2010年 10月 02日
Readings:"The Complete Book of Spices"
前から欲しかったこの本、買ってしまった。
・ジル・ノーマン『スパイス完全ガイド The Complete Book of Spices(最新版)』(山と渓谷社)
レイアウトがとても良く、スパイス一粒ひとつぶの配置にまでこだわりが感じられる。ただ眺めているだけでも楽しい。
毎日のように本を買って、小説や評論を中心に読む中、料理本もちょくちょく買っている。最近買った本はどれも手軽なものばかり。弁当のおかずのネタなどを増やしたいとも考えてのことなのだけれど、短期旅行や読書に忙しく、なかなかはそういかない。冷蔵庫の中にあるものでアドリブ料理を作った方が、なぜか美味くできあがるのだ。
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ここを読んで思うことあれこれ。「プロのブロガーは増えているが、趣味でブログを書く人は減っている。」かつて一時期見ていた音楽サイトやブログの更新が近頃ことごとく止まっていて、自分に限らずブログ離れが進んでいるように感じていた。自分の場合、この記事に書かれているように「ご褒美」が欲しいとは直接的には思わないが、ブログを書くメリットがほとんど皆無になっていて、その分モチベーションが上がらないのは事実。だから、自身のためのメモや日記程度でもう構わないと思っている(実際 Twitter 的にも使っている)。
旅先で面白い音楽を見つけたり、とても貴重なレコードを入手できたりしても、そうしたことについて滅多に書かなくなってしまった。「まあ、ひとりで楽しめばそれで十分ではないか」、「レア盤載せても自慢めいて意味ないかな」、いつからかそう考えるようになっていた。El Anka の Fassiphone 盤(いつか取り上げようかなどと考えているうちに2年後くらいに国内盤が出た)について書かなかった時期からでも、もう4〜5年になるのだろうか。
読んだ本や聴いた音楽の感想をじっくり書く時間があったら、もっともっと読書したいし、じっくり旅の準備もしたいし、美味しいものを食べることによりエネルギーを振り向けたい、というのが正直なところ。かと言って、時間が潤沢にあれば、書くだろうか。恐らく「面倒くさい」と言い訳半分に、美術館に足を向けたり、より豊かな音を探し求めて旅に出てしまうだろうな。
それでも、たまには音楽について綴ってみたいし、ブログも完全に止めることはしない。何故かと問われて考え書き始めると、また長くなってしまいそうだ。
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(追記)
昨年(一昨年だったか?)ブログを一旦休止した以降、アクセスが激減したので(実質ゼロだと解釈している。恐らくは自分が今の音楽への興味をかなり削がれてしまったことの影響が大なのだろうが)、その分だけ気楽に綴れるようにもなっている。しかし、試しに Tweet にリンクをつけると瞬間アクセスが一気に伸びる。やはり Twitter の時代であることを実感。
(再追記)
ブログが続かないのは、単純に「飽きる」からで、仕事でない限り一度モチベーションが失われると、継続が難しいのではないか、、、といったことを飛ばして書いてしまった。「飽きる」ことの延長であれこれ考えたことについては、また改めて。(10/4)
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