SUKIYAKI TOUR 2011 (3) : Day 1 - part II

 オープニングステージ後半戦は世界的なアーティストが続々登場。顔見せ的なステージだったので、ここでも軽く振り返る(いや、本番のパフォーマンスがどれも良かったものだから、初日の印象がすっかり薄れてしまっている)。

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 客席後方から登場したウーゴ・ファットルーソ&レイ・タンボール Hugo Fattoruso & Rey Tambor。

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 ステージに上がった4人。今回は打楽器で一体になれることを感じる場面の多いフェスだった。

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 今回のスキヤキのために編成されたクアトロ・スキヤキ・ミニマル CUATRO SUKIYAKI MINIMAL 〜 Juan Pablo Villa + Fernando ViguerasI + Chang Jaehyo + Sakaki Mango(翌々日の本ステージは今回最大の収穫のひとつだった一方で、このステージの記憶が全然ない)。

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 クアトロ・スキヤキ・ミニマルで親指ピアノを演奏するサカキマンゴー。今年のスキヤキを通じての V.I.P. はマンゴーだ!

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 スキヤキで先行発売した新譜 "oi!limba" をさりげなく宣伝するサカキマンゴー。このアルバム、現時点で今年の個人ベスト1位!(9/4にリリースだったかな? 写真がブレてしまった。失礼。)

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 ニジェールからやってきた砂漠のブルース・ロッカー、オマラ・モクタル・ボンビーノ Omara Moctar Bombino。隣で観ていたマレウレウのお嬢様たちもオマラを見つめて「かっこいい!」を連呼。

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 オマラをもう一枚。ファッションとパフォーマンスには50年遅れのロックスター??ってな感じのところもあったけれど、心地よく踊れた。

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 オマラの演奏の最中、ステージ袖でカウシキ Kaushiki Chakrabarty Desikan 姫がそれをにっこり見つめていたので、その笑顔に釘付けになってしまった(こっそり撮影したけど、非公開にします)。と思っていたら、ステージに出て来て挨拶するサプライズ!

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 ビッグスマイル!

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 トリはアマジーグ Amazigh Kateb。橋本委員長がインタビュー。「ぜんがぜんがシャツ」も今ネットで話題になっている?

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 アマジーグ、5年振りの日本でのパフォーマンスに周囲は感動していた。

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 そして、彼も、ビッグスマイル!

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 アマジーグをもう1枚。ゲンブリを演奏する姿も絵になる。

 最後の方で雨がぱらついてきたけれど、スキヤキ特製ビールを何杯もおかわりしながら踊って大満足でした。



 22時から屋内のクラブステージ(50人も入ったら満杯になってしまいそうなヘリオス喫茶店)に移動して2セット。昨年は福野のホテルが取れず高岡に宿泊したため、クラブステージは観られなかったのだった。

 最初に演奏したのはキヨシ小林。マヌーシュ・スウィング(ジプシー・ギター)スタイルのウクレレ・ソロで、こんなウクレレ演奏など聴いたことがない。インプロビゼーションとしては3日間を通してこれが最高だった(聴き入ってしまい写真は撮らず)。もっと聴きたいなと思っていた頃、富山空港からの連絡バスを出迎えに出る。

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 会場に戻ってほどなく登場したのはマレウレウ Marewrew。カウシキとアマジーグに次いで生で聴けることを楽しみにしていたのが、このアイヌ・コーラス4人組なのだった。けれど、白状すると移動疲れとすでに深夜だったことなどもあって、集中して聴くことができなかった。勿論、彼女たちの歌声は最高だった。いつものごとく、どこまでも心地よい子守り歌。

 野獣化して吠えるオマラのバンドメンバーが、マイア・バルーに嗜められる一幕も。

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 アイヌのネーネーズ(いや、アイヌのかしまし娘)たるスピーチが、3月のマレウレウ祭り(大阪)の時より少なかったのはやや残念(というのは本末転倒か?)。その大阪の時よりも遥かに良くて驚かされたのはムックリの演奏。1日の疲れが吹き飛んでしまいそうになるくらいの驚きの音響だった。

 マレウレウのライブが終わったのが深夜24時半。フェス本番の初日から長い1日だった。




 (2011.08.27 記)

 (続く)





by desertjazz | 2011-08-19 23:03 | 音 - Festivals

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