週末旅行 2011-3

2/18 (Fri) - 2/21 (Mon)




東京３泊４日


2/18 (Fri)

　また美味いものを食べようと思い、東京３泊４日。20時00分発の新幹線に飛び乗る。車中では缶ビールを飲みながら、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 』の上巻を読んで行く。

　このまま国境の南に向かうことも考えたが、金曜の夜の渋谷は避けたい。お楽しみは明日までとっておくことにする。


2/19 (Sat)

　青山〜裏原界隈を散策。結局全く何も買わず。ここ数年買い物がすっかり面倒臭くなってしまっている。

　久し振りに Tower Records 渋谷店をチェック。ここでも収穫ゼロ。２月で新譜が少ないからだろうか？　面出し展開している数枚を試しに聴いてみようと思って購入（後で聴いたら、どれも自分が必要とする音楽ではなかった。やはり本当に好きな音楽以外はもう聴かなくていいということなのだろう）。

　El Sur に立ち寄って取り置き盤をピックアップ。歩き疲れたこともあって、残念ながらゆっくり情報収集したりする余裕はなかった。

　夜はいきつけの寿司店へ。ここ数ヶ月、江戸前寿司が食べたくてしかたなかった。カウンターの長い店なのに何故か毎度同じ職人の前になる。すっかり顔なじみになったからだろうか、いろいろサービス（多分）してくれたのは嬉しい。今しか食べられないアン肝と白子、それにいつもの甘エビ、ウニ、トロ、等々とコレステロール値高し。

　最後は国境の南へ。ゆっくりスコッチを飲みながらマスターと雑談。やはり渋谷でこの空間は貴重。落ち着けて好きだ。20時頃からしばらくいたが、この日は誰にも会えず。


2/20 (Sun)

　みんぱくで見逃した『エル・アナツイ展』（神奈川県立近代美術館）に行こうかどうか迷う。しかし休日に葉山まで電車に乗っていくまでの元気が出なかったので、今回もパス。大阪・京都周辺の展覧会にはあまり足を運べていないし、先週は直島美術館なども日程に組み入れられなかった。もっと美術作品を楽しみたいとは思っているのだが。

　代わりに東京都庭園美術館（目黒）で『20世紀のポスター [タイポグラフィ] 展』を観る。ここは初めてだったので、庭園も少し歩き、園内のレストランで軽い昼食（蒸したカニ飯が美味かった）。





　夜は都立大学の中華レストラン「わさ」へ。これが今回の週末旅行のメインイベント!!!　全然予約の取れない大人気店なので、１ヶ月前に予約を入れておいた。おかげで２つしかないテーブル席が取れた。旅好きな食いしん坊が４人集って、いっぱい食べていっぱい語り合う。前回一度訪れただけではこの店の真価が読み取りきれなかったのだけれど、香りの強い中華香辛料の使い方や、綿菓子のように軽く柔らかいチャーハンなどは、やっぱりマジカル。餃子から杏仁豆腐まで全て絶品で、またすぐに来たくなってしまった。






　旅の話もたっぷり。３人はインドのネタで盛り上がり、「どうしてアフリカなんかに行くの？」と攻められる。ならば「今年はニュージーランド」と切り返したものの、形成は完全に不利なまま（しかし、直後に大地震が起こるとは。しばらく前には、アルジェリアに行きたいと書いた途端に政情不安になるしで、なんだか気分良くない）。

　次回は５月、アイアム IAM の渋谷公演（5/19）に合わせて再会し、合同誕生会を開くことに決定。楽しみじゃ！


2/21 (Mon)

　今日こそは葉山へ、と言いたいところなのだが、月曜休館。最後も美味しい食事で楽しもうということになり、結構贅沢なイタリアンをごちそうになる。平日の昼間っからスパークリングワイン飲みながら美味しくいただいた（ここは自由が丘の住宅地の真ん中に隠れるように建っている。土地勘がないと、辿り着けないだろうな）。





　帰りの新幹線の中では『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 』の下巻を読んでいく。


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　やはり３泊４日では全然足りず、予定を消化しきれなかった。けれど、いろいろな人たちと会って話ができて楽しかった。