2010年 05月 02日
Home Party 2010.05.01
実際昨年こちらに越して来てからも、有意義なパーティーを開ける可能性が見えていない。DJ のできるスペースを一応探し始めてもいるのだが、まだ適当なお店は見つかっていない。具体的にはホームパーティーを要望する声が多い。しかしその場合、料理をお願いできる人のいないことがネックとなってしまう。諸々考えた上でパーティーは当分棚上げにすることにしていた。
ところが、ほんの偶然と気まぐれから、サラーム海上さんやサカキマンゴーさん夫妻ら6名をゲストにお迎えして、ホームパーティーを行うことになった。ホストが不慣れなために、やっぱり取り留めのない会になってしまったけれど、個人的には久しぶりの再会と気楽な会話を楽しめた。これまでのホームパーティーは、ひたすら飲んで会話してとなりがちだったのだけれど、今回は名盤・近作を試聴してのレコーディング/オーディオのチェック・モードにもなり、そうしたことも多少は楽しんでいただけたようではある。
しかし、今回も反省点多し。料理ではミスを連発。もてなしの花をきちんと用意する時間もなかったしなぁ。
・・・そんな準備も趣旨も特段ない集まりでしたが、お越し下さったみなさん、ありがとうございました(おいしいお土産にも感謝!)。今回、仕事の都合で来られなかった方、お誘いできなかった方、ごめんなさい。気の合いそうな他人同士を引き合せることが以前からの趣味になっているので、次回以降に期待していただけたらと思います。
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(追記:今後への自己反省)
普段はもっぱら和食の一人メシばかりなこともあって、メニューに迷い、人数分の分量を間違え、作る順序と段取りにも躊躇。2時間もあれば6品程度は作れるだろうと見込んでのんびりしていたのも誤り。ゲストの方々が揃う頃に料理に本腰を入れ始めることになってしまい、結果ついつい乾杯しながらとなったことで、アルコールのせいで判断が鈍る。
サラームさんらの手前、料理が不得手な自分が頑張ってもしかたないので、メニューはレシピが簡単なものばかりにした。それでもミスを生じた理由は、、、
1)何品かでも事前に作り置きできるものにすべきだった。
・・・キッチンにいる時間が長く、なかなか会話に加われなかった。
2)6人分でも結構な量。もっとガッツリ作ればよかった。
・・・全体量は足りなかったかもしれない。
3)ひとつの皿が空きそうになると、次の料理を急ぎ過ぎてしまった。
・・・箸休めの時間があってもよいことに後で気がつく。
鯛のカルパッチョ
3品用意した前菜のうちのひとつ。鯛のお造りはいまだに苦手。包丁は有次で揃えているのだが、料理は道具だけでは上手くならないことをいつも痛感。
(盛り付けも写真も雑だなぁ。)
ヤム・ウン・セン
先の3品が瞬く間に消えてしまったので、慌てて一品急ごしらえしながら作った5品目。タイ料理の定番サラダを、トム・ヤム・クン風味の他に、もう一皿魚醤味にもアレンジ。エビに比べて他の食材(タマネギ、春雨、香菜、ネギ)の分量が少なすぎる。こんな凡ミスするなんて、この頃にはもうほろ酔い気分だったのか。
キノコ5種のソテー
エノキ、舞茸、マッシュルーム、椎茸、それに当日たまたまスーパーで眼にした未知?のキノコをイタリアン風に炒める。見た目のアクセントはイタリアンパセリ。
この頃には少しは落ち着いて記憶用の写真を撮れるようになってきた?
ポヨ・アル・チリンドロン
最後の7品目。鶏のモモ肉をトマトソースで煮たスペイン料理。塩胡椒した赤鶏のモモ肉を強火で炒め、トマトソース(トマト+タマネギ+バター+オリーブオイル+塩+胡椒+オレガノ)に入れて煮込んだだけ。たっぷり入れたオレガノは効いていたが、思っていたよりトマトが少なかった分だけ塩辛くなってしまったかも。
最後はデザート。いただいた、ロールケーキ、チーズ、ドライフルーツ、いちごなどを皆で味わう。
会話は進んでいたようだし、ワインが7本空き、料理も完食していただけたので、まあ良しとしよう。次があるかどうか分からないけれど、何度かやるうちにもう少しは進歩するはず。
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やっぱり慣れないことはするものではないと思いながらも、新生活の退屈さを打開するには、たまにはこうした時間を持つことも必要なのかもしれないな(…と最後に自己弁護?)。
(パーティー直後に綴ったものの、気に入らず修正。5/10)