先週は新宿のタワーレコーズでCDをまとめ買い。その中の目玉はブッゲ・ヴェッセルトフト Bugge Wesseltoft の新作 "New Conceptions of Jazz : Box 1994-2006" という4枚組(3CD+DVD)。この4枚を一気に通して観て/聴いてからというもの、音楽について再びいろいろと考えているところだ(旧作も合わせて聴いているうちに、なぜか Prince との共通項が感じられたり、、、)。

 店頭価格は¥12380と結構高価だったのだが、ブッゲの未発表録音集ならば価格は問題外と思い、躊躇なく購入した。しかし、全トラック未発表という訳ではなく、既発表のものも多いことにはややがっかり。それでも、2001年の横浜でのライブが、しかも 'Change', 'Sharing', 'Filming' が聴けるだけでも入手した意味は大。そして何より嬉しいことは、ブッゲのライブ映像が観られること。ウード/ヴォーカルのゲストが入る中盤3曲は、ブッゲとゲストとが相手に合わせすぎて、しかもブッゲの魅力が薄まってしまい、正直あまり面白くないのだが、それ以外はブッゲのバンドの素晴らしさがしっかり伝わってくる。

 最近10年を振り返ると、自分が持っていた音楽の概念を超越する音楽を提示し、そしてそれが感覚的/潜在的に自分が抱いていた音楽の理想像に見事なまでにアジャストしてきたのは、藤原大輔、半野喜弘、ブッゲ・ヴェッセルトフトの3人だったのではないかと思う。そして、ブッゲこそは、自分にとってのゼロ年代後半の最重要アーティストのひとりでもある(もうひとりはブルース・スプリングスティーン。と言っても、近作2枚 "Radio Nowhere" と "Working on a Dream" はまったく評価していないのだが)。だからこそ、昨年は多忙な間隙を突き、2夜続けて札幌と恵比寿で行われたブッゲのライブに足を運んだのだった。

 しかしその一方で、今回のDVDを観ても、彼のマルチタスクなソロ・パフォーマンスも旧年来変わらない手癖と化していることははっきりするし、最近はソロ・ピアノに傾斜した作品が続いていることがやや物足りなくも感じられる。そんな中、過去を一度総括するようなボックスをリリースしたことは、次なる展開を模索中であることを示しているようにも思える。そうだとすると、それは行き詰まりなのだろうか、それとも次なる 'new conception' の提示を暗示しているのだろうか。



 毎年秋にフランスのマルセイユで開催される音楽フェスティバル Fiesta des Suds のプログラムの詳細が、今日公式サイトで発表になった。私が観たいのは、初日の Toko Blaze と最終日の Sam Karpienia。マルセイユに10日もいたってしょうがないので、何とも悩ましい。
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# by desertjazz | 2009-08-20 23:00

Toko Blaze / Urban Griot

 Fiesta des Suds 2009 (10/16〜10/24)の出演アーティストが発表になった。

 HRISTOPHE, CHARLIE WINSTON, NINA HAGEN, CARAVAN PALACE, RINOCEROSE, KHALED, STAFF BENDA BILILI, ANIS, IZÏA, LOO & PLACIDO, CHAKA DEMUS, EDU K DJ, SAM KARPIENIA, TOKO BLAZE, OAÏ STAR, JUAN CARMONA, TOGUNA, DJ OIL DJ BOBZILLA EURASIA, DERDIYOKLAR, BARIS K, PHRED & RELATIF YANN, SOIREE DO IT Avec STORM, LES COMPAGNIES 6STEP ET ALL MARSEILLE, etc.

 例年よりもやや短い日程のようで、TATOU(MOUSSU T, MASSILIA SOUND SYSTEM)の出演が予定されていないのは残念。個人的に興味が湧くのは、NINA HAGEN, KHALED, STAFF BENDA BILILI('SEX MACHINE' はライブでうけるだろう)などよりも、SAM KARPIENIA, OAÏ STAR, そして TOKO BLAZE !!! というマルセイユ勢。新作 "URBAN GRIOT" をリリースしたトコ・ブラーズがどんなパフォーマンスを披露してくれるのか直に観てみたい。そもそも彼のライブはまだ観たことがないし、もう一度会って話をしてきたいとも思う。計画していた9月末からの台湾行きが困難な様相なので、またまたまたまたマルセイユに行こうかと思案しているところだ。
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# by desertjazz | 2009-07-20 00:41

 マニュ・テロン Manu Theron のプロダクション・マネージャーの Nora さん (LA COMPAGNIE DU LAMPARO) から、先ほどメールが届いた。

 マニュが率いる Lo Cor de la Plana は、ブラジル人シンガー Renata Rosa(なかなかの美人)と Lo Cor de la Rosa なるグループを組んで、5月10日からフランス〜ブラジル〜アメリカ〜カナダをツアーする。そしてそのツアーのファイナルは何と台湾! 9月末から開催される第8回 Migration Music Festival に出演する予定とのこと。公演スケジュールを見ると、Lo Cor de la Plana および Lo Cor de la Rosa として、それぞれ4度づつステージに立つようだ。

 台北で開催されるこのフェスティバルには、Sam Karpienia も出演予定。今年も Womad Singapore は開催されないので、その代わりに皆で台湾ツアーを組んで、台湾料理とオクシタン・ミュージックを堪能してこよう! 参加メンバー募集!

