Shanghai 2010.3.30 - 2010.4.13

　15年振りの中国。15年振りの上海。

　モダンなデザインと陳腐なデザインが混在する都市。特に、街のいたるところで競うように煌めく夜のライトアップの数々が印象的だった。

ホテルのバスルームに置かれていた体重計。スケルトンなデザインがかっこいい。
ストリートの表示には必ず、東西、または南北の表示が。方向を失わないためには、これはとても便利なデザインだ。
新開地には気取ったデザインのレストランやワインバーが並ぶ。
総じて高層建築は不思議なデザインばかりだった。

　当初は「３月末から５月まで」と打診を受けたものの、これはやんわり拒否。最短の２週間に止めてもらえて助かった。正直なところ、中国はもう飽きたし、とても苦手になっている。

　過去に４回の中国行きで合計約７ヶ月滞在し、北京、上海、重慶、武漢、成都、西安、蘭州、昆明、石林、桂林、広州、そして香港など、これらの都市とその周辺を訪れた。なので上海についてもおおよそ知っている気になっていたが、振り返ってみるとここには３〜４日程度しかいなかったはず。そのためか発見めいたこともいくつか。何より、まるでシンガポールかのようなクリーンさには驚かされた。