2010年 01月 22日
Readings
深夜 1:40。なんとか下巻 530 ページを4日(5晩)で読み終える。明日から北海道。中途半端に読み残した厚い本を携えるのも邪魔だし、少しだけ読み残して置いていくのも嫌だった。なので、今日は1日で残りの 220ページを読破。さすがに疲れた。
通読してまず、『古事記』の時代からの土着世界観、此岸的で今を重視する態度的が、現代にまで続いていることを感慨深く思う。そして何故か嬉しい。
この上下2巻を面白く思うのは、自分が日本の文学をほとんど読み切れていないこと、さらには日本の歴史をまともに知らないこと(日本史よりもアフリカ史の方が詳しいほど)の証拠なのだろう。
だからこそ、これから読む本に対するひとつの指標を与えてもくれたのではないだろうか。いずれにせよ、読もうと思っていながら過ぎてしまった本や、再読したい本がたくさん。
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この間、頭休めに読んでいたのは、『おひとり京都の愉しみ』(柏井壽、光文社新書)や F. Scott Fitzgerald の "The Great Gatsby"(英語版で再読)など。今年は京都を歩こう!