 ・ Lo Cor de la Plana
 ・ Sam Karpienia
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# by desertjazz | 2009-05-06 14:47

new bike

 しばらくぶりに高額な買い物。

 これだけ街中でロードバイクを見かけるようになると、遂に我慢ができなくなり、横浜みなとみらいに規模の大きな店を見つけて現物チェックに出掛けたのが運のつき、候補に挙げていた人気バイクがいずれも在庫ありということで購入してしまった。

 北海道にいたころは、休日には50km〜200kmほどロードバイク(当時はロードレーサーと呼ばれていた)を走らせていた。しかし上京してからは、大型トラックが横を通り過ぎる時に大きな恐怖を感じて、輪行を断念してしまったのだった。

 バイク・ライフ再開までには何年も躊躇した。だけど結局は、軽く流して走っているときのあの心地よさを思い出したくなってしまった。

 昔乗っていた頃はまだクロモリ全盛で、安価なアルミが出始めたばかり。しかし今回は未体験のフル・カーボンと決めていた。自分は古い人間なので、Cinelli、De Rosa、Look、Colnago、Bianchi などに惹かれる。実際、デザイン・センスの良さでは他を圧倒していると思う。だけれど、Cinelli や De Rosa はフレームだけでも40〜50万円くらいは覚悟する必要があるので、手が出せないし、自分には贅沢すぎる(Look はもっと高くて完全にプロ仕様?)。Colnago は08年モデルに比べると今年のデザインは今ひとつ。Bianchi に至っては専門筋からは完全に無視されている状況なのでパス。

 あれこれ調べてみたところ、最近評価が高いのは、台湾の Giant とイタリアの Pinarello とアメリカの Cannondale といったあたり。

 こうしたメーカーを中心に09年モデルを全て調べてみたものの、自分の気に入ったデザインのバイクが見つからなかった。それで、現物観察に出向いたのだが、店長さんと雑談して結局即決。以前乗っていたのが白い車体だったので、今回は違う色にしたかったのだけれど、09年モデルは白色が一番まともかなと思い、また白のバイクにしてしまった。

 本当に納得できる買い物をするよりは、まずは一台買って実際に乗ってみる方が賢明だろうと決断し、妥協したのだが、決して悪い買い物ではなかったはず。Colnago の CLX にすれば良かったかな、と少々後悔と迷いは残るのだが、、、。

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 今年のGWは久しぶりにアフリカに行く計画だったのだが、昨年以降猛烈に忙しく(実際過労で倒れたほど)全然計画を立てられなかった。3月末のフランス旅行計画と同時進行でアフリカ旅行のプランも練ろうとしたものの、やはり無理だった。まあ、「豚」騒動を回避できたことを良しとすべきか。とりあえずは、アフリカ旅行の資金がフランス滞在費と自転車購入に流れたことになった。
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# by desertjazz | 2009-04-28 20:00

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 セネガルのオルケストル・バオバブの新しいコンピレーション "La Belle Epoque" の収録曲を聴きながら、自分の作ったディスコグラフィー(→http://www.fbdj.net)を参照しつつ、それらのオリジナル音源(アルバム)について軽く調べてみた。

(Disc 1)
(1) Ndaga - BRLP 003
(2) El Vagabonde - BAO 002
(3) Kanoute - BAO 002
(4) Papa Ndiaye - BRLP 001
(5) Jaaraf - BRLP 004
(6) Baobab Gouye Gui - BRLP 001
(7) Geeja Ngala Riir - BRLP 003
(8) Samaxol Fatou Diop - BAO 001
(9) Seeri Koko - BRLP 004
(10) Bailla Mi Gente - C3809
(11) Mbeuguel - MSC LP 001
(12) El Nuevo Amor - BAO 002
(13) Bes Bo Amee - BRLP 004
(14) Wango - BRLP 005
(15) Yen Saay - M 5000

(Disc 2)
以前書いた通り、ASL 7001、ASL 7002、ASL 7004 の3枚からの全14曲。

 ディスク1は70年代の多くのアルバムからセレクトされているのだが、その分だけ未CD化音源が残ったままな訳でもある。しかし、自分が所有する音源よりも良い音質で聴ける曲もあるので、そのことは嬉しい。

(バオバブのレコードはセネガルで大量に、恐らく100枚以上、発掘してきて、全部を持ち帰ることはしなかったものの、それでも各タイトルとも3枚程度ずつ手元に残している。それらの中にはシールド盤もある程度含まれているのだが、それら以外の盤の音質は理想的なものではない。かといって、オークションなどでよりコンディションの優れたレコードを探す必要まで感じていなかった。なので、今回こうしてノイズの少ない録音を手軽に聴けるようになったことは歓迎したい。)

