2010年 08月 29日
週末旅行 XIII : 富山(1)

今年で20回目となるこのフェスティバル、やっと初めてやってくることが出来た。感想は、とにかく楽しかったことと、当地からのツイートした通り「プロフェッショナリズムと手作り感が理想的に融合したすばらしい「祭り」だった」ことに尽きる。
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8月20日(金):フローラルステージ
夕方リハーサル終了した頃に会場入り。プロデューサーのニコラ・リバレ Nicolas Ribalet くんと再会。彼とは7年前にフランス、アングレームの FESTIVAL MUSIQUE METISSES に一緒に行ってからの知り合い。そのときは Orchestra Baobab のインタビューの通訳もやってくれた。彼と会って話をするのは、もう5年振りくらいだろうか、会えてとても嬉しかった。



8月21日(土):フローラルステージ



8月22日(日):ヘリオスステージ
最終日トップで登場はスキヤキ・スティール・オーケストラ。これが驚くほどかっこ良かった。一見スナックの美人ママ集団かと思いきや(失礼)、間違いなく相当練習している。6曲目 'True Lies(Fay Ann Lyons) ' のアレンジにはぐっと来た。
デバシシュ・バタチャルヤは長尺の古典曲が聴きごたえたっぷり。このまま朝までやって欲しいくらい。4弦に持ち替えて演奏した民謡調の曲も、メロディーに日本の音楽と通じ合うものが感じられて面白かった。

個人的には初めて聴いたチウォニーソのンビーラ弾き語りに感動し、サカキマンゴーのバンド全体を巧みにコントロールする縦横無尽の活躍振りと気遣いに感銘。
今回はいつもの海外フェス訪問とは違って、インタビューやミーティングのアポを一切入れなかったので、一眼レフやレコーダーも持っていかなかった。やっぱり、ビールをガンガン飲みながら、踊ったり、寝転がったり、仲間と語り合ったりして、身軽に振る舞うのは楽だし楽しい。それでも、ブラブラ歩いていると知人やアーティストと遭遇して、紹介されたり立ち話したり。金沢大学の粕谷さんや、マリアナに帯同してきたアオラの高橋夫妻とも久しぶりに会って話ができたし、海外勢のアーティストのほとんどとも、挨拶したりお話したりできたのではないだろうか(不思議な縁?なのが山北さん。約20年前の函館時代から共通の友人・知人がたくさんいるはずなのに、彼の演奏を聴くのはこれが初めてで、声をかけるきっかけもなかった)。
予想していたよりもずっと楽しく、素晴らしいフェスだったので、できれば来年以降も通いたい。その時には、今年はパスした深夜のクラブ・ステージにも参加してみようと思う。
…スキヤキ特製ビール、美味かったなぁ。来年も飲みたい。
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