2011年 11月 21日
Break Time:大阪プライス/フレンチ・プライス
カズオ・イシグロの再読は最難関の『充たされざる者』を終えて、もしかしたら個人的には一番好きかも知れない『わたしたちが孤児だったころ』と最高傑作『わたしを離さないで』へ。いよいよ楽しみが膨らんできた。けれど、3週間読み続けてさすがに疲れたので、その前に一息つきたい気分。ちょっと良い酒を飲みたくもなり、会員登録している心斎橋の酒屋へ。
大阪市内でも最大規模?のこの店、改増築してのセールが昨日で終わったばかり。やっぱり昨日までに来たかったなと思いながら、モルト・ウイスキーを2本選ぶ(最近話題となっている新進 Kilkerran の 'Work in Progress' のセカンドと、スモーキーなテイストと香りが好きな Ardbeg を選択)。試しに「もう通常価格なんですよね?」と訊ねると、「(セール価格で)対処いたします」との返答。結局、昨日までの割引価格にして下さった。
そういえば、今住んでいるマンションも契約時に値切り交渉すると、期待していた以上に安い金額を提示された。関西では何でもダメ元で言ってみるもので、賃料も値切るのが常識だという。こんなところが関西/大阪の良さなのかも知れない。
今日はレコ店にオーダーしていたCDがまた一個口届いたのだけれど、開封してみると中にはサービスで1枚余計に入っていた。これ聴いてみたかったんだよな。
パリ(バルベス〜シャトールージュ)でもマルセイユ(ベルザンス)でもCDを10枚買う度に1枚プレゼントしてくれたことを思い出す。こうしたことは何もフランスのCD店に限ったことではない。
考えてみたらこの類の経験はいくらでも思い出せる。かつて、一度も酒代を払ったことがない行きつけの飲み屋というのさえあった。
けれども、こんなことをされる度に、またここで買ってあげよう、知り合いに紹介しようと決めてしまう。単に自分は乗せられやすいだけなのかもしれないのだけれど…。
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