 個人的な関心事として注目すべきは、トラック10。このライブ録音、ディスコグラフィーから判断する限り、持っていないカセット音源からのリイシューのようだ。しかし、聴いたことのある録音のようにも思える、、、。

 "La Belle Epoque" のジャケットは、"SIBOU ODIA (MARATHON) CA VA CHAUFFER. / BAOBAB-GOUYE-GUY" (1981年) のジャケットのイラストをカラー着色したもの。このLPは Syllart Productions からリリースされた作品で、同一デザインのポスターが同封されていた。

(Syllart のシラ氏にとって、これがバオバブを手がけた最初だったのではないだろうか。先日パリで Syllart Productions を訪ねた際、数多いリイシューCDは「シラのコレクション音源を使って制作している。シラは昔からコレクターでもあったんだ」とスタッフが答えてくれた。「それらのレコード、売ってくれない?」と尋ねてみたら、笑ってくれた。ジョークが通じて一安心。)

 ダカールを丹念に探し歩くと、このレコードもシールド状態で見つけることができるのだけれど、恐らくバオバブのメンバーは持っていないことだろう。そう思って、一昨年パリまで彼らに会いに行った際、このジャケットも含めて彼らの姿をとらえた古いレコードのジャケットをカラーコピーしてメンバー全員に渡したのだった。考えていた通り、皆とても喜んでくれ、大切そうにカバンの中にしまってくれた様子が忘れられない。今度は全作品をCD-Rにしてプレゼントしたいと思ったのだけれど、そうした時間が取れないでいる。

 復帰後のバオバブも素晴らしいけれど、70年代のバオバブのサウンドもアフリカの中で傑出している。こんな音楽と出会えたのは幸せだとつくづく思う。

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 フランスである程度の情報収集ができたので、情報提供して下さった方々への義務感から一時的にブログを再開してみた。けれども、帰国早々に音楽をあまり聴かない生活に逆戻りしてしまったこともあって、やっぱり音楽について何か書くことは正直億劫です。大好きと公言して止まないバオバブのこのCDですら、今ようやく聴き始めた状態なので、、、。

 彼らのディスコグラフィーも更新しないままになっている。アフリカ音楽への関心がこれだけ薄れてしまうと、そうした作業も億劫です。
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# by desertjazz | 2009-04-21 22:22

run & wine

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 今年もトレーニングウエアを新調。今シーズンはこの色で駆け回ろう。(写真ではよく分からないが、下は黒+紺。)
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 赤とスパークリングのストックがかなり減ってきたので、安くて評判の良いものを買って帰る。
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# by desertjazz | 2009-04-21 21:09

Sea Paradise

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 休みをとって久しぶりに海の生き物たちを眺めて来た。

 もう何年も海に潜っていないなぁ。スクーバ・ダイビングしているときの、まるで空に浮かんでいるようなあの心地よい浮遊感と、魚たちの彩りの美しさ。正にパラダイス!

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 ここにも、、、。
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# by desertjazz | 2009-04-20 23:10

Marseille

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 4度目(5度目だったか?)のマルセイユ滞在に出掛けてからそろそろ1ヶ月。早いな。
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# by desertjazz | 2009-04-18 00:26

memo

・便利な ライナー抄訳

・Tony Allen が Worldcircuit と契約し、新作を準備中(全く知らなかった。それだけ自分が音楽から離れてしまっている証拠)。

・Chiwoniso の来日情報はまだオフレコだと思っていたが、すでに公式発表されていた。サカキマンゴーさんも演奏するので、今年こそは富山のスキヤキに行けるといいのだが。

・仏 Angouleme の Musique Metisses、イギリスの Womad、いずれも今年もパス。観たいミュージシャンがあまりいない。

・Ignatus の新作 "Je Remercie Le Hasard Qui" は、私がフランスを離れた直後にリリースされた模様。まあ、これもネット・オーダーするか。(と思って調べたら、まだリリースされていなかった。)

・Idan Raichel がインタビューで教えてくれた「ナンノ・ナンノ」の原曲、エチオピア音楽シリーズのCDに収録されている(このCD、フランスでは6枚組ボックスもあり)。

・その Idan、新作は何度聴いても面白くない。平凡な音楽になってしまっていて、ファーストとセカンドにあったマジックが感じられない。

・Khaled の新作、Ojos de Brujo の新作がなかなかイイ。Caetano の新作の1曲目も切れている。

・最近、映画の試写会への誘いが続いているのだが、全然行けない。誰が案内を送って下さっているのか不明なものも。

 オマケ

・私が制作に参加した作品が2本、この夏〜秋に劇場公開予定。うち1本は近日中に自らサラウンド・ファイナルミックスする計画。
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# by desertjazz | 2009-04-18 00:20

a Paris

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# by desertjazz | 2009-04-16 23:34

DJ
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