夕方近所を散歩。先日知人から「美味しい」と教えられた店に入ってみたら、これが大正解。関西の魚や野菜に丁寧に手を加えた料理を日本酒とともに味わわせる。日本酒は個性のある美味なものを数多く揃える一方、他は瓶ビールのみ。日本酒は100mlずつ出すので色々な銘柄が楽しめ、日本酒とそれに合った料理を徹底的に味合わせるというのがコンセプトなのだろう。幻という琵琶マスのお造り、9品蒸した塩豆、鰻のトマト煮、辛味大根の冷うどんなどを注文したが、どれも全く申し分なく、また接客も内装も器も全てがとても好ましい。それでいて安い。20人弱の客に対してメインの料理はほとんど大将ひとりでこなしていることが、開店2年半というここの唯一の難点か。自宅から歩いて数分なので、早い時間帯に通ってしまいそう。内久宝寺町の「味酒 かむなび」。(実は料理の写真を撮るのは好きじゃないので、お店の外観だけこっそり撮らせていただく。)