2011年 09月 30日
◇◇◇ 2011年9月の読書 ◇◇◇
93) 橘玲『大震災の後で人生について語るということ』
94) マヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』
95) 谷崎潤一郎『刺青・秘密』
96) 猪俣良樹『植民地を謳う: シャンソンが煽った「魔性の楽園」幻想』
97) 今福龍太『レヴィ=ストロース 夜と音楽』
98) サカキマンゴー『親指ピアノ道場!』(再読)
99) 亀井勝一郎『大和古寺風物誌』(再読)
100) ジョージ・G・スピーロ 『ポアンカレ予想 世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者』
101) エクスナリッジ 編『ふしぎの国のガウディ』
102) 入江正之『ふしぎの国のガウディ 建築図鑑』
103) 浜松市楽器博物館 編『企画展 親指ピアノ 図録』(再読)
104) 麻倉怜士『高音質保証! 麻倉式PCオーディオ』
105) トマス・ピンチョン『V.』(上巻)
106) 村上春樹『雑文集』
今月は15冊読了(図録的な本も含めて)。ここ半年間小説はほとんど日本のものしか読む気にならなかったのだが、最近になってようやく海外の有名作をいくつか読み終えられた。相も変わらず怠惰に過ごしてしまった時間が多くて、もっと読書できたはず、という反省もあり。
CDやレコードはさほど聴いていないものの、音楽書もボチボチ読んでいる。親指ピアノの本を読み直したのは、サカキマンゴーの新作 "oi!limba" に刺激を受けてのこと。新著もあれこれ買っているが、拾い読み程度で済ますものが多い(こう書くと、後で「さて、何があったか」と思い返すことになる。読了した本だけリスト化することの限界)。
それぞれについて簡潔に感想を添えておきたいとも思うのだが、ひとことツイートしたものから再構築するのも億劫で、書く時間が惜しくて次を読み進めてしまう。
特に面白かったのは 105) と 106) で、どちらもほぼ一気に読んでしまった。あとは、95)、96)、98)、99)、100) あたり。逆に読み始める前の期待に届かないものもあった。
#
#
#