台北で開催される Migration Music Festival の内容が公式サイトで発表になった。春先から調べていたものの、どうしても詳細な情報が掴めず、もしかしたら今年は中止になったのだろうかとさえ考えていたところに、突然の発表。既に出演を知らされていた Lo Còr de la Plana、Sam Karpienia に加えて、マリの Habib Koite も名を連ねている。この人選とスケジュールだったら、やっぱり行っても良かったなと後悔。週末1泊か2泊のとんぼ返り旅行で、10月3日(と4日)だけでも観に行こうかな、と今まじめに迷っている。
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Programme (English)

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 今年の Fiesta des Suds (Marseille, France) は最終的に断念(?)。あれこれ事情が重なって長い休みが取れないのと、遠方からの来客が立て続けにやってくるのと、さらには自分もあちこち国内での遠出が重なって、相変わらず余裕が全然ない。Toko Blaze に会えないことが残念なのだが、まあまた別の機会はあるだろう。



 今年は1ヶ月ほど仕事を休んでアフリカに行く計画を立てていたものの、想定外のことばかりが起こって、その計画はひとまず断念。それ以前にタフな旅をする体力も気力も失われたままでいる。だけれど、そろそろ日常とは異なる世界に身を置いて、自分を活性化させる必要を感じている。
 台湾にもフランスにも行けないならば、その次の案として浮かんでいるのは11月のベルリン。1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊してからちょうど20年になるのに合わせて、噂に聞く今のベルリンの面白さを体感してくるのも良いアイディアではないかと思いついた。しかし、ネットで調べた限りでは興味を覚える関連イベント(特に音楽もの)は皆無。実はベルリンには一度も行ったことがないのだが、何度か断片的に訪れたドイツには興味を持てなかったので、まあ今回も無理する必要はないのかな。
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# by desertjazz | 2009-09-15 21:20

Cheb Hasni 25

 日が沈み始めると秋の虫の音が柔らかく響き出す。本当に心地よいです。

 この秋、Youssou N'Dour が50歳、Bruce Springsteen が60歳になる。そのことで今年はひとり盛り上がっているのでした。

 それらに先立つ9月29日は、アルジェリアのシェブ=ハスニの十五回忌だそう。かねてから噂に聞いていた追悼イベントが本決まりになったようので、ここでも勝手に紹介してしまいます。
 と言いながら、許可は得ていませんので詳細はいっさい書きませんが、誰と誰とがどこに集って飲み語らうかは分かり切ったことですね。イベント当日にパリから持ち帰る予定という、ライの最新作もいろいろ披露していただけるとのこと。お問い合わせは、いつもの渋谷・国境の南へ!?

 思えば昔、マルセイユとバルベスでライのカセットを大量に買って帰ったのでした。そのほとんどは未だにシールドされたまま。Hasni や Khaled だけでも一体何本あるのだろう。全く宝の持ち腐れです。
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# by desertjazz | 2009-09-15 02:05

090909

 昨夜、このところ頭の中に積もっていたいくつかの考えのうちの、そのまたいくつかの断片を綴ったものは、いつものごとく呑みながら書いたものだったので、果たしてどこまでまとめられているものやら、自分では自信がない。

 例えば、、、最近の音楽に対する自分の評価が厳しくなりがちな理由について書き忘れた。誰もが指摘するように、近年、決定的な作品が現れない、あるいは面白い作品が少なくなったのも、その理由のひとつではあると思う。しかし、たくさんの音楽を聴き重ねることによって、音楽に求めるもののレベルが高まっていくことにもなりがちである。これは単に「耳が肥える」ことはちょっと違う。うまく説明できないのだけれど、、、。

 今日は The Beatles のリマスター盤CDがリリースされ、飛びついて買った方も多いようだが、こうした人々の中には、最近の音楽に対して多かれ少なかれ失望している、あるいは自分の必要とする音楽にこそ真剣に向き合おうとする人も、ある程度含まれているように思う。

