さん/マネージャーのマニューは日本酒好き。一緒に来日予定なので、みなで一緒に乾杯しましょう!)






[PR]
by desertjazz | 2013-09-17 00:00 | 音 - Music

d0010432_181805.jpg


 ムッスーTのアルバムを数えてみたら、9年間ですでに7枚も出ていた。ほぼ1年に1枚に近いかなりのハイペースぶり。今日は1日かけて(久し振りの休日だったが、大型台風到来で外出不可能)、これら7枚をじっくり聴き直し。簡単なアルバム・レビューも書いてみた。


1. "Mademoiselle Marseille" (MR 01, 2005)
2. "Forever Polida" (MR 02, 2006)
3. "Inventé a la Ciotat" (MR 03, 2007)
4. "Home Sweet Home" (MR 04, 2008)
5. "Putan De Cancon" (MR 06, 2010)
6. "Empeche-Nous!" (MR 07, 2012)
7. "Artemis" (MR 08, 2013)




1. "Mademoiselle Marseille" (MR 01, 2005)

d0010432_1763367.jpg

 青いチャイナ服を着た黒人労働者と、隅から顔をのぞかせるマドモアゼル。そんな 1930年代のマルセイユを連想させる写真をあしらったジャケットが印象的な1枚目。そのイメージのせいと、派手でにぎやかな Massilia Sound System のサウンドが頭にあったためか、最初聴いたときにはずいぶん地味な印象を受けた。しかし繰り返し聴く度にどんどん良くなっていく「味の深い」名盤。

 バンジョー、アコギ、エレキの多彩なコンビネーション、タトゥーの渋い歌声、それらを中心軸に据えたサウンドスタイルは、この時点ですでに完成している。基本3人ながら、様々なパーカッションに加えて、ジャミルソンのビリンバウ、オクシタン音楽界の盟友ダニエル・ロッドーの弾くアコーディオン、子供たちのコーラスなども交えることで、曲ごと全く異なる色合いのサウンドにしているのも魅力的("Maluros..." のポリリズム感も面白い)。

 タイトル曲や "Pour de Bon..." などのハードさ、"Lo Gabian"、"As-ti Percat..." のようなほのぼの感、"Me'n Garci" のようなセンチメンタルさ、"Le Cul Sur..."、"Au Boui-boui..." のような追憶的メロディーといった具合に、曲が変わる度に雰囲気ががらっと変わる。数え歌のような "Pour de Bon..." やポップな "Bolega Banjo" あたりはライブで一緒に踊りたい。

 ほぼ全てが、作詞・タトゥー、作曲・タトゥー+ブルーなのだが、実質的にアルバムを締める役目の "A La Ciotat" の作詞にはブルーも加わっている。これは毎度ライブのフィナーレで会場が大合唱になるお決まりの曲。日本のライブでもきっとそうなるのだろうなぁ。



2. "Forever Polida" (MR 02, 2006)

d0010432_1785413.jpg

 ブルーの描いたカラフルなイラスト、音数の少なさといった点から、最もポップでサウンドもシンプルに聴こえる作品集。なのにファーストと兄弟関係のようなものを感じる。前作の時点で浮かんだアイデアをそのファーストから時間を待たずに吐き出した、あるいはほとんど同時に録音したのではないか?(それでもサウンドはずいぶんすっきりしているが)。

 イラストが描くのはタトゥーやブルーが暮らすシオタ La Ciotat の港の景色。ここの穏やかな暮らしが頭に浮かぶような楽しい曲、優しい曲ばかり。日本ではこのセカンドが一番好き!という方が結構多いみたい。私自身も、このアルバムをリリースした後のライブをマルセイユで観たこと、日本盤解説を書くために歌詞までじっくり調べたこともあって、これまでの7枚中一番多く聴いた作品であり、一番愛着のある作品でもある。

 切ないのか陽気なのか分からない "Sur la Rive"、バンジョーが小気味良い "Forever Polida"、哀感たっぷりの "Sus l'autura"、ダンサブルな "Les Plaisirs de la Pêche"、ハードな "Quand Tu N'as Que des Bons Amis"、ビデオクリップを見る度になぜか懐かしさを抱く "Boulevard Bertolucci" などなど、どれもまた日本で聴きたい曲ばかり。

 昔風の言い方をすれば、全曲シングルカット候補、捨て曲なしの名盤です!



