2010年 07月 02日
Eleftheria Arvanitaki "Face to Face"
エレフセーリア・アルヴァニターキ Eleftheria Arvanitaki の新作は 3CD+DVD の4ディスクセットという豪華版。Blue Note 風?の小さな会場で食事を楽しむ客を前に、途中一度の衣装替えを挟んで2時間20分、計41曲歌いまくる(彼女の公式サイトでは43トラック記載されているので、別ヴァージョンもあり?)。アンコールはもちろん愛聴曲の 'TO MHΔEN'。
ギリシャの女性歌手なら、まずはハリス・アレクシーウ Haris Alexiou なのだろうけれど、個人的にはエレフセーリアの方が好き。歌い手を評価する際、その技術力や表現力を重視するのは当然ながら、音楽が字のごとく「音を楽しむ」ものならば、声の質や響きも重要だろう。多分自分は彼女の声に惚れ込んでいるように思う。ついでに、彼女の容姿にも惹かれる。まあ、このあたりは人それぞれの好みだ(同じ理由から、テレサよりもフェイ・ウォンの方を好んで聴いた)。だけど、今作はその声に今ひとつ艶が足りない。衰えの表れだろうか、それともたまたま調子が悪かっただけなのだろうか?
エレフセーリアは昔 MM に短い原稿を書かせてもらったほど好き。なので、手に入る限りの作品を集めている。ただ作品数がかなり多くて、何を持っている/いないのか把握し切れていない。そろそろ整理したいと思っている。
#
このアイテム、エル・スールにオーダーして入手した。お店に連絡してから送られて来るまで、とにかく早いのが嬉しい。しばらく前まではギリシャ盤は結構高かったのだが、このところのユーロ安を反映してか、予想外に安く買えることも有り難い。
###
1日にアップした「上半期ベスト10」、今年前半もさほど音楽を聴いていないことが明らかにバレてしまうセレクション。6月には大して面白いこともなかったので、日記と雑記などをまとめてアップしたのだけれど、わざわざ公開するほどの内容ではなかったかもしれない(一部修正中)。まあ、いつものごとく個人メモということでご容赦を…。