 反面、そうした姿勢ばかりを詳らかにすることは、自分より若い世代の音楽の楽しみ方を理解できていないだけの危険性もある。だとすれば、これは「老害」である。

 そうした諸々が複合的に影響して、ここ数年、最近の音楽について語る気が起こらないでいる。

 それでも、近年リリースされる作品群とそれらの売られ方、またそれらの受けとめ方、さらには現代人の音楽/音との付き合い方に対して、絶対的な批判に辿り着いている。これらについては、正確かつ慎重に書かないと、業界人や音楽ファンを自認する方々から反感を買う恐れもある。だけれど、その思考を前向きな方向で突き詰めれば、面白いものが書けそうなテーマなのではないかと思っている。
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# by desertjazz | 2009-09-09 09:09

Sound

 自分にとって本当に必要な音楽以外は、もう聴かなくていいのではないか。そう考えた始めたのは2年くらい前のことだろうか。自分に残された時間のことを思うと、音楽との関わりをどんどん減らしていく方が賢明であると思い至った。あと5年生きるのだろうか、10年生きるのだろうか、そう考えたとき、音楽とは別のいろいろなことに関心が向かっていくのは必然のことだった。ある意味ですでに余生の過ごし方を真剣に考え始めているのだと思う。そして、自分が最も必要とする音楽、耳を傾けて心が充実する音楽は何かと考えた末残ったのは、Frank Zappa、Bruce Springsteen、Randy Newman、そして Youssou N'Dour の4人だった(残念なことに、The Band も Franco も残らなかった)。
 実際昨年は Springsteen と Randy Newman ばかり聴いていたように覚えているし、昨年もっとも繰り返し聴いた作品は Youssou の "The Lion" だった。それに対して Zappa ですらほとんど聴く時間がなく、いよいよ聴く音楽を厳選する必要を感じたのだった(考えてみると Fela Kuti のアルバムですら何年も聴いていないのではないだろうか)。
 こうなったのには、あまりに繁忙な日々が続いたことと、さまざまな理由から気持ちの余裕が失われてしまったことも大きい。それと同時に、やはり音楽以外のことへの関心がどんどん深まっていったことが大きな理由と言えるだろう。

 しかしそうしたことよりも、自分の音楽に対する姿勢がどんどん変化していったことが強く影響しているのではないとも思う。ゼロ年代後半をちょっと早めに振り返ると、自分の関心の中心は ワールド・ミュージック → ローカル・ミュージック → コミュニティー・ミュージック → パーソナル・ミュージック へと変遷していった(個々の概念を定義づけずにこれだけ書いても意味が伝わらないであろうから、改めて詳述したいと思う)。そして今は、自分の音楽観のようなものがもっと違った次元への進んでしまっている(と書くと、いよいよ意味不詳であろう)。端的に書いてしまうと、人間と音楽/音そのものとの関わり方へと、自分の関心が移っている。そうした思索がとても面白くて、ひとつひとつの音楽作品が良いだとか良くないだとか、好きだとか嫌いだとか、いちいちコメントすることが自分にとって無駄な作業にしか思えなくなってしまってもいる(そうなったのには、もっと沢山の理由が折り重なってのことなのだけれど・・・後述願望)。

 とにかく今は音に関して思索することを楽しんでいる。結果として、音楽を聴く時間が絶対的に減っているが、音楽との関わり方は以前よりも充実していることを実感できている。
 それと対称的に、元来「消費型の音楽受容」を自身の中で望ましくないとする立場だったので、音楽を生み出すことの切実な/あるいは真摯な意味を受け止められない音楽(とは言いたくない音)に対しては、評価がますます厳しくなってしまってもいる。音楽について何かを書こうとしても否定的にならざろう得ないことが多くなってしまい、そうしたことに自分自身嫌気が指して、サイトやブログをなかなか更新できなくなってしまっているようにも感じている。
(もっと違った方向性で書こうとしたのだけれど、結局は毎度のごとく、ブログを再開できないことの言い訳になってしまいそうだ。)



