2011年 02月 06日
◆ 連鎖していくテーマ(本日の購入書)

夕方、ジュンク堂まで出かけて新著をチェック。7冊購入。
(昨日は土曜日なのに深夜25時半まで仕事。どっと疲れが出たのか、半身浴挟んでやっと起き抜けたのが15時。一日休んでいたかったけれど、今日中に読んでおきたい本があったので、少し無理してでかけることに。取りあえず買った2冊にはざっと目を通した。それ以外に買ったのは以下の4冊など。)
・『森棲みの社会誌 アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 II 』(木村大治・北西功一 編、京都大学学術出版会)
偶然見つけた京大によるピグミー研究の集大成。昨年3月に出ていたなんて全然気がつかなかった。高い本なのに内容も見ずに即購入。先ほど触れた矢野原佑史も執筆している。これもなんという偶然なのか!(『カメルーン都市部においてアングロフォンの若者が実践するヒップホップ・カルチャーに関する研究』という博士予備論文も気になる。拝読してみたい。)この大著、姉妹書もあるらしいので、それも注文しなくては!
・『日本を問い直す ーー人類学者の視座』(川田順三、青土社)
昨年12月に出てからしばらく購入を迷い続けていた本。川田のアフリカと音を巡る思索は、やはり読んでおくべきなのだろう。
・『RATIO SPECIAL ISSUE 思想としての音楽』(片山杜秀 編、講談社)
トルコ、アラブ、アジア、アフリカの音楽、年末に読んだ大里俊晴、などについて語られているので、勢いで購入。巻頭は(またまた登場)菊地成孔と片山杜秀による対談。
・『村上春樹 雑文集』(村上春樹、新潮社)
1979〜2010年の未収録作品/未発表文章69篇を収録。最近出たいつくかのインタビュー集はパスしたけれど、音楽についての文章も多いのでこれは即買い。最初に読んだのは「カズオ・イシグロのような同時代作家を持つこと」(平井杏子と同様に村上も、各作品が並立/補完関係にあると考えていることが興味深い)。
今日買った本は、『村上春樹 雑文集』を除くと、旅と音楽とアフリカがテーマの本ばかり。だからなのかも知れないが、個人的関心が書籍の中でも連鎖していくことが面白い。
しかし、さすがに全部読む時間まではない。『思想としての音楽』だけは拾い読みで我慢するか?
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