3. "Inventé a la Ciotat" (MR 03, 2007)

d0010432_1793184.jpg

 1枚のディスクの片面が CD、もう片面が DVD という Dual Disc という変則盤。CD サイドは前半5曲はファーストとセカンドから選曲した「ベスト盤」で、割合ポップな曲が選ばれている。

 興味をそそられるのは後半5曲の方で、"Ob La Di, Ob La Da" のカバー、ロック調の "Les Formigues de la Vida"、アコーディオンと La Mal Coiffee らによるコーラス中心の "Sur la Rive" の純アコースティック・ヴァージョン、Los Piratas による "De Matin Revilhat"、まるでクラブミックス調の "Sur la Rive (Barseloneta Version)" と、内容も相当変則的。

 DVD はタトゥーがナビゲートするラ・シオタ案内(この町は1895年にリュミエール兄弟が『ラ・シオタ駅への列車の到着』を撮影したことから「映画発祥の地」としても知られ、有名な町の映画館も冒頭に登場する)、ライブ映像など、たっぷり120分。ファンには見逃せないものばかり。



4. "Home Sweet Home" (MR 04, 2008)

d0010432_1795584.jpg

 20世紀初頭のマルセイユに誘ってくれそうな、ちょっぴりエロティックな写真をジャケットに使ったスタジオ録音3作目。セカンド "Forever Polida" の路線を継承するようなサウンド(いや、彼らのアルバムはどれも同傾向で、だから全部いいんだけれど)。それでも、ますますシンプルだと言うか、全体的にあっさりした印象で、ブルーの演奏をバックにシンプルに歌っているトラックが多い(例えば "Le Divan" やタイトル曲 "Home Sweet Home" など)。

 アルバム・タイトル通り、小部屋で歌っているかのような「室内楽」的なトラックが多く、強く印象に残る曲がない。"A La Ciotat" の第2ヴァージョンも今ひとつ。それらの中で、英語詩交えて歌う "Labour Song" のチャッチーさは好きだ(コーラスのディレクションでマニュ・テロンも参加している様子)。



5. "Putan De Cancon" (MR 06, 2010)

d0010432_17101234.jpg

 リズム隊(ドラム、パーカッション)が3名に増え5人編成となってのスタジオ録音4作目。よりバンド・サウンドを探求する方向が感じられる。その分、これまでのアルバムよりはゲスト・ミュージシャンの参加は少なくなっている。

 ジャケットは再びブルーによりイラスト画を採用。しかし、過去4枚に共通していた「MOUSSU R」のフォントも、コンガとバンジョーとマリンブラのアイコンも止めてしまった。やや過渡期的サウンドだった前作 "Home Sweet Home" から心機一転といったところか?

 それにしてもジャケットが地味すぎる。矢継ぎ早に新作がリリースされる中、このデザインには惹かれず(個人的にほとんど音楽から離れていた時期とも重なって)、じっくり聴いた記憶がなかった。でも久しぶりに聴いてみたら、すでに耳タコになっている曲ばかり。それなりに聴いていたのだろうか?

 多くの曲を覚えていたのには、メロディーの良さがある。本作もまたいい曲が揃っている。冒頭のタイトルナンバー、ブルーの歌にタトゥーが掛け合うところから、すっかり気分が持っていかれる。以降も、アップ、ハード、ハッピー、ブルー、ノスタルジック、等々と雰囲気の異なるナンバーを連ねているのは変わっていない。"Lo Dintre"、"Alba 7"、"Bons Baisers ..." あたりは今度のライブでも聴きたい。

 アルバム・コンセプトは "Les Frères du Port"(港の兄弟?)に由来しているとのこと。どういうことかな? ジャケットデザインとも関連していそうなので、調べてみよう。



6. "Empeche-Nous!" (MR 07, 2012)

d0010432_17103054.jpg

 グループ初の公式ライブ盤。2011年6月に Miramas の Festival Nuits Métis で収録。残念ながらドラムのゼルビーノは脱退し、4人編成に戻っている。この時点での新作 "Putan De Cancon" の曲に初期の代表曲などを交えた構成。

 これもジャケットが好きでなくて(もっと良い写真はなかったのだろうか?)、ほとんど聴いていなかった。それが最近聴き直したらなかなか良くて、すっかりお気に入りに。ベスト盤的内容なので(最新作 "Artemis" の曲はないが)、目前に迫ったライブへの予習には最適。



7. "Artemis" (MR 08, 2013)

d0010432_17104855.jpg

 ラ・シオタのドックのクレーン?を背景にチャイナ・ブルーを着た少女が微笑むジャケットがいいよね。この娘、誰なのかな?

