2010年 04月 18日
週末旅行 VIII:東 京
東京に帰った際の大きな楽しみは、何と言っても美味い食事を楽しむこと。今回はその「食」の方も若干控えめ。15日、新幹線を降りるなりランチに直行したのは、渋谷のアユンテラス。16日の夜にはアユンテラスから直近の CUJORL でごちそうになる。どちらもとっても美味しかったが、ハイライトは断然、17日の昼に伺った霞町のすゑとみさん。人気店なのに、今回もすんなり予約が取れて良かった! やや食材に苦戦している印象も受けたが、筍やウニなどの春の味、定番のカラスミやレンコンモチを堪能。ご主人もこれまでより上機嫌だったし、肉がダメなひとりのために頼みもしないのに別に一品拵えてくれる気配りに感心恐縮。器を空けたときにふわ〜っと広がる豊かな香りと、極上の案配を感じさせる出汁に、ただただ感動。上海に居る間、ずっとこの瞬間を待ちわびていたのだった。
… 東京ではアユンテラスとすゑとみに、大阪ではながほりと光悦に出かけて食事することが、最近生き甲斐になりかけている。
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上海から帰って1週間で買ったCDは約40枚。耳のリハビリも目的にあれこれ買ってみたが、ほとんどがデータさえあれば十分なものばかりなことに嘆息。それより、現在形の面白い音楽はCDだけでは捉えきれないことに気がついていながら、こうしてパッケージメディアに頼ってしまうことは、自分が時代に追いついていない証拠でもあると感じてしまう。「生活のダウンサイジング」というテーマにも逆行しているし。ようやく少しばかり音楽を楽しめるようになってきたので、まあ、マイペースで行こう。それにしても、Erykah Badu の新作、いいな。