 話は最初に戻って、、、Youssou N'Dour こと。

 これまで誰も気がつかなかったり取り上げなかったりした作品をいろいろ紹介してきたつもりなのだが、そうしたものはまだまだある。別に隠し持っているつもりもないのだが、そうした行為にいよいよ理由を感じられなくなってしまっている(極めて簡単に書いてしまうと、そうした行為は自分に予想外の負担を強いるだけで、自分の音楽生活を豊かにはしてくれない。また、エル・アンカのCDで、別のいくつかのことも教えられた・・・これも後述願望)。しかし、なかなか肝心なことを書き始められなくて、このところ否定的なトーンになりがちだ。それでは良くないと思うので、近年自分をワクワクさせてくれるアイテムをひとつ取り上げてみたい。

 今年はいよいよ Youssou ですら聴く時間がない(もしかすると Springsteen ばかり聴いているような気もする)のだけれど、時折彼の映像作品を観ては興奮している。その極め付きは、Bercy 以前の 1999年の "Grand Bal"。以前は PAL のビデオ2巻セットで出ていたものが、確か3年か4年ほど前に DVD化された。映像も音声も劣悪と言ってしまいたくなる質なのだけれど、内容が凄まじく素晴らしい。もちろんこれは自分にとっての絶対評価なのだろうが。だけれど、2000年頃が彼のライブ・パフォーマンスのピークだったのではないかと思わせられる。例えば/特に、'Medina'、'Alalou Mboolo'、'Djino' になどにおける、細分化されたビートが重層化してもたらされるテンションの高さやスピード感! ここにはンバラの理想像がはっきりと刻み込まれている。そして当時ダカールとニューヨークで実体験した Youssou N'Dour & Le Super Etoile de Dakar のパフォーマンスがさらに凄まじかったことを連想させられる。恐らく彼らのライブ・パフォーマンスのピークはこの頃だったのではないだろうか(これは、実体験がないと共感できない可能性がある点では、記録が残されていないながらも、晩年がひとつのピークだったとする Fela Kuti に対する評価と共通すると思う)。

 今痛切に思うのは、この頃のライブ映像がもっと他にはないだろうかということ。もちろんそのオーディンスはセネガル同胞であってほしい(その前提として、これまで何度も書いてきたことだが、セネガルやパリやNYCでのセネガル・コミュニティー向けのライブ・パフォーマンスはそれ以外のものとは絶対的に異なっている)。

 Youssou は今年の10月1日に50歳になる。今後彼が2000年頃を超えるステージ・パフォーマンスを披露することはあるのだろうか。数えてみると彼の映像作品は50タイトルを超えた。生誕50年を機にこれらをじっくり観返してみたいとも思うのだけれど、1999年/2000年の "Grand Bal" に勝るものはそうないように思う。

 肝心なタイトルを書き忘れるところだった。"LE GRAND BAL DE YOUSSOU NDOUR A PARIS EVRY" と題されたDVD。バルベス界隈を探し回ればまだストックが見つかるかと思う。

 本当にこの頃の Youssou のバンドのライブ・パフォーマンスは凄まじかった。Youssou の声の艶やステージ・パフォーマンス以上に、Habib Faye を中心核としたバンドが放つビートが3次元空間方向に飽和し臨界点に達したサウンドが、それから10年経とうとしている今でも私の記憶から離れない。とりわけダカールのチョサンで初めて観たパフォーマンス、特にインプロビゼーションの密度が筆舌的レベルだったこと。記憶ではインターバルなしの2時間(2AM〜4AM)で演奏したのはたったの8曲だったのだから。その卒倒しそうなほどにワクワクする記憶が "A PARIS EVRY" を観る度に蘇る。
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# by desertjazz | 2009-09-08 23:25

Sam Karpienia / Extatic Malanconi

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 ex-Dupain の Sam Karpienia のニューアルバム。9/14、フランス発売。

 切り込んでくる独特なハスキーヴォイス、マンドーラ2本による激情インタープレイ。この春にマルセイユで観たライブと比較すると幾分地味にも聴こえるが(録音は2008年)、それはこのバンドが進化し続けている証拠だろう。彼らのライブがまた観たい!

