最近食べて美味しかったもの。
某有名店のあんみつ。ここは和菓子もかき氷も美味しい。
高級寿司屋かのような佇まいの居酒屋(20席、2時間限定)で頼んだ品。蕪と柿の食感、仄かな甘みを含んだこれまで味わったことのないようなドレッシングの味つけが絶品。食後すぐにおかわりしたくなったほど。なので、昨夜再訪してまたおいしくいただいた。
同じ有名店(なので、1ヶ月前に席を予約)でいただいた秋刀魚の梅醤油煮。オーダーしてから出されるまで40分くらいかかっただけある丁寧な仕事ぶり。つやつや輝く表にも、柔らかく煮込まれた中の骨にも、ただただ感心(ここは写真撮影禁止らしいのだが、ある事情を察してか黙認してくれた)。会計が高いことでも知られているけれど、料理のグレードを考えるとかえって安いといえる。お店の方々のもてなしぶりはとても心地よいものだし、出される日本酒がしっかりしていることでも評判がいい。最近は福井の日本酒、黒龍を薦められて呑んでいるのだけれど、いくら喉を通らせても全く酔わない。
台北で食べたワンタン麺。まあ、大衆的な味かな。
台北の麺店。付け合わせに注文した皿は何だったのだろう(大根をみかんで味つけしたような感覚だった)。
台北の屋台で。鶏と野菜、それにはんぺん様のものなどをその場で刻み、スパイシーに調味したものを、台湾ビールと一緒に味わう。
台北の人気店で食べた蒸し鶏。
同じ店で注文したゴーヤ。上にかかった魚卵のようなソース(不思議な食感)がとても美味しかった。
某有名焼肉店で食べた心臓4品(レアものだそう)。
これも同じ店の料理。
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実は他にもっと美味しかったものがいくつかあった。特に旬の淡路の生ウニは絶品だったし、見たこともない京野菜を使った日本料理やイタリアンは眼も舌も大喜び(別の機会に紹介しますネ)。また、北海道から入ってくる脂がのった時鮭は焼いて食べると、パリパリした皮までもが極上の食感(時鮭は日本で一番美味しいもののひとつなのではないかとさえ思う)。京都万願寺甘とうは軽く焼いて醤油をかけるだけで死ぬほど上手いし、今が旬の秋刀魚は時々刺身にして食べている。北海道のホタテは刺身にしたり、パスタの具にしたり。最近出回っている宮城の大振りのホタテも美味しそうだなぁ。朝取りのイチジクや、岡山や山梨のピオーネは気が狂わんばかりの美味しさで、毎日のように味わっている。今年の夏は、スペイン料理やイタリア料理にも新発見の連続だった。
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社食の不味さに耐えられず、(恥ずかしながら)最近は毎日弁当を作っていっているのだけれど、始めてみるとなかなか楽しい。特別なものは作れないが、毎日3食、自分が食べたいものだけを食べられるというのは実に幸せなことだなぁ。週末の仕込みも、朝に卵や魚を焼くのも全然苦じゃない。写真は先週のもの。
蒸したカボチャ、赤パプリカのマンゴーカレー炒め、ブロッコリーとニンニクのオリーブオイル炒めなど。
レンコンの醤油揚げ、キンピラゴボウ、それに白花豆を岩塩とオイルで味つけしたサラダなど。米に混ぜる雑穀も毎日変えている。
しばらく前には、美味しそうな鯵の干物が売られていたので買って帰り、味噌を炙り白胡麻を曳いて冷や汁を作ってみた。麦メシがなかったので、五穀米で我慢。
最近は食べることをとても楽しんでいます。