2011年 11月 05日
日記:Back to Tokyo

先週は4泊5日で東京滞在。
・書店:渋谷の丸善ジュンク堂でじっくり書籍探し。他には青山ABCなども探索。今調べているいくつかのテーマに関する資料を探し続けてるのだが、適当なものがなかなかない。他の方法も考えてみる必要がありそう(なのだが、行き詰まっている)。
・読書:読んでいたのはアゴタ・クリストフの『悪童日記』など。カズオ・イシグロの再読もやっと開始。『悪童日記』は続編に入って様々なことが一変し、ちょっとした衝撃を受けている。
・レコ店:渋谷のタワーレコーズやエル・スールで収穫あれこれ。"OPIKA PENDE AFRICA AT 78 RPM" 4CD や "GUACO 1978-1983" 6CD など。探していたディスクもいくつか入手できた。"OPIKA PENDE" は少しだけ聴いてみたが、じっくり聴いてレビューを書いてみたくなる素晴らしいリイシューと言って間違いなさそう。
・映画:観たのは、『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独』(渋谷UPLINK)と『ゴモラ』(渋谷シアター・イメージフォーラム)の2本。グールドはほとんど音しか聴いていなかったので、彼の女性遍歴などについては知らなかった。後者は確かに『シティ・オブ・ゴッド』を連想させるインパクト(プロットが整理し切れていなくて分かりにくい、という印象を受けた)。
・美術館/博物館:珍しく是非観たいと思うものがなかった。新宿の IKAT展だけはギリギリまで迷ったが、結局パス。
・食事:渋谷アユンテラス(インドネシア料理)、銀座ラサ(マレーシア料理)、渋谷バルバドス(アフリカ料理)などで手頃な値段のエスニック料理を食べ歩き。こうした店が関西にもあるといいのだが、残念ながらまだ見つけられない。
・百貨店:時間調整に、有楽町にできた阪急メンズ館に入ってみた。もちろん何も買わず。眼の保養にはなった。
そして、、、
アドリアーナ・カルカニョット東京公演(11/2 有楽町よみうりホール)。アドリアーナの声とパフォーマンス、ドメニコ(ドラム)のテクニックと独創性、端正なサウンドと遊び心溢れるアイディアの数々、そうしたいずれにも感動してしまった。また凄いものを観せられてしまったと思う。やっぱりブラジルは文化大国、その懐はとても深いなぁ。
日程はかなり緩めにしたものの、音楽も映画も本も密度が高いものばかりで、圧倒されっぱなし。今は相当に脱力状態です。(なので、ディクス紹介やコンサートの感想などは少し休んでから?)
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