(Special Thanks to Toshi san!)
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# by desertjazz | 2009-09-03 08:24

 先週は新宿のタワーレコーズでCDをまとめ買い。その中の目玉はブッゲ・ヴェッセルトフト Bugge Wesseltoft の新作 "New Conceptions of Jazz : Box 1994-2006" という4枚組(3CD+DVD)。この4枚を一気に通して観て/聴いてからというもの、音楽について再びいろいろと考えているところだ(旧作も合わせて聴いているうちに、なぜか Prince との共通項が感じられたり、、、)。

 店頭価格は¥12380と結構高価だったのだが、ブッゲの未発表録音集ならば価格は問題外と思い、躊躇なく購入した。しかし、全トラック未発表という訳ではなく、既発表のものも多いことにはややがっかり。それでも、2001年の横浜でのライブが、しかも 'Change', 'Sharing', 'Filming' が聴けるだけでも入手した意味は大。そして何より嬉しいことは、ブッゲのライブ映像が観られること。ウード/ヴォーカルのゲストが入る中盤3曲は、ブッゲとゲストとが相手に合わせすぎて、しかもブッゲの魅力が薄まってしまい、正直あまり面白くないのだが、それ以外はブッゲのバンドの素晴らしさがしっかり伝わってくる。

 最近10年を振り返ると、自分が持っていた音楽の概念を超越する音楽を提示し、そしてそれが感覚的/潜在的に自分が抱いていた音楽の理想像に見事なまでにアジャストしてきたのは、藤原大輔、半野喜弘、ブッゲ・ヴェッセルトフトの3人だったのではないかと思う。そして、ブッゲこそは、自分にとってのゼロ年代後半の最重要アーティストのひとりでもある(もうひとりはブルース・スプリングスティーン。と言っても、近作2枚 "Radio Nowhere" と "Working on a Dream" はまったく評価していないのだが)。だからこそ、昨年は多忙な間隙を突き、2夜続けて札幌と恵比寿で行われたブッゲのライブに足を運んだのだった。

 しかしその一方で、今回のDVDを観ても、彼のマルチタスクなソロ・パフォーマンスも旧年来変わらない手癖と化していることははっきりするし、最近はソロ・ピアノに傾斜した作品が続いていることがやや物足りなくも感じられる。そんな中、過去を一度総括するようなボックスをリリースしたことは、次なる展開を模索中であることを示しているようにも思える。そうだとすると、それは行き詰まりなのだろうか、それとも次なる 'new conception' の提示を暗示しているのだろうか。



 毎年秋にフランスのマルセイユで開催される音楽フェスティバル Fiesta des Suds のプログラムの詳細が、今日公式サイトで発表になった。私が観たいのは、初日の Toko Blaze と最終日の Sam Karpienia。マルセイユに10日もいたってしょうがないので、何とも悩ましい。
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# by desertjazz | 2009-08-20 23:00

Toko Blaze / Urban Griot

 Fiesta des Suds 2009 (10/16〜10/24)の出演アーティストが発表になった。

 HRISTOPHE, CHARLIE WINSTON, NINA HAGEN, CARAVAN PALACE, RINOCEROSE, KHALED, STAFF BENDA BILILI, ANIS, IZÏA, LOO & PLACIDO, CHAKA DEMUS, EDU K DJ, SAM KARPIENIA, TOKO BLAZE, OAÏ STAR, JUAN CARMONA, TOGUNA, DJ OIL DJ BOBZILLA EURASIA, DERDIYOKLAR, BARIS K, PHRED & RELATIF YANN, SOIREE DO IT Avec STORM, LES COMPAGNIES 6STEP ET ALL MARSEILLE, etc.

 例年よりもやや短い日程のようで、TATOU(MOUSSU T, MASSILIA SOUND SYSTEM)の出演が予定されていないのは残念。個人的に興味が湧くのは、NINA HAGEN, KHALED, STAFF BENDA BILILI('SEX MACHINE' はライブでうけるだろう)などよりも、SAM KARPIENIA, OAÏ STAR, そして TOKO BLAZE !!! というマルセイユ勢。新作 "URBAN GRIOT" をリリースしたトコ・ブラーズがどんなパフォーマンスを披露してくれるのか直に観てみたい。そもそも彼のライブはまだ観たことがないし、もう一度会って話をしてきたいとも思う。計画していた9月末からの台湾行きが困難な様相なので、またまたまたまたマルセイユに行こうかと思案しているところだ。
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# by desertjazz | 2009-07-20 00:41

