2010年 02月 24日
週中旅行 : 京 都
2/24 (Wed)
ポカポカ陽気の今日は、午前4時に起きて、京都まで週中旅行。
(先々週末は近場の名所の散策に止め、先週末は出かける時間が取れなかったので、ややしばらくぶりのちょっとした遠出。)
7時、出町柳駅を起点に歩き始める。東方に連なる山々の稜線がくっきりしていて美しい。最初に向かったのは下鴨神社。鳥たちのさえずりは耳に心地よいものの、緑葉が少ないだけに糺(ただす)の森もひどく寂しげ。
出町ふたばで豆モチなどを買い、鴨川を眺めながらつまむ。
それから銀閣寺まで徒歩で移動。途中で百万遍智恩寺に立寄りながら約2km。開園直後にも関わらず、修学旅行生などが多くすでに賑やか。残念ながら、肝心の銀閣(観音殿)は改修中だった。膨大な数の石が組まれた段々坂や手入れの行き届いた生け垣に感心。
哲学の道に沿って、法然院〜安楽寺〜霊鑑寺〜大豊神社〜熊野若王子神社と巡る。さらに南禅寺〜駒ヶ瀧最勝院まで。のーんびり散策しているうちに11時半。今回はここまでにする。
土産に買ったのは、出町ふたばの餅菓子の他に、田中漬物舗のつけもの数種。いずれも京都土産の定番らしい。
一番気に入ったのは法然院。有名なところよりも、これくらいのお寺の方がゆっくり佇む時間を楽しめる。結局、社寺そのものよりも、鳥や水の音、昇る太陽が反射する明かりを味わってばかりだった。サウンドスケープの優れているポイントをいくつか発見できただけでも有意義な散策になった。
失敗したのは昼食の選択。全然美味しくなかった。おにぎりでも作ってきて、川沿いで頂いた方がずっと良かったと反省。
北海道に住んでいた頃は毎年のように京都を訪れていた。それも朝早くに行き、一カ所だけ楽しんだら、人出が増えてくる前に帰ってしまうという贅沢な方法で。京都はどこを訪れたのか/訪れていないのかもうよく覚えていないし、歳を重ねると同じ場所でも楽しみ方が異なるはずなので、近くに住んでいるうちに、繰り返し巡り歩いてみたいと思う。