2010年 01月 31日
フムス Hummus
以前、イスラエルのエルサレムに半月ほど滞在したとき、レストランの食事がとても美味しいことでも知られているアラブエリアのホテルに泊まった。そこのレストランの味は定評通りで、朝食から美味しいフムスが何種類も出されるものだから、思わず毎日朝から食べ過ぎてしまった。その味が今でも記憶に残っている。
日本では本格的なアラブ料理を食べる機会がなかなかない。ならば、フムスだけでも自分で作ってみようと思い、作り方を調べて試してみた。以下、その料理のメモ。
1.ひよこ豆(ガルバンゾー)100g を4倍ほどの水に一晩つけておく(200g 用意したのだが、残り半分はサラダ用に保存)。
2.そのひよこ豆を 40 分間煮る。
3.ひよこ豆の薄皮を剥ぐ(これが時間のかかる作業だった)。
4.ひよこ豆と煮汁をフードプロセッサーにかける。緩さは加える煮汁と水の量で加減。
5.フードプロセッサーに、練りゴマ(タヒニ)、レモン汁、すりおろしたニンニク、塩、各適量を加えて、ペースト状にする。
6.皿に盛り、オリーブオイルとスパイス(クミン、コリアンダー、カイエンヌペッパー、バジル)をトッピング。
さて、早速試食してみると、思っていた以上に美味しく出来上がった。バゲットと一緒に食べ始めたら瞬く間にバケットがなくなってしまうし、野菜スティックにつけても相性抜群。こんなに簡単に作れるならば、もっと早くに試してみればよかった。
以下、補足。
・ ひよこ豆は今回は成城石井で購入。東京ならば築地の山本商店(確か丸元淑生の本でも紹介されていた店)で安く買えるらしい。昔、渋谷のトルコレストラン、アンカラで大袋を買った記憶があるので、エスニック店などでも安く手に入れられるはず。
・ タヒニは近所の店で手に入らなかったので国産品で代用。これでも全く問題はなかったが、練りゴマの種類によって味が変化しそうだ。
・ 参照したレシピによって使うスパイスが様々だったので、今回は混ぜずに、選んだ4種類をトッピング。試食した印象としては、何を加えても相性が良さそうに感じられた。