 メンバーは再び5人に戻っていて、彼らがスタジオで丹念に音を積み重ねていって「作品」を作った様子が伺える音の質感。仲間内でノリ良く録音していた感じもあった初期の仕上げ方が懐かしいほど(1枚目からずっと関わってきた、トゥールーズのダニエル・ロッドーは今回も参加している)。

 やっぱりジャケがいいときは中味もいい。完成度が高く、ファースト、セカンドに次ぐ彼らの代表作になるかも(と言いたいが、"Putan De Cancon" はもっといいかな)。もちろん今度のライブもこのアルバムの曲が中心になるでしょう。

 この最新作に関しては、これ以上なし!という解説があるので、ここでこれ以上は語りません。
 → カストール爺の生活と意見「手を打って、ムッスー・テ」


(明後日 9月18日に日本語解説付き盤も発売予定。)




 ムッスーTの曲は大半が3分前後。中には1分台といった曲もある。なので、音楽のスタイルは違っているが、例えば初期のビートルズのアルバムのように、昔のロックやソウルのレコードを聴くのに似た良さもあるなぁ。「いい曲だなぁ」と思っている間にテンポ良く次に進む、その繰り返しです。

 どれか1枚推薦盤を選ぶとすると、ファースト "Mademoiselle Marseille" とセカンド "Forever Polida" のいずれか。次は "Putan De Cancon"。ライブに行かれる人は最新作 "Artemis" が必聴です(でも会場で買ってサインもらった方がいいかな?)




[PR]
by desertjazz | 2013-09-16 17:00 | 音 - Music

d0010432_00012.jpg


 同じタトゥーが(共同)リーダーを務めるバンドでも、マッシリア・サウンド・システムのステージは4人の MC(残念なことに 2008年の夏に Lux B が亡くなり現在は3人に減ってしまった)が飛び回る祝祭感強い賑やかなものであるに対して、ムッスーTの方はもっと内輪のコミュニティーで集まりのような和やかさがある。私の観たステージがいずれも小さな箱でのものだったせいもあるのかもしれないが、結構アットホームな雰囲気を感じる。

 ステージは、センター奥にドラム、下手(向かって左)にブルー、上手(右)にタトゥーという立ち位置。いや3人とも座ってプレイするんだった(加わるパーカッション・プレイヤーも)。特にタトゥーは箱(マリンブラのことも?)に座って缶入りアルコールを片手に語り歌う(何を飲んでいるのか聞いたけれど忘れてしまった。まさか缶チューハイではないが)。

 タトゥーの脇にはサンプラーも(あるいはただの CD プレイヤーか?)。前回書き尽くせなかった「ブルーのギターと&バンジョーのコンビネーションをライブではどうするか?」という問題への答えになるが、ブルーがギターを弾く時にはバンジョーの録音を、バンジョーを弾く時にはギターの録音を、それぞれタトゥーが再生し、これをきっかけに曲が始まる流れになっている。なので突然長いアドリブが始まって曲の尺が長くなったりすることは基本的にないというのが、彼らのライブの特徴と言えるか。

d0010432_0363176.jpg

 そんなムッスーTのライブ映像はネット上にたくさんアップされているので簡単に見ることができる(彼ら自身も積極的にネットを活用してクリップを公開している)。メンバー全員が決まって着ているのは Blue de China つまりは青いチャイナ服。これは昔からマルセイユの港湾労働者のユニフォームだったらしく、タトゥーやブルーも世界中の音楽が行き来した 1930年代の港を想像し、そこで働く人々に思いを馳せて着ているのだ、と言っていいだろうか?(このあたりのことはインタビューなどでも答えていた記憶あり。ブルージーンズを履いて、ワーキングクラスの心情を歌うアメリカのブルース・スプリングスティーンに似ている?) 私も一着いただいたので、今度のライブに着て行こう!


