2010年 02月 28日
"FLOR CRIOLLA"
奈良2日目、、、と書きたいところなのだが、今日も天気がはっきりしないので、午前中の街歩きは取り止め。
昼、奈良県生駒市に移動。14時から始まる松田美緒のライブへ。450席はほぼ満席で、サイン会も長蛇の列になる盛況。それだけ充実した内容のライブだった。新作 "FLOR CRIOLLA" と同じく、ピアノの Hugo Fattoruso とパーカッションの Yahiro Tomohiro を従えた編成で、演目もほぼその新作通りの流れ。三者、特に歌とピアノのコンビネーションが抜群だった。そして何より松田美緒の歌が素晴らしい。無理なく、自然体で、窮屈さなどまるでない伸びやかな歌声。テクニックが備わっているのだろうが、そうした面を微塵を感じさせない。楽しみにしていた 'Eclipse' 〜 'Un Canto Para Mama' は期待通りだったし、'Las Golondrinas' (「つばめ」)の絶唱は感動的だった。
今年繰り返し聴いている "FLOR CRIOLLA" は、どの曲もとても気に入っている。南米各地域の歌の多様性とそれらの魅力を分かりやすく伝えているアルバムだとも思う。自分は「快楽主義者」なので、こうした分かりやすい音楽が大好きだ。自分にとって、今年これを超える作品は現れないかも知れないとさえ思う。
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Jさん、Yさんとの打ち上げも楽しかった、、、。また一緒に飲みましょう。