2011年 02月 08日
◆ ピグミーを読む快楽

一昨日買った『森棲みの社会誌 アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 II 』の姉妹編、『森棲みの生態誌 アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 I 』を Amazon にオーダーしたら、もう届いた。2冊合わせて約800ページ。コンゴ(イトゥーリのムブティやアカ)やカメルーン(バカやエフェ)、ガボン(バボンゴ)のピグミーについてのフィールド研究を中心に、ギニアのヤシ酒やセネガルのセレール社会の調査結果など、興味深いテーマに基づく森の民の研究成果がたっぷり詰まっている。
ピグミーは音楽ばかりでなく、本を読んで知った彼らの人間らしさや暮らし振りにもとても惹かれて、もっともっと深く知りたくなってしまう。実際にピグミーの暮らす森に行ってみるのが一番の方法なのだろうが、それはなかなか簡単ではないので、今回も彼らを録音したレコードを聴いたりしながらこの2冊を読むことで、少しでも実際に行った気分に浸ることにしよう。
そのようなことを思いながら拾い読みを始めたら、今度はエル・スールから CD がひと山届いた。読みたい本や聴きたい CD が増えていくのは嬉しい。しかし、先月末以降そうしたことにさっぱり時間を費やせなくなっていることが悩ましい。
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