 マニュ・テロン Manu Theron のプロダクション・マネージャーの Nora さん (LA COMPAGNIE DU LAMPARO) から、先ほどメールが届いた。

 マニュが率いる Lo Cor de la Plana は、ブラジル人シンガー Renata Rosa(なかなかの美人)と Lo Cor de la Rosa なるグループを組んで、5月10日からフランス〜ブラジル〜アメリカ〜カナダをツアーする。そしてそのツアーのファイナルは何と台湾! 9月末から開催される第8回 Migration Music Festival に出演する予定とのこと。公演スケジュールを見ると、Lo Cor de la Plana および Lo Cor de la Rosa として、それぞれ4度づつステージに立つようだ。

 台北で開催されるこのフェスティバルには、Sam Karpienia も出演予定。今年も Womad Singapore は開催されないので、その代わりに皆で台湾ツアーを組んで、台湾料理とオクシタン・ミュージックを堪能してこよう! 参加メンバー募集!

 ・ Lo Cor de la Plana
 ・ Sam Karpienia
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# by desertjazz | 2009-05-06 14:47

new bike

 しばらくぶりに高額な買い物。

 これだけ街中でロードバイクを見かけるようになると、遂に我慢ができなくなり、横浜みなとみらいに規模の大きな店を見つけて現物チェックに出掛けたのが運のつき、候補に挙げていた人気バイクがいずれも在庫ありということで購入してしまった。

 北海道にいたころは、休日には50km〜200kmほどロードバイク(当時はロードレーサーと呼ばれていた)を走らせていた。しかし上京してからは、大型トラックが横を通り過ぎる時に大きな恐怖を感じて、輪行を断念してしまったのだった。

 バイク・ライフ再開までには何年も躊躇した。だけど結局は、軽く流して走っているときのあの心地よさを思い出したくなってしまった。

 昔乗っていた頃はまだクロモリ全盛で、安価なアルミが出始めたばかり。しかし今回は未体験のフル・カーボンと決めていた。自分は古い人間なので、Cinelli、De Rosa、Look、Colnago、Bianchi などに惹かれる。実際、デザイン・センスの良さでは他を圧倒していると思う。だけれど、Cinelli や De Rosa はフレームだけでも40〜50万円くらいは覚悟する必要があるので、手が出せないし、自分には贅沢すぎる(Look はもっと高くて完全にプロ仕様?)。Colnago は08年モデルに比べると今年のデザインは今ひとつ。Bianchi に至っては専門筋からは完全に無視されている状況なのでパス。

 あれこれ調べてみたところ、最近評価が高いのは、台湾の Giant とイタリアの Pinarello とアメリカの Cannondale といったあたり。

 こうしたメーカーを中心に09年モデルを全て調べてみたものの、自分の気に入ったデザインのバイクが見つからなかった。それで、現物観察に出向いたのだが、店長さんと雑談して結局即決。以前乗っていたのが白い車体だったので、今回は違う色にしたかったのだけれど、09年モデルは白色が一番まともかなと思い、また白のバイクにしてしまった。

 本当に納得できる買い物をするよりは、まずは一台買って実際に乗ってみる方が賢明だろうと決断し、妥協したのだが、決して悪い買い物ではなかったはず。Colnago の CLX にすれば良かったかな、と少々後悔と迷いは残るのだが、、、。

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 今年のGWは久しぶりにアフリカに行く計画だったのだが、昨年以降猛烈に忙しく(実際過労で倒れたほど)全然計画を立てられなかった。3月末のフランス旅行計画と同時進行でアフリカ旅行のプランも練ろうとしたものの、やはり無理だった。まあ、「豚」騒動を回避できたことを良しとすべきか。とりあえずは、アフリカ旅行の資金がフランス滞在費と自転車購入に流れたことになった。
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# by desertjazz | 2009-04-28 20:00

