2009年 12月 28日
2009年 (1)
今年はひたすら慌ただしいばかりで、何も残るものがない年だった。そんな2009年だったのだけれど、それでも簡単にでも振り返ってみる気になった。ただし、あくまでも個人メモといったレベルのまとめでしかないだろうから、お読みいただいても暇つぶしにもならないかも知れない。
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実は今年もブログはほぼ毎日のように綴っていた。しかし、これだけ空疎な日々を送っていると、有益な情報発信は難しく、誰かの役に立ったり楽しんでもらえたりする内容にはならない。読み返してすぐにそのことに気がつき、ブログは個人的な日記や思いついたことを書き留めるメモとして活用していた。なので、公開向けに書いてアップする機会は乏しくなってしまった。後でその理由は書くつもりだが、音楽情報も激減し、毎度チェックして下さった方々の期待に添えなかったことはお詫びするしかない。
(追記: 以前にも書いたことかも知れないが、他人のブログを読まないのに、自分がブログを書き公開することに、ある種の矛盾も感じた。)
何の楽しみもない日々に苦しむ中、逃げ出すようにフランスと台湾とインドネシアに短期旅行できたことは救いだった。
それでも最近になってようやく少しばかり余裕を持てるようになり、このごろは読書を楽しんでいる。そして、最近の読書メモくらいは公開してもいいかなという気になり、日記の一部を整理してアップしてみることにした。ただし、書評をする気も力もなく(そうしたことはたくさんの方々が行っているはず)、あくまでも個人メモの次元であることをお断りしておく。その上で若干でも近況報告的なものになっていればいいかな、とも思う。
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ということで(?)、「音楽」「音」「本」「食」「旅」などのテーマで、個人的に2009年を振り返ってみたい。
まずは「本」の話から始めたいのだけれど、今年は公開したブログで何を書いて何を書かないでいたのか、そして何をアップ済みなのかも定かではない。これから書くことにも、話が飛んだ印象を拭えない部分もあるだろう。例えば、一昨日の記事の中で『素数たちの孤独』や "The White Tiger" のことについて触れているのも唐突なようにも思える。そこで、非公開だった夏頃の読書メモも手直ししてアップしておくことにした。
さてどこまで書けるだろうか?