2010年 03月 02日
Readings : 2月の読書
2月中に読了したのは7冊だけと、案外少なかった。毎週のように小旅行したり時間ができれば街歩きしたりしたせいもあるし、予想した通りル・クレジオの『大洪水』には苦戦したからということもある。それより、読み始めたものの途中で進まなくなってしまっている本が多すぎる。"FELA Kalakuta Notes" は現在半分くらいのところ。
オルハン・パムクの『白い城』は、内容的にも訳文としても彼の訳書の中で一番読みやすいと思う。最終章での一気の展開や示唆するものの深さに、小説の持つ大きな魅力を感じる。個人的にも『イスタンブール』の次に好きかな。
原雅明の『音楽から解き放たれるために ──21世紀のサウンド・リサイクル 』は、音楽について語ること、音楽の需要のしかたなどについて、いろいろ考えさせられる本。個人的には疎い音楽がたくさん紹介されて、その分気になる作品をネットを使って探し始めている。
といった読書メモや感想めいたことは、Twitter の方が書き込みやすく、取りあえずのメモはそちらに残しているが、それだけで済ましてしまいそうにも思う。
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さて、今日はこれからまた書店に行ってきます。