 そして、ライブでの合い言葉は「アイオリ! Aïoli!」これ、ご存知の通り、南仏/マルセイユ名物のニンニク入りソースのこと。日本一のムッスー・ファンである友人の Okiyoshi さんがアイオリの日本語が「ニンニソース」だと教えて以来、タトゥーたち仲間もこの日本語を覚え、すっかり気に入って使っているらしい。

 日本でのライブでも「アイオリ!」と「ニンニク!」が合い言葉? もちろん打ち上げでも「アイオリ!」で乾杯!!

d0010432_0363647.jpg

(昔 "Invente a La Ciotat" が出る直前にタトゥーが1枚くれたので、記念にサインを入れてもらった。ここにもしっかり「Aïoli」って書いている。リリース前の最初の1枚だから「the First One!」って書き加えてくれたんだけれど、もっと気の効いたこと書いてくれよー、って話は以前もブログかどこかに書いたな。

 今度の日本公演の各会場で新作『アルテミス』日本盤の販売&サイン会もすることが決まったそう。タトゥーはまた「Aïoli!」って書いてくれるのかな? それとも「ニンニク」??)





(トップの写真は 2009年3月28日にマルセイユで開催中の Babel Med Music で撮影した1枚。目の前のガードの大男がちょっとジャマだなぁ。)





(つづく)






[PR]
by desertjazz | 2013-09-15 00:00 | 音 - Music

d0010432_234445100.jpg


 ムッスー・テ & レイ・ジューヴァン Moussu T e Lei Jovents は、フランス南部の中心都市マルセイユ近く東隣の港町ラ・シオタ La Ciotat に暮らすミュージシャンたちのバンド。マルセイユを代表するバンド、マッシリ・サウンド・システム Massilia Sound System (MSS) の創設者でフロント MC のひとりでもあるタトゥー Tatou、同じく MSS のギタリストのブルー(ブリュー)Blu、それにパーカッション奏者のジャミルソン Jamilson の3人により 2004年に結成された。バンド名のムッスーはタトゥーの呼称にひとつでもある(バンド名は「ムッスーTと若者たち」といった意味)。

 MSS はレゲエ、ラガをベースに、打ち込みやエレクトリックなサウンドも導入したダンサブルで現代的な音楽により、若者たちを中心に熱狂的なファンを獲得。長年に渡ってトゥールーズのゼブダ Zebda と並ぶオクシタニア圏の2大グループの座にある。それに対してムッスーTのサウンドは、1920〜30年代のマルセイユで世界中の様々な音楽が交差しあった状況にインスパアされたもの。フランスのシャンソンやオペレットはもちろん、当時マルセイユで大人気を博したブルース、ジャズ、西インド諸島の音楽、ブラジル音楽など、さらにはフレンチ・ミュゼや周辺地域のポリフォニー・コーラスなどの要素まで取り込んだ音作りをしている。ブラジル音楽、特にノルデスチからの影響の強さはしばし指摘されているとおり。そうした結果、アコースティック感が強くノスタルジーを感じさせるものになっている。

 バンド・サウンドは、タトゥーの歌(ブルーらも歌う)とブルーのギターとバンジョーがその中心。レコーディング/ライブではドラムとパーカッションも加わり、タトゥーの吹くカズーもいいアクセントになっている。2005年発表のファースト・アルバム "Mademoiselle Marseille" はジャミルソン含めた3人でレコーディングを行ったが、セカンド "Forever Polida"(2006年)以降はゼルビーノ Zerbino がドラム奏者として加入。ゼルビーノも中心メンバーとして活動した期間がしばらく続いたが数年前に脱退(彼は元々ジャズ/ハードロック指向の強いプレイヤーだった)。今春発表したスタジオ録音5作目 "Artemis" ではパーカッション奏者として Deli K、Denis、Jamilson の3人が参加。今月の日本公演もこの3人を加えた5人編成でライブを行う予定。

