2011年 07月 16日
Macaco x Youssou N'Dour
BGM として iTunes から流したのは Youssou N'Dour のレゲエ・アルバム "Dakar-Kingston" や Vieux Farka Toure の新作ブルース・アルバム "Secret" など。暑い日にはこんな音楽を聴きながらだと作業がはかどる。Youssou は個人的には過去の人といった印象を持ちつつあるのだけれど、声そのものは今も好きだな。"Dakar-Kingston" を聴いて Etoile de Dakar のビートのパッセージがレゲエのビートと親和性があることに感ずいたりも。
その Youssou N'Dour、スペインの Manu Chao 的スタンスでミクスチャー・ミュージックを発信しているマカコ Macaco の新作にゲスト参加していることに気がついた。'One Step' という、これもレゲエ・ナンバーで、マリのウム・サンガレ Oumou Sangare と一緒に歌っている。
Macaco の新作はスペイン/ブラジル/アルゼンチンという3ヴァージョンあって、それぞれ収録トラックが微妙に異なっていることが悩ましいところ。一番安い(¥1000以上)アルゼンチン版 "Mensajes Del Agua" を買ったのだけれど、これではブラジル版 "Moving" に入っている Marcelo D2 参加曲が聴けない。
なお 'One Step' は昨年6月にシングルとしてリリース済みのようだ。
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こんな音楽を聴きながらダラダラ汗を流して動きまわっていたのだけれど、ドアと窓を全開にすると西風が吹き抜けてエアコンなしで過ごせる。夕方西日が強くなるとさすがに暑さを感じたので、温度計を見ると33.5℃。エアコンを一年間使っていないことに不安を覚えて試運転がてら電源を入れてみたところ、問題なく動いたことにひと安心。
冷んやり涼しいのは気持ちいいと思ったのだけれど、やっぱり身体が変な冷え方をしているように感じられて、20分くらいで止めてしまった。夕方また西風が強まると、それだけで涼めるし。熱帯アジアやアフリカに繰り返し行っているうちに(約30回中、45℃以上の砂漠での滞在も何度か)、暑さには馴染んでしまって、他の人ほどには暑さを苦にしなくなっているのかも知れない。
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リビングルームのレイアウト変更にひと区切りついた後は、レコードとCDの並べ替えを少しだけしたのだけれど、毎度のごとく忘れていた盤がいろいろ出てくる。"Afro Latin Via Dakar" に関するものもまた見つかって、あれこれ追記したくなる。
"Fonseca Roi du Rythme Afro-Cubain et ses Anges Noirs" (Bolibana BIP 320, 2002)
とりあえずひとつだけ紹介。フォンセカ Fonseca の CD が見つかった。それもシールド盤だったので、それだけ彼を評価していなかったんだな。けれど封を切って聴いてみたら、どれも完成度の高いラテン・ナンバーのように思えてきた。これが彼のサウンドが愛された所以なのかも知れない。個人的にはハイライフ・ナンバーの 'Whisky and Soda' が気に入った。
ネットで探したら、こんな EP を見つけた。デザインがクール!
今度の休みにはレコード整理の続きをしたい。きっとまた何か「発掘」できるだろう…?
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