読書メモ

　今朝も５時に起床し読書。村上春樹の『アフターダーク』を読了。８年半振りの再読。

　以前読んだ時にはひどく物足りなかったのだが、今回はそれほどでもない。単行本で読んだからだろうか。反対に『海辺のカフカ』は今回の方が楽しめなかった。前回は単行本で読んだものを文庫で読み直した影響があるのかも知れない。本のサイズで印象が異なるとすれば、それは面白い。

　これで村上の長編小説は『１Q８４』を除いた11作品の再読を終了。インプットした文章がどうつながり、どう熟成されていくのだろうか。その前に『１Q８４』も再読すべきところだが、どうにもその気にならない。パスして短編に移るか、別の作家に取りかかるか、ずっと思案中。


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