 だいたいどの曲でもブルーがギターとバンジョーを多重録音している(ライブでどうしているかについては後述予定)。2006年にマルセイユでタトゥーに会ってインタビューした際、クロード・マッケイ Claude McKay の小説 "Banjo" に大きな影響を受けたと語っていた。

d0010432_0463843.jpg

 オクシタン圏のグループゆえ、MSS と同様にフランス語とオック語を交えた歌詞を歌っている。


 私見を少々…。ムッスーTのサウンドの魅力はたくさんあるけれど、いつくか並べてみると、

1)メロディーがいい。
2)タトゥーの枯れた歌声がいい。
3)ギターとバンジョーのコンビネーションがいい。
4)明るくて楽しくて親しみやすいサウンドが半分。
5)切なくてノスタルジックで心暖まるサウンドがもう半分。

 そうした要素が混じり合うことで、ポップで誰にとっても分かりやすく一緒に歌いながら踊りたくなるような、それでいて深い人間味を感じさせる、とっても「味のある」サウンドに仕上がっている。

 こうしたサウンドは、マルセイユとラ・シオタの歴史と風土と環境があってこそ生まれたものだと思う。ジャック・ペパン『エイズの起源』を読むとマルセイユが欧州における熱帯病研究の一大拠点だったことが分かるし(ベルギーのアントワープ以上)、最近読んだランボー関連書数冊にもランボーがマルセイユからエチオピア方面に向かっていった記述が出て来る。いや最近、少し古いことについて書かれた欧州の書物を読む度にマルセイユが登場し、長年ここがアフリカに限らず世界への窓口になっていた様子がひしひしと伝わってきたのだった。

 フランスから東西に伸びる地中海沿岸をドライブしたことのある方、ラ・シオタを訪ねたことのある方ならお分かりかと思うが、晴れた日のこの海岸沿線は実に美しく、のどか。マルセイユがセカンドキャピタルとしての共通点から大阪としばしば比較されるように、その庶民性も魅力である。ラ・シオタには一度だけ行ったことがあるが、本当に雰囲気の良い街だった(タトゥーとブルー、ジャミルソンは今でもここで暮らしている。ただし、タトゥーはパリで生まれ育ったはず)。MSS とムッスーTが制作したビデオの数々を観ても、そのことが十分に伝わってくる。

 ムッスーTの音楽は、このような歴史ある素敵な土地で暮らし続ける男たちだからこそ生み出すことのできた「味のある」サウンドなのだと思う。




(トップの写真は 2006年10月にマルセイユで開催中の Fiesta des Suds で撮影したもの。バンド結成ほどない頃に彼らのステージを観られたのはラッキーだった!

 この時の写真がずいぶん少ないので不思議に思ったのだが、まだフィルムで撮っていたのだった。しかも安い一眼+暗いレンズを使った、ステージから離れた2階関係者席からのショット。クオリティー低いのは、どうかご容赦を。)




 ということで、「ムッスーT来日直前集中講座」スタート??


(つづく)






[PR]
by desertjazz | 2013-09-14 00:00 | 音 - Music

d0010432_2221662.jpg

 今私が世界で一番好きなバンド、ムッスー・テ & レイ・ジューヴァン Moussu T e Lei Jovents の初来日ツアーまで、いよいよ2週間。地中海の風に乗ってマルセイユ/ラ・シオタから最高の男たちがやってくる!

・9/26(木)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 福岡公演

 → 福岡 Rooms
 → アンスティチュ・フランセ Institut Français 九州


・9/27(金)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 大阪公演

 → 大阪 conpass


・9/28(土)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 東京公演
・9/29(日)ムッスー・テ&レイ・ジューヴァン JAPAN TOUR 2013 東京公演


 → アンスティチュ・フランセ Institut Français 東京


・9/30(月)After Party - Apéro Tokyo アペロ・トーキョー

 → 東京・渋谷 7th Floor

d0010432_22192038.jpg




d0010432_2224448.jpg

 彼らの作品全7枚を引っ張り出して1枚目から聴き直している。全作レビューも書きたいけれど、どれもが甲乙付けがたい良さなので、そんな必要などないかな?(何となく Facebook では先行してレビューを開始した。)

 それにしても、どうしてこんなに気持ちがいいんだろう。どうしてこんなに彼らのことが好きなんだろう。彼らのサウンドは CD で聴いても最高! でも実際のライブはもっと楽しいんだよなぁ! 目前に迫った日本でのライブが本当に楽しみ!


