週末旅行 XII : 北海道

　堪え難い蒸し暑さから逃れるように、北海道へ帰省（8/6-6/9）。涼んで戻って来て周囲に自慢しようと思ったのが罰当たり？ 北海道では数十年振りという猛暑（沖縄より気温が高い！）に襲われ、夜も寝付けず身体はヘロヘロ。

　それでも丸々４日間、ネットなし、電話なし、音楽なし、という環境に身を置くことはとても心地よかった。日頃のストレスが一気に抜けて行き、ネットに接することで崩れた心身のバランスが戻って来る感覚もある。読書も控えめに（それでも３冊半読了）、窓から流れ入ってくる柔らかなアンビエント・ノイズに耳傾けながら、じっくり考えごとをする時間が多かった。やはり早くリタイアして世間から隠遁したいものだ。



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　間近になってから休みが取れたものの、JAL のチケットを調べると往復で約９万円（ANA の株主優待券を買ったとしても７万円近い）。これは痛い出費なので８月の帰省を断念しかけたのだけれど、幸いなことにどうにかマイレージでチケットが取れた。往路だけクラスＪに空席があったので、2000マイル追加して確保。しかし狭いシートに座って帰ってくるのは嫌だと思っていたのだが、帰りも念のために当日カウンターで尋ねるとクラスＪに空きがあるという（ネットでは空きなしだったのだが、実際搭乗してみると結構空席があった）。マイレージチケットでも＋1000円でＪにアップ可能なことを確認できたのは、ちょっとした収穫。この方法は覚えておこう。

　千歳空港に降りるなり拡張したフロアで眼に止まってしまったのが、生ウニ丼。根室直送とうたいながらも所詮はロシア産で、まあ値段（¥2940）ほどの味ではなかった。非処理の味を知っているからなぁ。
　続いて、毛ガニ（タイミングよく送られて来た頂き物。ミソたっぷりで満足）、ホッケ焼き、ジンギスカン（何年振りだろう？）…と、北の味に舌鼓。「飲み会強化月間」継続中。
　普段は結構ストイックな食事をしている分、たまには少し贅沢をと思い、おみやは、お気に入りの叶匠壽庵の和菓子、グラマシーニューヨークの洋菓子（…ここはどうしてこんなに呼び込みが叫ぶのだろう。折角美味しいのに、自ら品位を落としている。もっと適当な店が見つかればここには近寄りたくない）、それに源 吉兆庵の桃泉果。

　最近は本や音楽や酒よりも、美味しいものを食べることの方に意識が行っている…。

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