2011年 06月 30日
サカキマンゴー x 松山晋也
改めて思うのはマンゴーさんがアフリカ各地で見て来たこと調べて来たことがとても貴重なものであるということ。しかもそれを面白く語る。松山さんがあんなに爆笑する姿は初めて見た。親指ピアノの世界は自分が思っていた以上に広いことを教えられたし、彼の発見した楽器や演奏をもっと聴きたくもなる。マンゴーさんの活動には、これからも目が離せない。
生演奏も実に良かった。特に嬉しかったのは、新作のラストに収録されている「Small」をまた聴けたこと。切なく美しい名曲。今年前半は、地域紛争、民主化運動に対する虐殺、テロ、大地震、原発事故と、当事者でなくても心苦しくなる事件事故が続き、いよいよ辛い世の中になってしまったと思う。けれど、それでも希望を失わずに前向きに生きていくしかない。サカキマンゴーの音楽を聴く度にそう勇気づけられる。
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今日で2011年の前半が終了。昨日は今年前半のベストアルバムやベストブックを選んで過ごしていた。結構聴いたり読んだりしていたつもりだったのだが、さほど充実していなかったのは意外。音楽や読書に限らず、旅すること、食を楽しみ探求すること、友人たちと語らうことなども含めて、あらゆることが物足りなく終わってしまった。後半はゆったりシンプルに過ごしながら、もっと密度の高い生活を目指したいものだ。
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