 今年の Sukiyaki Meets the World と Sukiyaki Tokyo のことも書いておかなくていけないのだけれど、Moussu T e Lei Jovents の来日公演まではこちらを優先。

(Oliver Mtukudzi &the Black Spirits の初来日公演が無事に終わった後は、サカキマンゴーの新作と Moussu T の音楽さえあればもう何もいらないという毎日です。他の音楽を聴く時間もないので、とうとう CD を買うことも止めてしまいました。)

d0010432_22334121.jpg
「日本のみんな、待ってろよ!!」by Tatou ?






[PR]
by desertjazz | 2013-09-12 22:42 | 音 - Festivals

d0010432_19303826.jpg


 サカキマンゴーの新作『カライモ・リンバ』(10/7 発売予定)がとにかくいい! 出来立てほやほやの CD がスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドの会場に先行発売盤として持ち込まれたのを受け取り、それ以来毎日のように聴いている。(敬省略、以下同じ)

Sakaki Mango Official Site:KARAIMO LIMBA / SAKAKI MANGO




 サカキマンゴーというミュージシャンは、親指ピアノ演奏のイノベーターという特質が一番の魅力だと思う。タンザニアのリンバ、ジンバブウェのンビーラ、コンゴのリケンベなど、様々な親指ピアノをいずれも自在に弾きこなす。録音にもとことんこだわり、多様なエフェクトを施すことで、全く新たな親指ピアノ・サウンドを開拓し続けている。さらには iPhone/iPad 用親指ピアノのアプリケーションを開発したことも含めて、アフリカの伝統楽器のモダン化を貪欲に押し進めている。

 その一方で、サカキマンゴーの歌がどんどん良くなっていっている。今回のソロ名義の新作を聴いて、歌にもいよいよ磨きがかかってきたなと強く感じた。

 『カライモ・リンバ』は彼の代表曲のヴァリエーションを中心に構成されている。まず冒頭 「Intro -ゴッタン -」の三味線の音で意表を突く。これは南九州に伝わる箱三味線「ゴッタン」による演奏。その短いイントロを受けて続くのが "Chabakke"。「茶畑」の意味で、マンゴーが「故郷を歌った新曲」。Tr.3 と Tr.4 は "Hame" と "Small" のライブ録音。Tr.5 のインタールードの後の Tr.6 は "oi!limba" の"IOTOI" を再収録。Tr.7「イッダマシのうた」は地元テレビ局番組用に書き下ろした新曲。「適当」を意味する「てげてげ」のフレーズが印象的。Tr.8 はインタールドとしてサカキマンゴー親子の電話での会話を収録。Tr.9「茶わんむしのデジタル・クンビア」は "oi!limba" 中の人気曲のペルネット Pernett が参加したクンビア・ヴァージョン。そして最後の Tr.10 は県立高校のゴッタン同好会も参加したダブ・ミックス "Dub Kagoshimana"。

 このように新作『カライモ・リンバ』は「鹿児島」を全面に出した作品。その最大の特徴は全編鹿児島弁、それも鹿児島最南部の頴娃(えい)町の方言を駆使していることである(タイトルのカライモ(唐芋)からして、鹿児島弁で「さつまいも」を意味する)。歌詞の意味は分からなくとも、マンゴーの歌い口はほのぼのとした耳当たりで心地よい。どこかすっとぼけたような味もある節回しのせいで、ついつい繰り返し聴いてしまう(ペルネットにも鹿児島弁で歌わせていて、これもまた一興)。いや、歌が実にいい!

 ありがたいことに全曲とも「標準語訳」がついている。なので、鹿児島県人でなくても歌の意味くらいは知ることができる(残念ながら Tr.8 の親子会話は意味不明)。これらを読むと、鹿児島の長閑な風景が浮かんでくるようで、サカキマンゴーの郷里に対する愛情がひしひしと伝わってくる。箱三味線や県民(テレビ番組スタッフや高校生)を起用しているのも、地元密着振りの表れだろう。



