2010年 05月 26日
榛名にて。

「DJをやりはじめてから、街の音の聞き方が前とは変わってきた気がします。イースト・サイドの大きな発電所の近くに住んでいる友達がいるんだけれど、ある朝早く、私たちのショーに来て帰宅する途中、歩いていて、彼女は発電所の低い唸る音が聞こえたって言うのね。それが音楽みたいだったって」(『サウンドアート』P.244)
全く同感/共感。音楽をあまり聴かなくなり、熱帯の森の音を賛美したり、アーバン・ノイズに安らぎを感じたりしているが、しかし、環境音(自然音や都市ノイズ)と創造的音楽(芸術音楽やポップミュージック)とは別物。それぞれに魅力があって、優劣を比較できるものではない。
最近また少しずつ音楽を楽しめるようになってきた。