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 セネガルのオルケストル・バオバブの新しいコンピレーション "La Belle Epoque" の収録曲を聴きながら、自分の作ったディスコグラフィー(→http://www.fbdj.net)を参照しつつ、それらのオリジナル音源(アルバム)について軽く調べてみた。

(Disc 1)
(1) Ndaga - BRLP 003
(2) El Vagabonde - BAO 002
(3) Kanoute - BAO 002
(4) Papa Ndiaye - BRLP 001
(5) Jaaraf - BRLP 004
(6) Baobab Gouye Gui - BRLP 001
(7) Geeja Ngala Riir - BRLP 003
(8) Samaxol Fatou Diop - BAO 001
(9) Seeri Koko - BRLP 004
(10) Bailla Mi Gente - C3809
(11) Mbeuguel - MSC LP 001
(12) El Nuevo Amor - BAO 002
(13) Bes Bo Amee - BRLP 004
(14) Wango - BRLP 005
(15) Yen Saay - M 5000

(Disc 2)
以前書いた通り、ASL 7001、ASL 7002、ASL 7004 の3枚からの全14曲。

 ディスク1は70年代の多くのアルバムからセレクトされているのだが、その分だけ未CD化音源が残ったままな訳でもある。しかし、自分が所有する音源よりも良い音質で聴ける曲もあるので、そのことは嬉しい。

(バオバブのレコードはセネガルで大量に、恐らく100枚以上、発掘してきて、全部を持ち帰ることはしなかったものの、それでも各タイトルとも3枚程度ずつ手元に残している。それらの中にはシールド盤もある程度含まれているのだが、それら以外の盤の音質は理想的なものではない。かといって、オークションなどでよりコンディションの優れたレコードを探す必要まで感じていなかった。なので、今回こうしてノイズの少ない録音を手軽に聴けるようになったことは歓迎したい。)

 個人的な関心事として注目すべきは、トラック10。このライブ録音、ディスコグラフィーから判断する限り、持っていないカセット音源からのリイシューのようだ。しかし、聴いたことのある録音のようにも思える、、、。

 "La Belle Epoque" のジャケットは、"SIBOU ODIA (MARATHON) CA VA CHAUFFER. / BAOBAB-GOUYE-GUY" (1981年) のジャケットのイラストをカラー着色したもの。このLPは Syllart Productions からリリースされた作品で、同一デザインのポスターが同封されていた。

(Syllart のシラ氏にとって、これがバオバブを手がけた最初だったのではないだろうか。先日パリで Syllart Productions を訪ねた際、数多いリイシューCDは「シラのコレクション音源を使って制作している。シラは昔からコレクターでもあったんだ」とスタッフが答えてくれた。「それらのレコード、売ってくれない?」と尋ねてみたら、笑ってくれた。ジョークが通じて一安心。)

 ダカールを丹念に探し歩くと、このレコードもシールド状態で見つけることができるのだけれど、恐らくバオバブのメンバーは持っていないことだろう。そう思って、一昨年パリまで彼らに会いに行った際、このジャケットも含めて彼らの姿をとらえた古いレコードのジャケットをカラーコピーしてメンバー全員に渡したのだった。考えていた通り、皆とても喜んでくれ、大切そうにカバンの中にしまってくれた様子が忘れられない。今度は全作品をCD-Rにしてプレゼントしたいと思ったのだけれど、そうした時間が取れないでいる。

 復帰後のバオバブも素晴らしいけれど、70年代のバオバブのサウンドもアフリカの中で傑出している。こんな音楽と出会えたのは幸せだとつくづく思う。

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 フランスである程度の情報収集ができたので、情報提供して下さった方々への義務感から一時的にブログを再開してみた。けれども、帰国早々に音楽をあまり聴かない生活に逆戻りしてしまったこともあって、やっぱり音楽について何か書くことは正直億劫です。大好きと公言して止まないバオバブのこのCDですら、今ようやく聴き始めた状態なので、、、。

 彼らのディスコグラフィーも更新しないままになっている。アフリカ音楽への関心がこれだけ薄れてしまうと、そうした作業も億劫です。
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# by desertjazz | 2009-04-21 22:22

DJ
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