 もうひとつ、今回の新作で私にとって最大の注目点は "Hame" と "Small" のライブ・ヴァージョンが収録されたこと。前者は 2005年のアルバム "Limba Train" で発表された曲(サカキマンゴー自身が書いたアルバム解説によると、故郷の「浜」について書いていて「初めて形になった」鹿児島弁の歌だとのこと)。後者は前作 2011年の "oi!limba" のラストに収録された彼の代表曲。どちらもスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドの会場で録音されたテイクである(2010年と2011年)。その両方とも会場ヘリオスのステージを間近から見上げていたので、自分の息づかいも一緒に記録されているように思えて感慨深い。

 今年7月に急逝したチウォニーソ Chiwoniso も参加した Sukiafrica "Sukiyaki Allstars" による "Hame" もいいが、その翌年の日本/韓国/メキシコ混成ユニット Cuatro Sukiyaki Minimal による "Small" が断然素晴らしい。

 今日からちょうど2年半前に起こった大震災以降、多くのミュージシャンたちは音楽する意味について思い悩んだ。そのことは聴き手にとっても同じだった。人々の傷んだ心は音楽によって簡単に「癒される」ことはなかった。私自身もそのひとりだったと思う。音楽を聴いても昔のように楽しく感じることができない。そのような状態が続いていた。

 しかし、その年の8月の終わりに富山のスキヤキでサカキマンゴーの歌う "Small" を聴いて、心の中に留まっていた重たいものがスッと抜けて、少しだけ身体も軽くなったような記憶がある。ここ2年半を振り返ってみて、その間で音楽を聴いて最も感動した瞬間だった。

 "Small" は 3.11 に起こった大震災とその後の状況を受けて書かれた曲。歌詞をじっくり読むとこれが「嘆きの歌」であることが分かるだろう。それなのに、聴いているとなぜか心が安らいでもくる。とても不思議な力を持った名曲だと思う。

 その後 Sakaki Mango & LTSS(Limba Train Sound System)としてのライブでもこの曲を聴いたことがある。だがその時は歌い叫ぶ激情溢れた演奏だった。それは「嘆きの歌」がただ嘆きだけで終わっているように思えて、正直なところ聴いていて辛かった。だから "Small" という曲は、スタジオでソロ録音されたアルバム・ヴァージョンとこのスキヤキ・ヴァージョンが自分にとってはベスト(その後、ライブでどのように演奏されているかは知らない)。それだけに、スキヤキで演奏した "Small" が公式録音として残るというのは、正に特筆すべきことだ。

 繰り返すが、"Small" は真の名曲である。それを支えているのはサカキマンゴーが内に秘めている「芯の強さ」だと思う。先にも書いた通り「どこかすっとぼけたような」歌も持ち味。彼は日頃からユーモアを絶やさず、熱くも多くも語らないが、強い信念を持って音楽に向かっているのだと思う。今年のスキヤキで「再稼働反対!」のサンプルループをバックにしての演奏でもそれを感じた。また、それがあるからこそ、多くの音楽関係者が彼に引き寄せられ、スキヤキで毎年恒例となっている(今年で4年目)スペシャル・ユニットも即興性と実験性だけに終わらず成功し続けているのだろう。

 サカキマンゴーというミュージシャンと出会い、その音楽を同時代に聴き続けられるというのは、本当に幸せなことだと思う。





(ディスクと資料を提供してくださったサカキマンゴーさんとプロデューサーの田中聖子さん、どうもありがとう!)






[PR]
by desertjazz | 2013-09-11 17:00 | 音 - Music

d0010432_21594824.jpg


 ジャック・ペパンの『エイズの起源』(みすず書房)を読了。

 エイズを発症させるウイルス HIV は、いつどこで誕生し、どのように世界中に拡散していったのか。その実像を、医療機関などに残された膨大な資料を集め、それらを徹底的に分析し、多種存在する HIV のパターン分布に基づき精緻な確率計算を施すことで解き明かしていく。

 示された HIV感染ルートは「カメルーンの村→ブラザヴィル→レオポルドヴィル→ハイチ(とアフリカ各方向)→アメリカ(と欧州)」という明快なもの。しかもそれぞれの移動年次がかなりの確度で推定されていることに驚かされる(現在まで至るパンデミックな感染に繋がるひとり目の誕生は1921年とほぼ断定)。さらには、長距離を跨いでのウイルスの爆発的拡散のきっかけとなったのは、いずれもたったひとりの感染者によるもので、その「患者ゼロ」の存在まで明らかにしているのだから凄い話だ。

