日記:Thierry Fanfant, Sakaki Mango, etc.

 ゆっくり綴る時間がないので、今夜も日記を軽めに(今週は頭に浮かんでいたことをひとつも書き出せなかった…)。



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 最近のお気に入りはグァドループのベーシスト、ティエリー・ファンファン Thierry Fanfant のソロ作 "Sime Lanmou"。数日前に届いてから少しずつ聴いていたのだが、今夜やっと最後まで聴くことができた。いかにもフレンチ・カリビアンらしい優雅で芳醇な音。マラヴォワに復帰したヴォーカリスト、ラルフ・タマール Ralph Thamar の声もマダガスカル出身のレジス・ジザヴォ Regis Gizavo のアコーディオンもいいな(ふたりとも昔から好きだ)。マラヴォワよりはずっとジャズ寄りだけれど、安心して心地よく耳傾けられる作品だと思う。




 サカキマンゴーの新作に関する情報が流れ始めている。以下、本人のツイートから。

サカキマンゴー&リンバ・トレイン・サウンド・システムの新作「オイ!リンバ」は3ヶ月後の9月4日に発売!鹿児島県民の愛唱歌「茶わんむしのうた」のクンビア版、鹿児島弁ラップなども収録した、親指ピアノによるロック・アルバムです!

 SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2011 で先行発売してもらえると嬉しいな。




 天安門事件から22年。このとき北京には語学留学していた友人たちがいた。欧米諸国から来ている留学生たちは国が用意したチャーター便で中国から脱出していったが、彼女たちは日本大使館から救助されることもなく、どうにかして自力で香港まで脱出し、何とか日本に帰ってくることができた、と憤慨して話していたことを思い出す。外交官とその家族はもちろんのこと、メーカー関係者は日本政府によって帰国できた一方で、学生たちは国から見殺しにされたということらしい。「いざとなったら国を信じるな」というのが留学生たちの間での教訓になったというような話も聞かされた。役人たちの姿勢は基本的に今も変わっていないのだろう。




 震災/原発事故に関わるプロジェクトがまたひとつ今日で決着。さすがに神経を使う仕事だった。

 その後は、そろそろラストスパートと思い石牟礼道子『苦海浄土』に集中。1日で106ページ前進。第3部中盤の激しいやり取りに緊迫感がある。




 身体の怠さが我慢出来ないので、久し振りに 10km 以上走る。これでかなりすっきりした。

 あれこれあって頭の重い一週間だった…。






by desertjazz | 2011-06-04 23:30

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