 アフリカ中部に生息するツェゴチンパンジーがもっていた SIV(サル免疫不全ウイルス)が人間に転移することで HIV が誕生した。こうした類人猿から人間へのウイルスの受け渡しは過去数百年から2000年くらいの間繰り返されてきたという。しかしその間、人間同士の間での感染が一度も起こらなかった(せいぜい夫婦などの男女間での二次感染止まりだった)説明も分かりやすい。

 そうした幸せな時代に終止符を打ったのは、植民地政策、奴隷労働、アフリカでの都市開発、売春、政治的混乱、宗主国主導の医療、支配者の愚策、売血、同性愛、等々が重なってのこと。その間に織り込まれるエピソードの数々もとても興味深い(医療行為としてのサルの睾丸移植だとか…)。

 物語の中心的舞台として登場するのは、2つのコンゴ、コンゴ民主共和国(レオポルドヴィル/キンシャサ・コンゴ)とコンゴ共和国(ブラザヴィル・コンゴ)、それにカメルーンなど。19世紀終わり頃から20世紀中盤にかけてのこれらの国々の様子がたっぷり描かれている。特にコンゴ川下流域の開発と人口増加の様子を具体例を重ねて詳述。奴隷労働者や「自由女性」、売春婦といった階層の人々に関する記述が興味深く、もうひとつの「裏アフリカ史」としても読みごたえがある。

 60年のコンゴ独立前後のキンシャサについては、例えばこのような調子。アフリカ音楽愛好家にも気になることだろう。

「戦後、レオポルドヴィルやブラザヴィルでは、ルンバ音楽に代表される都市大衆文化が花開いた。そうした都市文化の形成は、あらゆる種類の「酒場」の増加によって促進された。」P.112

「音楽と酒とダンスがレオポルドヴィルの賑わいを支えた。そのなかで、パパ・ウェンド、ジョゼフ・カバセレのアフリカン・ジャズ、フランコのバンド「OKジャズ」といったミュージシャンやバンドとともに主役を演じたのが「自由女性」であった。」P.113

「戦後、成功したミュージシャンは、定期的に川の両側で公演した。植民地支配の外にあった音楽は、二つの都市が一体化するための道具ともなった。」P.119


 50〜60年代といえば、フランコたちが大活躍した時代。エイズと聞くと1980年頃に突発的に生まれた現代病といった印象が強いが、フランコたちの時代にその背後で時限装置のごとく組み込まれた病気だと知って、なんとも不思議な感じがする。

 エイズという「悲劇から学ぶべき教訓は何か」(P.333)アフリカでの治療行為の際に繰り返された「滅菌されていない注射器と注射針の再利用」を振り返りつつ、著者はこう語る。

「人類が自然を完全に理解しないままそれを操作するとき、そこには何か予期せぬことが起こる可能性がある。(改行)このことは、人類の生存に対して長期的に最も脅威となるのは人類そのものである、という教訓を思い出させる。」P.334

「エイズがもたらした一つのメッセージは、善意の下に行われた介入が、良い結果だけでなく、微生物レベルでの危機的な状況の出現を思いがけずもたらした、ということである。」P.335


 これらを読んで自ずと頭に浮かぶのは、遺伝子操作、自然環境破壊、放射性物質などが、将来人体に与える影響の程度が完全には予測不能だという現状だろう。『エイズの誕生』は現代の危機に対する啓蒙書ともなっている。

 そうした主張を支えているのは、極めてロジカルな論展開。こういったものこそが科学的分析というのだろう。自分たちの都合だけを優先させ、誰も納得しない説明ばかり繰り返す、東電、官僚、政治家、原子力ムラの御用学者たちの眠い語りに辟易していただけに気持ちが良い(ムラ人たちも少しは見習ったら?)。

 HIV 感染ルートを辿る旅は、まるで優れたミステリーの種明かしを読むかのよう。高野秀行『謎の独立国家ソマリランド 〜そして海賊国家プントランドと戦国南部〜』に続いて今年のベストブックス確定です!






[PR]
by desertjazz | 2013-09-07 23:00 | 本 - Readings

DJ